南北アメリカ以外の地区向け
たくわん漬の包装条件
樽を用いる場合は、次の基準に適合すること。
イ 樽材は清潔で死節、虫食い,割れ等の欠点により樽漏れしない物であり、樽の内容積が72リットル未満であるときは厚さ7ミリメートル以上。樽の内容積が72リットル以上の場合は厚さ14ミリメートル以上あること。
ロ 鏡ふたは、はぎ4枚以内とし、たくわん漬用いたたるで内容積が36リットル以上のものには中ふたを用いること。
ハ 上さんは二本で、その厚さは7ミリメートル以上とし、底さんはたるの内容積72リットル以上の樽にあっては二本で,その厚さは20ミリメートル以上であること。
ニ 樽漏れする場合は、清潔な資材を用いて目打ちを完全に行うこと。
ホ くぎ打ち,縄掛けその他荷造りが堅固であること。
抜き取り方法
合格または不合格の判定は次の表により荷口の大きさに応じて抜き取った数量について行う。
20こおり以下は2こおり
21こおり以上50こおりは3こおり
51こおり以上150こおりは5こおり
151こおり以上300こおりは7こおり
301こおり以上10こおり
合格の表示は PASSEDとする
南北アメリカ向けの規格
たくわん漬の包装条件
樽を用いる場合は、次の基準に適合すること。
イ 樽材は杉またはさわらの割り材で死節、虫食い,割れ等の欠点がなく、樽の内容積が72リットル未満であるときは厚さ7ミリメートル以上。樽の内容積が72リットル以上の場合は厚さ14ミリメートル以上あること。
ロ 鏡ふた 南北アメリカ以外の地区向けと同じ
ハ 上さん 南北アメリカ以外の地区向けと同じ
ニ 樽漏れする場合は、清潔な和紙を用いて目打ちを完全に行うこと。
ホ 縄は,稲縄,あし縄、マラオン縄.麻縄またはまこも縄を用いること。
へ くぎ打ち,縄掛けその他荷造りが堅固であること。
抜き取り方法
南北アメリカ以外の地区向けと同じ
合格の表示は PASSED FOR N&S AMERICAとする。
芝浦にあった、農林水産省輸出検査所にアメリカ向けの渥美タクワンの輸出をしていたときの話。当時は寿司ブームが始まったときで、塩辛い渥美たくわんが寿司まき沢庵用として輸出していた。9時30分頃に検査所について、検査をお願いして、検査するたくわんを検査室の前に並べる。検査員が抜き取り検査の商品を指定して、検査が始まる。たくわんを容器から抜き出し、糠をしごいて、目方を量り、傷を検査する。合格するとまた元のように容器に詰める。これが難かしい。きっちりと入っていたので元に入らなかったのもある。その間に書類が出来、商品に検査合格印のスタンプを押してもらう。時計は10時半ごろになっている。指定された倉庫会社は大体11時が午前の搬入書類作成の打ち切り時間なので急ぐ。遅れると1時までどこかで待機しなければならない。
輸出検査のおかげで、戦後塩分の低下した国内産の漬物は特別に旧規格の商品をつくらないと不合格になっていた。特になら漬は酒粕が重量の50%なければ不合格、ラッキョウの糖分不足が目立った。
今は輸出検査がなくなり、どうかと思う商品も海外に出ている、国内の価格の3倍になってしまう事を考えるとやむを得ないかも知れない。ただ、海外にいて日本の人たちの活力を与える漬物なので、良い漬物を安価に供給したいと思う。
たくわん漬の包装条件
樽を用いる場合は、次の基準に適合すること。
イ 樽材は清潔で死節、虫食い,割れ等の欠点により樽漏れしない物であり、樽の内容積が72リットル未満であるときは厚さ7ミリメートル以上。樽の内容積が72リットル以上の場合は厚さ14ミリメートル以上あること。
ロ 鏡ふたは、はぎ4枚以内とし、たくわん漬用いたたるで内容積が36リットル以上のものには中ふたを用いること。
ハ 上さんは二本で、その厚さは7ミリメートル以上とし、底さんはたるの内容積72リットル以上の樽にあっては二本で,その厚さは20ミリメートル以上であること。
ニ 樽漏れする場合は、清潔な資材を用いて目打ちを完全に行うこと。
ホ くぎ打ち,縄掛けその他荷造りが堅固であること。
抜き取り方法
合格または不合格の判定は次の表により荷口の大きさに応じて抜き取った数量について行う。
20こおり以下は2こおり
21こおり以上50こおりは3こおり
51こおり以上150こおりは5こおり
151こおり以上300こおりは7こおり
301こおり以上10こおり
合格の表示は PASSEDとする
南北アメリカ向けの規格
たくわん漬の包装条件
樽を用いる場合は、次の基準に適合すること。
イ 樽材は杉またはさわらの割り材で死節、虫食い,割れ等の欠点がなく、樽の内容積が72リットル未満であるときは厚さ7ミリメートル以上。樽の内容積が72リットル以上の場合は厚さ14ミリメートル以上あること。
ロ 鏡ふた 南北アメリカ以外の地区向けと同じ
ハ 上さん 南北アメリカ以外の地区向けと同じ
ニ 樽漏れする場合は、清潔な和紙を用いて目打ちを完全に行うこと。
ホ 縄は,稲縄,あし縄、マラオン縄.麻縄またはまこも縄を用いること。
へ くぎ打ち,縄掛けその他荷造りが堅固であること。
抜き取り方法
南北アメリカ以外の地区向けと同じ
合格の表示は PASSED FOR N&S AMERICAとする。
芝浦にあった、農林水産省輸出検査所にアメリカ向けの渥美タクワンの輸出をしていたときの話。当時は寿司ブームが始まったときで、塩辛い渥美たくわんが寿司まき沢庵用として輸出していた。9時30分頃に検査所について、検査をお願いして、検査するたくわんを検査室の前に並べる。検査員が抜き取り検査の商品を指定して、検査が始まる。たくわんを容器から抜き出し、糠をしごいて、目方を量り、傷を検査する。合格するとまた元のように容器に詰める。これが難かしい。きっちりと入っていたので元に入らなかったのもある。その間に書類が出来、商品に検査合格印のスタンプを押してもらう。時計は10時半ごろになっている。指定された倉庫会社は大体11時が午前の搬入書類作成の打ち切り時間なので急ぐ。遅れると1時までどこかで待機しなければならない。
輸出検査のおかげで、戦後塩分の低下した国内産の漬物は特別に旧規格の商品をつくらないと不合格になっていた。特になら漬は酒粕が重量の50%なければ不合格、ラッキョウの糖分不足が目立った。
今は輸出検査がなくなり、どうかと思う商品も海外に出ている、国内の価格の3倍になってしまう事を考えるとやむを得ないかも知れない。ただ、海外にいて日本の人たちの活力を与える漬物なので、良い漬物を安価に供給したいと思う。