黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

意外と業が深かった

2012年05月22日 19時43分55秒 | Weblog
5月22日分。

 毎度。まだ若干脚に軽い違和感はありますが、まあ昨日ほどには影響が残っていないようで一安心。幽霊です。多摩湖まで往復30キロちょっと、途中軽めのヒルクライム込みを自転車で走ってきたもので、日頃の運動不足がもろに表へ出た形ですね。
 また今週末も、天気の都合次第ですが、出られるのであれば走りに出ようかどうしようか。

 我ながら、自動車やバイクにはさしたる興味が無い割に、妙に自転車にだけは入れ込む傾向があります。一応は運転免許証も持ってはいるんですが、車を運転することに興味が全く向きません。で、結局年単位のペーパードライバ状態になって、現在無事故無違反でゴールド免許に。そりゃまあ、乗らなきゃ事故も違反も起こしようが無い、と。
 思い返してみれば、中学生くらいの時点で、確かパナソニックのMTBか何かに乗っていたような記憶がうっすらと。フロントにのみサスがついたもので、ルック車だったのかもしれませんが、今で言うMTBベースのクロスバイクに近いものだったのかも知れません。その後少し間があって、高校時代にジャイアントのフルサスMTBに。大学時代もある程度までそれに乗って、これは盗難か何かでロストしました。
 ジャイアント以降しばらく間が空いて、社会人になった当初は無印良品の普通のシティサイクル……だったんですが、どうも物足りなくてZEENのビオシスというタイヤの細いものに乗り替え。それでもイマイチということで、ルイガノのTR-LITEの2007年モデルに変わりました。このTR-LITEは途中でタイヤをより細いものに履き替えて四年くらい乗り、去年に盗難されて終了。冬が終わった辺りで我慢できなくなった結果、この間にビアンキのROMA2を買ったという遍歴になります。
 こうしてみると、割に昔から何かしら乗っていたわけですね。中学生以前に乗っていたものは、全く思い出せませんが……。もうその頃から、あまりママチャリ的なものには乗らなくなっていたようです。そーか、そんなに昔から業が深かったのか、自分。

 自動車やバイクではなく自転車である理由、というのは……正直、自分でもよくは理解していません。とりあえず、実利的なところでは、都心部近くで自動車持っててもコストばっかかかるしなーという思考があって、まあ駐車場代とかガソリン代とかもかからないし良いよね、とか。自動車もバイクも、そのフォルム・機能美的な部分は好きなのですけれども。自分で乗ろう、という気分は湧いてこないのです。
 何となく思うのは、自転車なら自分でコントロールしているという感触が得られる、自分の限界が素直に見えてくる、という部分が大きいのかなと。自分の手で操り、自分の脚で走るもので、走る結果を自分の目と耳で直感的に把握できるものだから。多分、私が出来る手持ちの趣味やらの中で、コレが一番「生」の感触に近いものなんじゃないかな、と思うのです。
 ついでに、走っている間はただひたすら前に向かって走ること、路面のコンディションを読み取ることを延々考えているだけなので、頭が空っぽになります。その感覚が好きだから、という部分も大きいか。実のところ、私が歩くのを好むのも、この辺りが起因している気がします。歩くというのは、一番原始的な、自分で制御の出来る手段ですし。
 それ以外の部分でもきっと、私が自分でも理解できていない自分の好みなり方向性に、大なり小なり影響のある概念でもありそうです。自分の中で突き詰めていくと面白そうではありますが、まあそれは別の機会にでも考えてみるとしましょう。

 ではでは。ひゅう、どろん。

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