年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

デザインが問題になるかも

2023年06月30日 | 宅老のグチ
台東区立中央図書館で関東大震災と復興という企画展を開催している。カッパ橋の道具街の外れにあって、いつも台東区の郷土資料の本を読んでいるとこだった。展示物の広さは3畳にも足りない場所だが、関東大震災では台東区はそれなりの被害がある。浅草寺周辺は殆ど焼け野原。
 ここで参考資料を手に入れる。震災の企画は各地で行われている。次は荒川区の吉村昭記念文学館で展示物を見たい。
 浅草から前に東京大空襲の記録映画を観た森下5丁目の慰霊碑を目指し、浅草線から蔵前駅で大江戸線に乗り換え両国で途中下車。前に訪問した時、慰霊碑の花壇が植栽中で不思議な形の絵だったので再度確認のため、横網町公園に行く。花壇は江戸川区の中学校の図案だった。でも震災の図案でなく3月10日の戦災の図案という。9月1日にはこの図案と違う植栽になるという。震災記念日は白菊なのだろうか。
 花壇の側にあるデザインと期間の説明は花火という。8月一杯のようだ。

 最初見た時は植栽工事中で何か旭日のデザインに似ていると思った。この慰霊碑の隣に関東大震災で虐殺された朝鮮人の慰霊碑がある。今でも人数ははっきりしない。中国人と日本人も理由なく殺されたこともあった。まだ100年しか経ってなく震災戦災の記憶のある人からクレ-ムが来る予感がする。
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旧安田庭園で思ったこと

2023年06月29日 | 宅老のグチ
陸軍被服廠(墨田区横網公園)で関東大震災時に4万人ほどの焼死者が出た。それを描いた絵もあるがイマイチ納得が出来なかった。それが皇居前広場に避難した人たちの写真を見て納得した。彼らは堀越しの先にあった帝国劇場、警視庁が燃えるのを見ているだけだった。多くの震災避難民は江戸時代の火事の時のように、家財道具を大八車に積んで避難したことが写真から見える。江戸・東京(明治からも)は木造家屋が多いから言い伝えで家財を積んで逃げたのだろう。陸軍被服廠では堀で囲まれてなく無く、川だけの防御しかなく火炎で大災害となってしまった。東京都復興記念館で展示で9月1日に台風が日本海にあって南風が吹いていたという。なんという不運。多くの非難民の選択によって生死が分かれた。皇居前と上野公園は生き残りが多い。神田佐久間町の一角だけがそのまま残った。なぜだろう。千代田区の図書館で聞いてみよう。
 
 陸軍被服廠 跡を出て都営の地下鉄を地図で探すと、まだ一度も入ったことのない旧安田庭園に気が付いた。清澄庭園より小さいので、震災時には避難場所として役に立たなかったようだ。旧安田庭園は平日であったのでほとんど異国人観光客だった。刀剣博物館は高いので入らず蔵前橋を渡り、都営浅草線蔵前駅から家に戻る。
 新聞を見ると三菱UFJ銀行が社有の土地を地域の住民に開放するという。何か今後の企業の方向性を感じる。今まで企業は投資先が見つからない時、資金を貯めたり。土地購入をしていたが、目先の利益を追うファンドの人たちによって意識を変えられそうだ。つまり不動産が不動で無くなり、浮動産へ向かう。それも流動性の高い大都市だけだろう。
 土地神話がバブル崩壊で消え、今は官の力が衰え少子高齢で財政の大部分が福祉で消える。安定した仕事が高齢まで保てない。つまり年々ドラフトで新しい選手が野球の世界に入るが、ほぼ同数の人が退出する。それと同じように企業もなってきてさらにITの進歩で昔のソロバン時代の技術が役に立たない。
 親が想定した人生プランが世界基準の考え方で破壊される。中国の大学卒業生が就職難という。日本も同様だろう。これからは就職しても向上心が無いと10年でリストラになるだろう。手持ちの社員を再教育していると間に合わない。昔はマネして追いついたが今は良い企業は売られる。そして手にした金で次の起業へ向かう。この速さへ農耕民族はついてゆけるのだろうか。

