記録的な暑さで、梅干の売れ行きも記録的だった。ただ結論から言うと復活した梅干通販で月遅れの中元が終わるまで製造が追いつかず、旧盆休暇が終わり、贈答梅干製造も消え、あっという間に在庫が豊富となり、仮需要も消えた。猛暑がまだ続いていたのでかなり驚くが梅干メ-カ-のアオリもあった気がする。
築地も8月から9月になる。場内各所で年末の大掃除のような風景が見える。気分は年度末。私物の分別をやらねばならない。
記録的な暑さで、梅干の売れ行きも記録的だった。ただ結論から言うと復活した梅干通販で月遅れの中元が終わるまで製造が追いつかず、旧盆休暇が終わり、贈答梅干製造も消え、あっという間に在庫が豊富となり、仮需要も消えた。猛暑がまだ続いていたのでかなり驚くが梅干メ-カ-のアオリもあった気がする。
築地も8月から9月になる。場内各所で年末の大掃除のような風景が見える。気分は年度末。私物の分別をやらねばならない。
本来なら築地市場が無くなるという感傷に浸るのだが実際は前例のない引越しで気分はバタバタ。いきなりフロンガスの問題が出てきて、冷蔵庫等のガスの記録が無い。何回も室外機や室内機を交換し、業者も変わっている。過去は記録の必要性を感じていなかった。一般家庭で記録をつけている人はいるのだろうか。・
粗大ごみの回収があるとは知らなかった。分別の必要性があるのだろうか。それも11日から始まる。どんな量になるか誰も知らないが予想はしている人がいる。東京都のゴミ予算が出るという。引越し前に物を処理し空間を空けねば引越し荷物を置けない。
築地市場内の事業所からの紙ごみ排出の仕事が始まったようだ。これから休市前には目立つだろう。9月11日から粗大ごみの回収が始まる。22日まで。8月も終わる。9月の請求書を出せば移転に向けて築地市場が動き出す。13日の豊洲市場の開場式の後テレビ報道はどう変化するのだろう。
先週から続いている誰もいなくなった築地市場のごみの問題の会議がある。既に後の問題の時期となった。先週ネズミの被害状況の調査があった。誰もいなくなり食の安全の問題から毒物のよる築地市場のネズミ駆除があるのだろうか。かなりの跳躍力のあるネズミを場外に移動することを阻止できるのだろうか。
豊洲も大変だが築地の跡地も大変だろう。廃墟となり更地のなるまで誰も見たことの無い風景となる。
今新橋から築地市場への都バスが走っている。このバスは全国でもまれなバスで目の不自由な人でも築地市場行きを確認できる。それは都バスの中は魚の匂いで気がつく。混雑時を除くと築地市場の中心に都バスが止まる。豊洲市場は水産部仲卸のところと青果部の中心部に止まる。どの様な回遊になるのだろうか。本来なら新橋豊洲間は今より数分余計にかかる予定だったがこれからは30分以上余分にかかるだろう。このことはオリンピック選手村の跡地の住民の通勤に負担が出るかもしれない。
青果門・青果東門・青果南門とかの名称がある。正門とか豊洲大橋門とか慣れない名称から行き先を聞いてくるドライバ-が増える気がする。青果東門はガソリンスタンドのある門で一番説明しやすいかもしれない。ここにコンビニが出るという。後は築地市場内にある飲食物の販売店がどこに拠点を設けるのだろうか。今から自販機の拠点争奪戦が始まるかもう終わっているのだろうか?
