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つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

駅伝

2017-01-02 06:32:45 | エッセイ

2017年、明けましておめでとうございます

元日のニューイヤー駅伝、テレビの前に釘づけになりました。
箱根駅伝を走った選手たちが社会人になって大活躍でした。
特に4区を走ったトヨタ自動車の服部君、青山学院の神野くんたち。

私は4年前の箱根駅伝、『服部勇馬・弾馬君兄弟』の情景を
思い出しながら勇馬君の走りを見ていました。

今日の箱根駅伝も、弟の弾馬くんがきっといい走りをすると思います。

 

エッセイ 箱根駅伝  課題 【信・不信】    2014・1・24の作品です。

お正月は、1日、社会人のニューイヤー駅伝、2日から3日は箱根駅伝を見る為、テレビから離れられない。
今年は、優勝校東洋大学の服部勇馬君2年生、弟の弾馬(はずま)君1年生の兄弟ランナーが印象に残った。

兄の勇馬君は、去年初めて箱根を走り、今年は往路の2区を走った。
その晩、明日復路の7区を走る弟の弾馬君から足首に違和感があるとの連絡があり、宿舎に駆け付けた。

控えの選手も呼ばれ、最終的には次の日の早朝練習の状況をチェックし、監督がゴーサインを出した。

走り終えたインタビューで
「走り出したら痛くなかった、精神的なものだったのでしょうか、
兄貴のおかげでラストも踏ん張れました」と、区間賞の走りをした。
「待っていてくれたお兄さんは何と言ってくれましたか」の問いに
「泣いていました」とあっさりと答えた。

熱い答えを期待しているのに淡々とした表情、家の二男と似てるなと思って笑ってしまった。

後の報道によると、兄は「棄権になってしまったらどうしようと、僕の方が不安で眠れなかった」と涙を流したとか。

応援の目標は順位だが、そればかりではないそれぞれのドラマに心が震える。
前回の結果に納得せず、リベンジの走りをする選手、4年生最後の年に初めて走る選手。
余命を宣告された母親に、寄り添っていた方がいいのかと、進学に迷った選手の走り、初めての大舞台に挑戦する1年生。 
アパートに風呂がなく、学生寮の風呂に入って帰り風邪を引き、最後の選考に漏れた選手、今しかない、若者の思いを見つめる。

いろいろな思いも一緒に、箱根駅伝を走る選手たち。
そして、その後のニューイヤー駅伝で再会する。

 

 

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