 日本の基本思想は農本主義でこれを把握していないと、災害時に理性的でない行動が復活することを忘れる。竹久夢二の震災スケッチでそう思った。阪神淡路震災ではなぜ暴動が起きなかったかの検証本があったら読みたい。世間的には大正時代より進んだというがウクライナのように戦争が始まれば言論統制で憎悪を創生する。ある日隣人が敵となるや、殺し合いとなる。コソボもそうだった。民族対立は血縁を破壊する。
 いつか突然に自分も殺人者になるかもしれない。正当防衛ということで。天変地異は恐ろしい。
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100年の重み 横網町公園(陸軍被服廠)

2023年06月28日 | 宅老のグチ
今年は関東大震災から100年になる。キムチの日本においての普及の歴史を語るには震災と震災後の様子を知らなければならない。まだまだ解明できていないと感じるが特に風説に関して記録と記憶が膨大でまだ整理できていないと思う。それでもわずかに残った映像から当時の様子が解かる。
 都営大江戸線両国駅で降りて、工事中の江戸東京博物館を過ぎると、日大一高、第一ホテルの次が横網町公園となる。3月10日にもこの地を訪問し、祈った。東京都復興記念館は来月から8月31日まで改修工事中となる。
 記念館で展示物を見るが、ここは二回目で記憶が薄れ、記憶の上書きをする。
多くの展示物は報道されていて新たに気になったのは竹久夢二の震災被災地の子供の自警団遊び。
 子供たちの一人を日本人じゃないと決めつけ、竹やりで殺すマネをする。そして泣くまで殴る。
 当時の大人の心がここまで浸透していた。
2階に昭和20年3月10日の空襲の展示があって、上野の山から城東方面はガレキの平原となっていた。銀座は和光のビルが今のままで写真に残る。
学童疎開の記録でいじめが酷いことを知った。どうやら親へ出す手紙は検閲があって、みんなで仲良くしているという手紙しか出せなかったようだ。軍隊の中での検閲は常識だったが学童疎開で検閲していたことを知り、さらに食料不足から階級もあったという。これは江戸時代の牢名主のような仕組みで地獄の沙汰も金次第が学童疎開で金次第となっていたのだろうか。
 ある日突然に親を失えば孤児となる。美少女が焼け残り地から拾ったものを売っていて、売り尽くしたら体を売るのかという記述が見えた。
 平穏な生活が一瞬で消える。

 やはり震災は先の戦争への第一歩と感じる。多くの特攻兵士は大正10年代から昭和の初めの時代に生まれた。
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東京新聞2023年6月25日の墓じまい記事で

2023年06月27日 | 宅老のグチ
都電荒川線で訪問した雑司ヶ谷霊園・島村抱月墓地の墓じまいの記事があった。この記事と同じような消えた谷中霊園の墓(関藤藤陰)を知っている。この記事が墓じまいを詳細に書いてあって、島村抱月の墓が手入れされず荒れている様子が見える。
 少子高齢化の別の世界が明らかになった。遺族の住まない地域にある墓は荒れる。その事象をどう判断するか子孫の意思で決まる。もう大正時代は大昔となりつつあることを知る。今の高齢者は子孫に負担のある不動産(地方の実家)の処分から始まり、墓参りできない墓、荒れ放題の墓に想いを寄せ、子孫の負担になりそうな家財道具のように墓を見るようになったのだろうか。檀家制度が都市へ行った人の負担と感じる。日本人の子供が77万人しか生まれないという記事の中で今毎年150万人ほど死者が今後50年程続くという。移民が無ければ地方の県の人口が毎年消えるということになる。
 谷中墓地を歩くと、明治の昔に活躍した人の強大な墓を見るとどう維持しているのだろうか。維持は意地なのだろうか。
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今バブルに入りつつあるのか?