豊洲移転の一番は引っかかるところは築地大橋の上り口と言う。ここの混雑化回避で移転初日は青果部で水産部は後の日程と言う。つまり青果は二日で荷物の引越しをすることとなる。想定と異なる状況になればどうなることやら。今まで火事に対応したので多分何とかなるだろう。
在庫の賞味期限と得意先の理解で備蓄を進めるしかない。安定した状況になるには10日もあれば何とかなる。それより新市場見学の対応が想定できない。一日3万人ほどの市場関係者が来るのに慣れない人ばかりで混乱するだろう。
あまりに忙しかった8月。過去の歴史にも無いと和歌山の梅干メ-カ-の営業が言っていた。例年7.8月はみんなで交代で休みを取るが、今年はそんな話も消えた。過労気味で築地の古い設備は露天と同じで熱中症になりそう。二人ダウンした。ようやく梅干も安定した入荷で落ち着いたら台風騒動。秋田の漬物もこの季節に出ると予想外。
何があっても築地の最後の夏はもうすぐ終わる。
また台風20号がやってきて、コ-スの東の紀伊半島の被害が懸念される。過剰になった梅干在庫も入荷が止まるかもしれない。天候不順で成果物の価格の乱高下が激しい。この後豊洲への引越しが控えているのでどうなることやら。
開き直りが許されるのは大田青果市場があるかもしれない。今月に農林水産省の認可が下りるまでじっと待つしかない。
築地市場で30年以上前は、都内の小学校高学年の社会科見学コ-スで午後になるとバスが連日数台やってきていた。隣の引っ越した朝日新聞見学もあった。ところがいつの間にかバスが来なくなった。あまり社会科見学に適さないところとなってしまったようだ。替わりに外国人観光客が時差ぼけ解消の無料で入れ、江戸時代そのままの風景が見れた築地の魅力を知るようになった。フジヤマ・ゲイシャの世界を築地で見つけたようだ・当時は今と違ってカタカナの屋号も無く全て日本人しかわからない世界だった。別世界でもあった。勤務時間も世間とは異なっていて、昼間からアルコ-ルを飲んでも良い世界であった。
9月から観光客の締め出しが始まる。9月13日豊洲市場開場式のあと、一気に移転行動に移る。豊洲ではガラス越しで市場内を見学できる。多くの小学生の社会科見学の復活となるだろう。
表向き豊洲移転の日時は10月6日からだが前回の引越しより、人手不足が激しいので築地市場の立ち入り禁止が延びそうだ。ただ環状2号線仮設道路関係は10月11日には封鎖されるようで厳しい通告があった。
前回の豊洲移転日程では引越し当日の夕方には旧築地市場の電源遮断となる予定だった。今回はどうなるか不明だが前回ほどではない気がする。真っ暗な築地市場は経験していない人は暗さに驚くだろう。
急激な気温低下で過剰在庫となった盆休の処理がすすむ。今週は在庫処理で暇になるが食欲回復で忙しくなるかの分かれ目。本格的な引越し準備が始まる。得意先に9月末からの在庫調整をどの様に伝えるかが問題となる。これから築地場外市場の人たちの去就が問題表面化するだろう。幸運にも人手不足で築地で働く高齢者の再就職も簡単のようだ。数年前なら不安の声が多かったが経営者を除くと不安は無い。出戻りも容認される時代となった。多くの築地内の転職で食のこだわりが伝わる。
まだまだ暑いと思っていたら北海道で初雪と言う。季節の進みが一月速い気がする。梅雨明けも早く秋も早いようだ。盆前の梅干注文が製造の遅れでこれから入荷する。多分倉庫が梅干であふれる気がする。これから在庫を減らして引越し準備をするのだが梅干需要の縮小でどうなることやら。全ては残暑待ちとなる。秋の商材がどんどんス-パ-に並んでいる。
今朝の夜間の気温はク-ラ-がいらない20度くらい。
野菜が高いようでTVが騒いでいるが気温が低下し、遅れた作柄が回復すればあっという間に価格は下がる。選択肢の多い日本では空輸という緊急手段ががある。それでも残留農薬で輸入リスクがある。農薬を指定しなければ日本への輸入は危険。後始末は日本の物価で処理となる。今の日本でのごみ処理料はかなりの金額となる。
昔は何も考えないで築地のごみとして出していた。
休市の16日。豊洲移転造作相談室から留守電が入る。東京都の職員は稼働中。これから本格的に豊洲移転に走る。数年以上京橋税務署の調査が入っていない。豊洲は江東税務署の管轄だから今築地を調べても江東税務署の成績となるのだろうか。京橋税務署は明治期歌舞伎を上演していた所に建つ。銀座などの税金を取るところが多く、細かい築地を調べても無駄と考えているのだろうか。江東税務署は京橋税務より暇そうだか頻繁に来る気がする。