年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

小林一三の福神漬

2015年08月31日 | 福神漬

 

小林一三の阪急百貨店食堂で逸話はよく知られているがNHKの妄想ニホン料理という番組で小林一三が欧州に行ったとき乗った船でカレ-ライスに福神漬が提供されていたという話があった。日本郵船の船だろう。この話の検証をこれから調べたい。今週末に小林一三のドラマがある。彼の結婚話がどう自伝と異なる話となるのだろうか。図書館で借り出した自伝を延長借り出しの手続きをした。

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高橋是清のこと

2015年08月30日 | 宅老のグチ

 

唐津の古書店から購入した戦前発行の明治屋食品事典を読みながら、高橋是清と唐津から輩出した明治の建築家を考えていた時があった。NHKの土曜ドラマで曽根達蔵の名は無かったがコンドルとともに三菱の建物の設計をしていた。

 ドラマで描かれたように明治初期は「何でもアリ」の世界で今の道徳では測ることのできない行動も許された。

 

それにしても80代の高橋是清を昭和の時代に暗殺しなければならない理由が解らない。

高橋は五反田本立寺の隣の寺で坊主をしていたことがあったという。ここで藩主夫人に見いだされ英語を学ぶようになったという。どこにきっかけがあるか解らない。

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雨の土曜日

2015年08月29日 | 築地市場にて

 

築地市場とその周辺は観光客で混んでいた。京橋図書館へ小林清親の資料を探したいのだが自転車では雨でいけない。練馬で開催された小林清親の没後100年の資料の記録と京橋図書館郷土資料の所が重なることに気が付いた。築地4丁目の共栄ビルの2階にある築地の展示物に小林清親の巨大な版画がある。所蔵者は京橋図書館である。

 原胤昭と小林清親の関係が今一つ不透明である。彼らの関係の始まりは何時ごろか。どうやら原胤昭も何か隠している気がする。江戸町奉行の与力の家庭で生まれた原は天保の時代家族に不遇な事件があったようだ。些細なことを口実として後で権力が弾圧することを知っていたと思われる。小林清親が仲人したのが鶯亭金升で團團珍聞で知り合ったと思われる。原が福島事件の浮世絵頒布で投獄されたが、絵を描いたのが小林で文章は原である。小林の絵には花香恭次郎が描かれてあった。花香はペリ-の米国国書を浦賀で受け取った戸田伊豆守氏栄の5男で幼年時氏栄が大阪町奉行の時死去すると3男であった長井昌言の世話になっていた。鶯亭金升は長井昌言の長男である。日本が開国すると戸田伊豆守は閑職に左遷されその時花香恭次郎が生まれた。米国国書を翻訳したメンバ-の中に南町奉行を20年以上勤めた筒井政憲がいた。戸田の3男を家の存続が厳しくなった幕臣長井家の所に養子としてあっせんした。筒井が南町奉行の時、長井五右衛門は火付盗賊改であった。長井五右衛門は南部藩と津軽藩のいさかいの事件の相馬大作を捕まえたようだ。(鶯亭金升日記より) 原胤昭は南町奉行与力の子供である。先例は幼い時から聞いていると思われるのでこの人間関係はどこまで知っていたのだろうか。 

 

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気温の乱高下で2

2015年08月28日 | 築地市場にて

 

数日前の気温の低下で腰痛が出てきた。今はやりのイメ-ジ治療で痛みを消そうと思うが月末ということで業務を少なくすることが出来ない。次々と豊洲移転に向けての広報行事の案内が来る。広報誌もやってくる。しかし日々の仕事は9月の連休の対処で忙しい。

 秋雨前線が現れて一気に秋になりそうだ。中国発信の株為替の混乱も中国の一人負けの様子でバブル崩壊時、日本が低迷した状況に似てきた。

 中央区京橋図書館へ『武士の娘』の研究書を返す。新潟長岡の人たちは今どのように戊辰戦争を見ているのだろうか。翻訳されない部分と書かれていない部分が気になる。小林清親の本を借りる。

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気温の乱高下で

2015年08月27日 | 宅老のグチ

 

10月上旬の気温で腰を痛めたようだ。この低気温が続くと夏も終わりの気分となる。秋の味覚の梨も毎日のように家で食べる事ができるようになった。腰が痛いので今日の仕事は指示だけして、図書館で小林清親を調べたい。

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正答率の少ない問題

2015年08月26日 | 宅老のグチ

 

小学理科の全国学力問題で正答率の最も少ないのが「水に砂糖がどれほど解けるか」という問題だったという。平和な今、戦前この問題で漬物業者が治安警察から拷問を受けていた。漬物の業界史によると、軍隊で使用する漬物用の砂糖が特別配給の流用疑惑をもたれ、拷問を受けたという。幸いテスト結果で疑惑が晴れたようだが、漬物業界の歴史には記述が残った。多少の砂糖を入れたぐらいで漬物は甘く感じない。

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カブの糠味噌漬の季節が終わって

2015年08月25日 | 築地市場にて

 

6月はカブの糠味噌漬けが一年で一番おいしい時期であるが上海のカブはそのころから変調をしてて、中国政府の不適切な対応が世界の美味しいところを狙っている投資家の疑心を招きここ数日大変なようだ。青果のカブの季節はこれから甘酢漬用の赤カブとなるが昨年は平年作だった記憶があるが天気だけはどうにもならない。