2023年06月26日 | 宅老のグチ
東京の経済指標はバブル前夜に似ている。前の昭和の終わりから平成の初めの記憶では大学生の青田刈りと言って、就職内定者を囲い込んでいた記録からすさまじさを知る。
 漬物業界でも週間誌に書かれた業者は土地とビルを担保に次々と不動産を増やし、週刊誌の記事で売り上げの二十倍の不動産を所有するまでになった。バブル崩壊後次々とビルは消え、営業を分離し、今に至る。
自分の記憶ではバブル時の不動産の価格の上昇は金融機関の姿勢にあって、個人の才覚では無理がある。最近不動産価格が上昇しているが、大きな都市だけでバブル期のようなゴルフ会員権上昇による山林等の上昇に至っていない。特にゴルフ場開発は会員権販売が銀行の融資姿勢から多くの損失者をもたらした。自分はゴルフ会員権の販売を見ていたが、あれほど価格上昇時の時のにこやかな顔の記憶が残る。ブームが終わり預託金の凍結から、借入金で会員権を買っていた人が苦しくなったようだ。NTTの株式新規上場騒動で騒いだ時もあった。ゴルフ場のキャディーさんの求人で通勤用の軽自動車の貸与ということもあった。会員権を一枚販売すれば元が取れると。
 平成の長い低迷から、政府の主導で国民の貯金を将来不安を煽って、貯蓄から投資に向けさせようとした。しかしバブルの傷と記憶が酷かったことを政府は忘れていた様だ。政府の政策の国民の不信感はマイナンバ-制度への不信感につながっていて、金銭で普及させようとしても、入力ミスでゴタゴタが続いている様だ。
 このマイナンバ-カ-ドを普及させるには国民健康保険証に写真を義務化し、マイナンバーカードなら無料とし、国民健康保険証等なら運転免許証のように有料化し、継続的に今までの健康保険証を使えるようにすればよかったと思う。身分証明書に写真付きのカ-ドはあれば番号紛失を気にする人は助かる。運転免許の更新料は2500円なのでどう判断するかは政治の世界。
 今度のミニバブルはどこに被害者が出るのだろうか。高齢町医者が新規の医療器械を入れることにためらい廃業することを選びそうだ。近所の古い調剤薬局が店を閉めた。栄枯盛衰は世の習い。
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南九州市知覧特攻平和会館には沖縄に特攻した海軍兵士は祀られていない

2023年06月25日 | 宅老のグチ
台湾から沖縄嘉手納沖に特攻した叔父の会合で鹿児島県南九州市にある知覧特攻平和会館 には陸軍の特攻兵士だけが1036人が祀られている。知覧航空基地より沖縄に向けて特攻した海軍兵士は祀られていないという。海軍特攻兵士は今の鹿屋の自衛隊基地内に祀られているという。
 どうも調べると海軍と陸軍の対立は戦後にもあって、知覧の慰霊は陸軍関係者が意地で戦前の特攻の報道が海軍の方が多かったことから来ているように思える。同じ特攻死で知覧は有名な平和教育の場として使われる。昭和20年の春頃には海軍の予科練に合格しても空に飛ぶことが出来なくなっていて様々な特攻兵器の訓練報道が海軍が多いと感じる。特攻死は人数的にははるかに海軍の方が多いのだが鹿屋の基地内の訪問者が少ないと感じる。
 会合で日本の記録に対する考えが薄く、終戦時に多くの書類が廃棄、焼却された。今では言い伝えしか残らず、間もなく記憶の伝承が消える。その様なことが今でも続いていて、勝ち組も記録の保管意識が薄く、後の人たちを悩ますだろう。個別の事実が残るし記録もあるがどうしてそうなったかの記憶の伝承が消える。

 いま築地場外市場が築地市場が消えていても非常に混んでいる。あの築地市場が消えて跡地開発を主張していた人たちの予想外のことに驚いているようだ。
 新旧交代が豊洲市場とコロナでもたらせたと思う。これからガチ中華の料理人がどう入ってくるか気になる。中華の料理は加熱が基本で日本料理は生が基本。火事の多い築地は気になる。
 
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生梅の季節で今年は2割安い

2023年06月24日 | 宅老のグチ
新聞の青果物相場の報道で生梅が安いという。この時期には料理番組等で生梅を利用したカリカリウメ、梅干し等があって青果売り場の中にセットされた梅仕事用売り場が作られる。今年は3年か4年ぶりで梅が豊作となりそうで、比較的小粒と感じる。まだ青果売り場には青梅が多いが徐々に熟した梅が出回るだろう。
 梅の売れる時期は、梅雨明けからで普通の夏なら8月20日ぐらいで売り場が縮小となり、9月に入れば隅になる。
食品の値上がりが続いているが梅の価格改定は10月なので今年は値上げ無しと見ている。
 ただ産地の人手不足と競合産業の人件費の増大は価格改定が来ると思う。不用意の値上げは駅弁等の需要が多かった時に弁当業者の梅干し外しで赤小梅の消費が激減し、衰退してしまった。今は日の丸弁当と言っても、絶滅用語となってしまった。小梅を植えていた農家は肥料の投入を惜しみ、手入れも怠りして、さらに放置梅林から病気等が移ったりして、小梅自体が実を取るより観光花見となった気がする。
 漬物の需要は意外と気まぐれ。激減があった後に復活したこともあった。
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沖縄戦の終結の日に

