年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

カゴメのラブレ飲料

2006年03月23日 | 宅老のグチ
22日、カゴメの乳酸菌飲料のお詫び広告が新聞に載っていました。植物性乳酸飲料ラブレが予想以上売れて欠品とのこと。
「 ラクトバチルス ブレビ ス サブスピーシス コアギュランス 」が
ラブレ菌の正式名称です。通称を「 ラブレ菌 」と言います。
2~3年前でしたか京都の漬物の(すぐき)から特色ある乳酸菌が発見されたと漬物の業界紙に記事がありました。やっと、一般向けの商品になったと思えば、同じ日にキッコ-マンがラブレ菌を使った商品「ラクベジ」を発売したこと。日経産業新聞の記事に出ていました。
乳酸菌には、「 植物性乳酸菌 」と「 動物性乳酸菌 」の2種類があります。野菜や穀物など植物性素材を発酵させて、漬物や味噌を作る乳酸菌を「 植物性乳菌 」といいます。乳など動物性素材を発酵させてチーズやヨーグルトを作る乳酸菌を「 動物性乳酸菌 」と呼んでいるそうです。
動物性乳酸菌と比較して、漬物の(すぐき)から発見した酸や塩分に強く、胃液や腸液に耐えて腸内で生きぬく力が非常に強いのが特長だそうです。
早速、吉永小百合にだまされてコンビ二で買い飲みました。飲んだ感想は「ヤクルト味」だった。漬物の塩味なし。原材料には、植物素材(りんご、にんじんエキス、大豆飲料、ジンジャー、ライム)を使用していて、普通の飲みやすい若い人向けの飲み物だった。なお、良いことはミルクアレルギーの私はカゴメの製品を飲んでお腹がゴロゴロになりませんでした。
野菜や穀物を発酵させて漬物などを作る植物性乳酸菌は、酸に耐性があり、ミルクを発酵させチーズなどを作る動物性乳酸菌よりも胃や腸内での生命力が約十倍強いと言われています。
 漬物の乳酸菌はラブレ菌以外もあります。どんどん研究してください。
余談 カゴメの吉永小百合に対してキッコ-マンの「ラクベジ」の宣伝のタレントに誰がいいのかとの話で倍賞千恵子ではないかとまとまりました。お腹がゴロゴロするミルクアレルギー日本人に良いでしょう。
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