 世界を二回りした株の暴落も日本やアジアで止まりそうだ。

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小林清親と原胤昭

2015年08月24日 | 福神漬

季刊日本橋3巻 京橋図書館所蔵

明治14年原胤昭は神田須田町に絵草紙屋を開店した。販売していた絵は役者絵、歴史物、名所の絵や子供のオモチャなどで、当時の振興繁華街であった。須田町は青物市場の近くにあったため、若い人が商品を眺めていることが多く、その出入りでイサカイが起きる事があった。その時首が一つ抜き出た人(背が高い)が絵を描いて原に手渡した。原は店頭でイサカイが起きると、絵を見せてけんかを収めたという。この絵は小林清親が書いた絵だった。残念ながら関東大震災で消失したが原の話では小林清親の人相絵に似ている構図があるという。ケンカしていた人はケンカをやめるくらいの絵と思われる。

 この話から原と小林の関係は明治14年から始まったのだろうか。

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松平定信の大名庭園跡地

2015年08月23日 | 宅老のグチ

 

築地市場は江戸時代には大名庭園だった。正門脇にはその由来のプレ-トがある。松平は節約政策を採って幕府財政を立て直したが江戸市民には評判が悪かったようだ。

 いま中国で腐敗汚職防止策を取っているが行き過ぎた贅沢禁止が国内での消費が海外で消費に変わり、経済が萎縮しているようだ。まだ夏なのに株とか商品相場の人達には短い夏となりそうで、経済の冬が秋もなくやってきそうだ。築地にやってくる中国人があっと言う間に消えることもありうる。浮き沈みのサイクルが短くなった気がする。

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東アジアの戦争のにおい

2015年08月21日 | 宅老のグチ

 

南北朝鮮の争いが表面化しつつある。為政者が引き締めのため対外騒乱を企画する歴史があった。このようなことがないと考えたい。

拡声器で宣伝放送することがどうしてイライラするのだろうか。敵対すれば当然の行為となる。戦時中、日本に米軍の宣伝ビラがまかれた。ビラの文を信じていて人は少なかった気がする。

 今日は為替が円高になりそうで、それなりの忙しさとなりそうである。築地周辺の新卒の会社訪問のスーツ姿が少なくなって、世間の状態を知る。食品会社は色々模索しているようだが時代は刻々と変化していて年寄が対応するには大変な時代となった。6000万円を超える都内のマンションが未完成のうち早々と完売となると付いてゆくには過去の経験を捨てるしかない。

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仕事の都合上 火土は晴れて

2015年08月20日 | 築地市場にて

 

仕事の都合上、土曜日と火曜日夕方晴れることを願っている。今週末の天気も晴れそうで助かる。夏も終わりそうだが暑さにも関わらず築地市場見学の観光客の数は減りそうもなく、増えているような気がする。時差ボケ解消の観光地から口コミで始まったと思われる築地市場の人気も豊洲へ行ったらセリ時間に銀座付近のホテルから歩いてゆくことは出来ない。貸自転車等の用意が必要となるかもしれない。交通事故保険代だけの観光客用貸自転車があれば賑わうはず。この自転車は撤去した放置自転車で対応し、修理は仕事の少ない人を当てるとよい気がする。

 豊洲の観光客対策はどう変化するのだろうか。とん挫した千客万来館はどのような形で出来るのだろうか。

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いきなり秋が

2015年08月19日 | 宅老のグチ

 

夜中に鈴虫がないていた。愛好家から頂いた鈴虫である。まだ酷暑が続いているようだが家には秋がやって来た。季節の先取り。波除神社でも夕方ヒグラシが鳴いていた。

 北海道の最低気温を見ているともうすぐ10度以下が常態になりそうだし、今日の釧路の最高気温が20度という。大雪山の紅葉情報も直ぐのような気がする。

 鈴虫の鳴き声が秋を早めた。

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中国天津の火災

2015年08月18日 | 宅老のグチ

盆明け、中国天津港付近の火災事故で港湾機能が麻痺しているようだ。この時期は夏の漬物不需要期で盆前に入荷しているようで問題はないが天津付近にはキュウリ・茄子等の漬物野菜の産地で漬物工場も多く、今後の港湾機能がどれだけ早く回復するか気になるところ。

 多分報道より、港湾機能の回復が早い気がする。日本でも神戸の震災で岸壁が破壊されて復旧がおくれ他の港に顧客が移動した。天津港の代わりがあるのだろうか。

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盆明けの雨

2015年08月17日 | 築地市場にて

 

盆休明けの雨。築地で盆明けの雨の記憶がない。うだるような暑さで夕立のような雨があったことしか記憶にない。記録の晴天率から雨もあったはずだが盆明けと結びつかない。前線が南下しているようで秋の気配がようやくやってきた。今日の最低気温も下がったようで日の出も五時台となった。

 秋の味覚の梨も出てきた。先日の船橋の葬儀でタクシ-の運転手さんから梨街道が情報を聞いた。このところの晴天で今年はよいだろう。週末の台風が気になる。落果が心配。農業は天候に左右される産業で出来すぎて価格が暴落することで全天候型農業施設を倒産させている。レタス工場も採算はいくらなのだろうか。

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セミの鳴き声

2015年08月16日 | 宅老のグチ

 

築地市場には樹木が少ないため、セミの鳴き声は注意しなければ聞こえないが浜離宮や朝日新聞にある木からセミの鳴き声が聞こえてくる。季節は夏。築地で盆の風景は後一回経験する。正月と盆の閑散とした築地市場は日ごろの雑踏と喧騒とは別世界となる。カラスが鳴きワメイていたときもあったが今は数が少なくなり,代わりに観光客が築地市場内を散策している。定休日。正門の表記も今は英語、中国語、韓国語となる。歩道上で聞こえる会話はもっと多言語である。トイレの注意表示も日本語以外が増えている。盆休みが終わればカウントダウン時計では448日となる。

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