2023年06月23日 | 陸軍特別操縦見習士官1期
沖縄本土の組織抵抗が終わった前日に叔父の沖縄特攻の気持ち整理が昨日終わった。台湾での特攻出撃前の宴会が花蓮港の陸軍基地付近の新川酒店で開催され宴会の記念写真が父の写真帳に残っていた。長い間不思議な集合写真の意味がようやく解明され、本になった。記録が消えた叔父の軌跡がこれで一段落となった。
台湾の八塊陸軍飛行場から32名の特攻兵士が沖縄に向けて飛びたった。
 叔父たちの名前は知覧に記録があるが出撃が台湾であることを知られていない。この最後の晩餐と言うべき記念写真はいずれ特攻慰霊会館に寄贈しようと思う。前列の隊員は厳しい表情で後列の隊員はふざけている姿が見える。多分湿っぽい雰囲気を吹き飛ばそうとしているように見える。
 叔父たちの台湾組と知覧からの出撃組との共同作戦で5隻の米軍艦船が破壊された。
アマゾンの日本のサイトで検索すると3年前は900円もしないで売られていて、1ドルが150円近くなると高くなった。

The Death of the 808: The True Story of Lst 808 ペーパーバック – 2018/2/7

英語版  William R. Bell (著

ペーパーバック
¥2,735 
The drama and history of LST 808 as she made her way though the south pacific toward her demise during the battle for Okinawa. Possible the only ship in the fleet to be sunk twice by the Japanese.

この本には5月20日に特攻され伊江島海岸に炎上している写真がある。LST808は硫黄島上陸作戦に参加し、沖縄戦の伊江島で大破し、そのままくず鉄となった。ネットでもアメリカのLST808の戦友会活動が見えて、大方60年後に活動が休止した様だ。60年は節目であることを日米共通と思う。







 
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夏至の日に 落ち目の個人の75歳以上の寿命予測で考える

2023年06月21日 | 宅老のグチ
1日の日の長さが一年で一番長い夏至の日。これから冬至まで昼間が短くなる。

日本国民の平均寿命とかの予測の情報は厚生労働省の生命表があって、それを根拠として、生命保険料、交通事故の逸失利益などが計算される。ところが75歳になると金融機関から借り入れして不動産を購入しようとすると、一部の金融機関が85歳までとなっていて、10年間で全額返済となってしまうので、実際問題として75歳以上はロ-ンが組みにくい。例外も少しあって、リバ-スローンがあるが、まだ制度的にこなれていないのでイカガワシイ金融機関の有利な契約があるという。借り手の体調変化によって一括返済で生きていても家を追い出されという話も聞こえる。75歳となれば日本人の平均健康寿命を過ぎて、要介護となれば介護保険があっても出費が増大する。そこに諸物価の高騰で生活費も増える。そうすると契約期間内でも契約解除もありうる。その上高齢者が多く売却希望の不動産が地方では増大する。家と住む人の高齢化は予想の範囲で金融機関では不利な契約をしないと想定できる。不動産情報は個人と企業では格差と法知識の差で不平等契約となる。今は問題が表面化しないのは個別案件ということで追及されないで済んでいるだけで、いずれ法整備される気がする。

 暇に任せて、75歳以上の平均余命のサイトで自分のデータを入れ、計算すると5年ほどで、これでは男子の平均寿命と変わらない。
 人間ドックで個人差のある体から余命をデ―タ的に示す組織はないのだろうか。余剰貯金で節約しすぎた個人資産が今の物価高で少しずつ出ているようだ。先行きの物価高予想で貯金を動かす人がいると思う。あの世には貯金はもってゆけないし、過度の貯金は子孫をダメにすることを招く。
 お金は天下の回り物。今まで各駅停車でちびちび消費していたが貯金のあとで頭金を創っている内に不動産が東京では高騰した。30年のデフレが終わりそうだ。ただ東京と大阪・福岡・札幌以外は遅れる気がする。
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笑止千万  辞書編集者の嫌いな言葉

2023年06月20日 | 宅老のグチ
少子の事を入力していて笑止千万という言葉を思い出して調べると、笑止千万の意味は普通は(ばかばかしい)という意味で使われているが辞書編集者によると語源、由来のはっきりしない言葉という。それゆえ誤用も多い気がする。そもそも笑止とは何だろう。

 子供の出生数が激減してからこの影響が新聞に現れている。高齢者の増大は見た目の人口数の縮小は減らないが、高齢者は貯蓄があっても消費しない。その理由は将来不安と既に物は家にあふれている。物の収容容器である家は買ったものであふれていて、粗大ごみの出す日は前日夕方から街で見かける。
 ベッド、和タンス、椅子、フトン等々の生ごみ以外のものが出される。まだ十分使えそうだが新品を販売している業者保護のため、引き取り再販売をしている行政は少なく、さらに宣伝していない。
 TVの視聴率が個人視聴率となって、物の購入意欲のある年代が重要視され、それに合わせて番組が作られ、動向異局(同工異曲)で似たものになる。それがまた宣伝効果を狙う企業ウケに伝わる。売れ筋という言葉があった。多分今でも使われているだろうが時代は少しずつ変化していて、まだ日本のテレビでは外国人俳優を使いこなしていないようだ。
 少子の日本は好き嫌いに関係なく、コロナ明けの浅草の異国人観光客で混んでいることに慣れないといけない。古からの在留異国人は日本のサ-ビスが悪くなったというが、もうサ-ビスがタダでは過去の日本を保てない。
 流動性の低かった日本人は周囲も自宅と同じように掃除するし、花を植える。転々とし居住地を変えてきた異国人は美しいというが掃除労働者の職を奪う発想法は日本には強くない。それは江戸時代の江戸で拾い屋という職があって、紙やわら草履を集め再生紙を作っていた。さらに家を貸している大家さんは店子の排泄物を肥料としての利権を持っていた。
 従って小学校の教室掃除は日本の過去の歴史から来ていて、教室は自宅扱い、運動場・競技場も自宅扱いとなる。自宅が汚ればゴミ屋敷となり非難される。
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暑かった昨日に比べて

2023年06月19日 | 宅老のグチ
昨日は早朝から晴天で、気温が低くても午後には暑くなると天気予報を聞かなくても感じた。この時期にはス―パ-の商品が模様替えとなり、夏商材となる。目に付いたのが甘酒。自分が20代の頃の甘酒の季節は2月の節分までで、3月のひな祭りが在庫処分となる。ところが日本の高齢者の人数が増え、過去の時代の見直しから、江戸時代は甘酒が夏の商品ということ知るようになり、量販店が置いてくれるようになった。そこには従来の味噌業者、中小日本酒業界も参入し市場規模が広がり、今では季節商品から一年中の商品となった。
 飲む点滴と言われ、外国風の名前のスポ―ツドリンクより、日本の高齢者に受けが良い。
 6月の果物はサクランボとプラム。
チョット酸味があるのが自分は好きで、アメリカ産のサクランボは赤黒く甘味がしつこい。数日前の新聞で人工甘味料の使用制限という報道があった。まだ論議が始まったばかりでタバコのような問題になるのだろうか。
 歩数稼ぎのス-パ-視察。入り口の青果売り場で季節を感じる。それに反して鮮魚売り場は季節感が年々少なくなる。ほぼ養殖物で広いケ-スを埋めている。量販店の売り場で平台と言われるところを小さくし、スチロ-ル皿を小さくし、空いた売り場を扉付きの冷凍食品にした方が電気代節約になる。肉も皿盛りから、レジのところで皿を外せば無駄なゴミも減り、家の冷蔵庫のすき間も増える。何か今のス-パ-は環境にやさしくない。今後は行政のゴミ代が上がりそうで家庭ごみを減らすにはス-パ-の工夫が必要となる。随分宅配の容器が簡便化されて、再生しやすいダンボ-ルとなった。通販だから配送容器は中身を損傷させねば良いし、大きすぎると軽自動車に多くの荷物を積み込みできない。これに反するのがス-パ-の見栄えだけの皿盛り。開ければいかに上げ底、まるで昔のスマホで枠が大きく画面は小さい。手に持つスマホのサイズ拡大には限界があって、結局は枠の所を小さくし軽量化するしかない。
 量販店の環境意識の拡大はゴミの有料化と法整備だろう。昔の観光地のお土産が中身が少ない時代があって、公正協約で自主規制となった歴史を記憶する。
 江戸時代のお土産は御札と野菜等の種子だった。軽くて負担にならないし、育てて楽しみがあった。
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時代錯誤と思うが農本主義の本の予約

2023年06月18日 | 宅老のグチ
本日の図書館からの情報で農本主義の本が届きそうだ。予約してすぐに配送となるのはそれなりの需要があるということである。
 食の需給問題で忘れた農本主義が復活する。こんどのウクライナとロシアの戦争は日本の食料安全保障の危機感は薄い。タダ価格上昇を騒いでいるだけで、戦後の悲惨さを知っている人は少ない。
 闇食料の取り締まりは完全に取り締まると餓死者が増える。運と警察情報を知りうる人が埼玉新聞の記者の取材で分かる。どうやら初めての人は農家から買うことが出来ないようで稀に気の毒さを見かねた人がこそっと渡していた様だ。今は埼玉人の東京都心部への通勤の家で畑が駅付近で見えない。

 小学校か中学で地理で日本のデンマ―クという愛知県安城の記憶があった。叔父の卒業した千葉県野田市の野田農工学校は安城の農業に影響されているようで昔のことと思っていたがチャットGPTで質問すると(農本主義者山崎延吉と野田市の関係)と尋ねると、直接の関係は見えないが野田市の現在の政策に影響があるという。これは野田市郷土資料館の平成28年の染谷亮作生誕140年の川間村における農業と教育の理想を目指してとあった。
 野田市の中央図書館の司書さんに聞いても野田農工(今の千葉県立清水高校)の資料は殆どなく忘れ去られている。
染谷亮作は愛知県安城の学校で学んでいた様だ。戦前の野田農工学校の評判の記録は見つからないがそれなりの競争率があった。このことから特攻で亡くなった叔父は士官学校というより、費用の安い農産加工も学ぶ師範学校を選んだ気がする。
 野田の醤油メ-カ-のキッコ-マンの支援で出来た野田農工は今の清水高校となっても食品系の分野がある。
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夏至近くの夜明けの犬散歩

2023年06月17日 | 宅老のグチ
けさ4時過ぎに老柴犬が起きた。最近の様子からすぐに外に出て用を済まさないと室内で済ます。慌てて出ると上空に青空が見える。晴天で間も無く夏至という朝を自覚する。天気予報では31度。見た限り梅雨明けのように見えるが夜間気温が20度位では安眠で体力保持。これからエアコンの出番で深夜も排熱で気温が下がらず寝苦しいだろう。原発が未稼働なのに停電にならないのは太陽光発電が増えている気がする。やはり電気代が高騰しないと代わりの電気を考えない。
 来月から新聞の値上げで対策として夕刊をカットし、そも変わり朝刊が午前7時くらいに来るので深夜に犬目覚ましで起きても電子版の新聞なら読むことが出来る。紙面ビュ―アーで拡大して読んでいるが一日の記事ではテレにとかネット報道に負ける。
 それに老人になると先行きが短いので将来は考えなくなる。しかし長寿リスクがあって、医者はしばしば彼らの都合の良い情報を出して健康診断を薦める。90歳になればがん検診は不要で、仮にガンが発見されても若い時と違って中々進まないし、さらに手術もリスクもあって判断に迷う。ガンという病気の良い所は余命時間が医師から通告があるので遺書を用意する準備が出来る。大腿骨骨折は高齢者が一番寝たきりになりやすい病気でリハビリ意思の問題を生じる。このリハビリは痛みでつらい。多くの高齢者は復帰の希望が無いため痛みとリハビリとの兼ね合いで負ける。そのため室内転倒は怖い。
 寝たきりとなると食事の姿勢が不自然で食物が肺に回り、肺炎になりやすい。嚥下障害から始まる肺炎は始まりは骨折からというのもある。
 ほんの少しの事件が死への一歩となる。今まで安全に生きていたのは運が良かっただけかもしれない。
 近所のス-パ-視察。オープンケ-スの温度設定。マイナス26度、プラス6度。これでは電力節電になりそうもない。イオンのまいばすけっとは扉付きが多い。スチロ-ルの皿盛りに商品の量が少ない。海に流れて、分解し、魚が食べ人間の体内に入る。血液中のプラスチックの健康被害のデ―タがあるのだろうか。マイクロプラスチックという。
 築地にいた時は知らずに販売し、引きこもりの今は気になる。自分は間も無く死ぬがマイクロプラスチックは青い海に人知れず漂う。
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 1964年の東京オリンピックで日本がサッカ-でアルゼンチンに勝った試合

2023年06月16日 | 宅老のグチ
川崎フロンタ―レ-からのメ―ルで思い出したのが1964年東京オリンピックでサッカ-の試合で日本戦を見ていた記憶がよみがえった。記憶の限りでは日本は負けなかった。そして感じとしては国立競技場では無かった。バックスタンドの中段で見ていて、選手が小さいと感じていた。
 ネットの記録で記憶の復活を試みると駒沢競技場で奇跡のアルゼンチン戦のようだった。負けていない記憶が残る。残りのガーナ戦は敗戦という記録が残る。1勝1敗とイタリア棄権で次に進んだ。次のト-ナメントでは奇跡は無かった。
 駒沢競技場での日本とアルゼンチン戦の記録では観客13000人で収容人数は20000人だったのでやはり上段の席は空席だった記憶と合致する。
 さて記憶の復活だが当時の駒沢競技場への交通は今の最寄り駅の東急田園都市線駒沢大学前駅は当時は無かった。まだ東急の玉川線という今の三軒茶屋からの電車と同じ路面電車で国道246号線(大山街道)を走っていたと記憶する。(緑色の車体で)イモムシ電車という動画がある。1969年の廃線の理由は首都高速と東名高速を結ぶ高架道路を造るためだった。今の東急世田谷線はイモムシ電車の名残である。従って東急東横線の都立大学から歩いて行って、帰りも歩いて帰ったようだ。記憶に残らないのはアルゼンチン戦で日本が勝ったからで、負けていたらショボショボで記憶に残る。
 もう一度都立大学から歩いて駒沢競技場までは何分かかるのだろうか。
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6月15日高齢者のお金の新年度入り

2023年06月15日 | 宅老のグチ
偶数月の15日は年金支給日で、6月に入ると多数の公的書類が来る。年金が入っても、天引きされる後期高齢者健康保険、国民健康保険、介護保険、住民税、所得税等々、さらに今年は電気料金の変更の案内も来る。
 多くの年金受給者はチョット増えた年金よりも差し引きされる書類に圧倒される。先日オ-ケ-ストアで買い物に行ったが、品出しの男性はほぼ高齢者のようだった。2050年には人口構成がいわゆる高齢者の定義の人が日本では38%とか。多分生きていないがもしかするとベットの上で生かされているかもしれない。
 超保守思想の共産党・公明党の患部はいつまで長老支配をするのだろうか。キャノンという大手企業の高齢相談役が株主総会で51%しか再選投票が無かった。多くの日本の組織は過去の成功体験で高齢者を優遇し、若手の席を奪い非正規労働者の待遇にしている。そこで収入の少ない若手は子供を節約している。寝たきりで生かされるのが幸福なのだろうか。そろそろ憲法改正で生存権の意思確認制度を創る時代が来た気がする。そこには認知の問題も絡む。
 外国人を排除する日本が外国人移住者にベッドを占有される時代も来ることを想定しないといけない。諸外国は高齢者医療に冷たいようだ。自己責任で論議は終わる。
 考えると老後は暗く見えるがそこは自己責任論で貯金を狙う金融機関がやってくる。さらに同調して詐欺師も暗躍する。これらの対策で学校教育で金銭教育を怠っていた制度の弱点が見える。江戸時代から武士と農民は商人を軽蔑していた。お金のことを公言することはハシタナイと。
 
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