3.11と同じくらい揺れたが、携帯電話も不通となることもなく、終わる。古くなった築地市場の建物の損傷は明るくならないと判らないだろう。
夜暇なので過去の資料を見ていたら、築地梁山泊の位置がおぼろげにわかった。今の築地4丁目の新喜楽だが大隈重信が住んでいたときは明治2年頃から明治5年までらしい。その後更地となって1898年に伊藤きんが築地に移転して開業した料理屋だった。戦後迎賓館が出来るまで政府主催の晩餐会がここで行われたという。
木曜日夕方、あまりにも汚れていた車を軽く洗った。昨日午後から雨が降った。本日は快晴。だが明日は雨という。梅雨前の好天気。築地の獅子祭りの案内が来た。6月13日土曜日午後築地市場がある時の最後の大祭となる。
そろそろ色々な行事が『最後の』という言葉がつきそうだ。
ずっと長い間記憶では1ドル12元だった。いま20元になったという。
急速に円安になって、香港島の不動産価格と比較して日本の不動産が激安となっているそうだ。昔台湾へ漬物原料を求めていった時代から何年たったのだろう。ここ数年のチャイナプラスワンで産地移動を考えているところも多いが長い年月を掛けて作った信頼関係は産地移転をためらう。国内に産地を求めても農業で儲けるには才覚がいる。今日築地市場で講演会がある。農業復興を目指して。
6月になれば青果市場に梅の入荷が始まり、相場蘭に価格が現れる。今年は懸念された5月台風の影響もなかったようで格安になりそうだ。このところ続く好天気で夏野菜の価格の低落予想が増えている。特にキュウリ、瓜の豊作が予想される。
国内キュウリの大産地の福島キュウリの放射能の検査で既に安全な数値になっていて、気にしているのは異国のみとなっている。福島の放射能の問題も出荷制限の解除のが増えていて、今も規制が残るのは天然の山菜類が多く、まだ高レベルの放射能が出ているようだ。この山菜類を食しているイノシシ等の汚染はどうなっているのだろうか。
ここ数日で為替の円安が進んだ。この時期は外国でも今年度の作付けが進み、収穫の見込みが出始まる頃となる。為替のほかに変化したことも多く、外国産地でも買い負けの話が増えてきた。仕事にこだわりのない人達を継続して原料生産をしてもらうには高価格で買い上げないといけない。でも日本では値上げが通らない。このところの円安は決断を迫る。
秋の為替は125円ほどになっているのだろうか。
日本郵船とカレ-ライスの福神漬の関係を調べている途中で長谷川伸著の『インド洋の常陸丸』という小説に出会った。第一次大戦で敵対するドイツ軍によってインド洋で爆破された。日本の捜索隊が酒悦の福神漬の木箱を発見し遭難したことを確認したが数日後の乗組員や乗客が無事であった。しかし常陸丸の船長は自決したという。
鶴見の総持寺にある殉難碑に訪れる人は少ないようだ。第一次大戦で戦没した商戦乗組員は観音崎に祭られている人の対象外である。宮原様 何とかしてもらえませんか？
老朽化した築地市場の建物でも震度４くらいでは飛び出さない。まだまだ豊洲までいろいろありそうだ。豊洲は駐車場まで液状化対策がしてあるようだが周辺の道路まで終わっているのだろうか。
１０年ほど前、築地市場の移転問題から、漬物のル－ツ捜しを始めた。最初はべったら市で次にタクワン漬となり、福神漬へと向かった。一番簡単と思われた福神漬は明治１９年創製と食品事典には記載されていて簡単にルーツ探しは終わると思っていた。もう７から８年福神漬のエピソ－ド捜しをしている。まだ終わりが見えない。
当初の基本的な文献からどうやら日本缶詰協会発行の「缶詰時報２巻.大正１２年」に記載されていることを知った。この本を読むために缶詰協会に行った。まだ協会がＪＲ有楽町駅前のビルにあったころである。はっきりとした記憶はないが平成２０年より前の話である。今は神田の方に移転したようだ。当時対応してくれた人はまだ残っているのだろうか。
ビン缶詰を扱う食品会社は福神漬の缶詰を知っているだろうが普通の漬物を扱うところでは缶詰の福神漬の存在を知らない人が多い。昔関西の漬物屋にいた時、神戸の漬物業者が福神漬の缶詰を販売していた。カレ－ライス屋が開缶しておいて置き客に勝手に福神漬を摂らせていたという。
明治３８年頃缶詰の業界団体が出来たようだが、日暮里の浄光寺の福神漬顕彰碑の設立の時期も同じころである。明治末期、何か缶詰業界にあったのだろうか。
福神漬をまとめて、缶詰協会に出せるのは何時のことになるのだろうか。
毎週土曜日は寄り道して、豊洲市場を通るが。近日ゆりかもめ新市場駅から撮影した画像を見ていた。青果部の建物は大部分が組み立て終わっていて、おおよその姿が具体的に見える。土曜の築地場外市場の活況を見て今週も終わる。五月もあと1週間となった。豊洲市場の完成下見が来年五月連休後にある。そこから本当に移転騒動が始まる。
場外市場で観光市場が建設中である。既に場内の仲卸が出るようだが、既存の場外市場の店舗は出店できないようだ。どうやら中央区と一部の人たちに騙されていたらしい。工事が進めば境界の人たちともめるだろう。市場の新築は思惑でもめる。
豊洲市場の施設使用料で東京都が現状の価格と言っているようだが後で騙されていたことを知るだろう。場内業者が築地で自力で作った空間が東京都が安全のため施設を作り、使用料を取る口実を作るだろう。行政はタダで施設は作らない。そして不要な施設も作る。過剰な安全規格で。
福神漬の隠れた意味を調べる途中で図書館の借りた本の中に浮世絵等の春画があった。18禁でもない本だった。このたび細川家の永青文庫で春画の展示会があって18歳未満の入場が禁止されるという。戯作者梅亭金鵞は今では吐き気をもよおす表現で作品を作っていた。明治になって日本から流出した浮世絵が海外で保存され今公開される時代となった。
明治10年代の自由民権運動の盛んなときに風刺漫画雑誌に勤めていた梅亭金鵞が上野池之端の香煎茶屋の新商品の命名で何も考えないで命名したとは今では思えない。その理由として武士の象徴である刀を意味する（刃豆-ナタマメ）が最初から福神漬の中に入っていた。後で7種の野菜を入れるようになったようだ。梅亭がどのような隠した意図を入れたか今ではわからないが当時の日本人は判じ絵等を楽しむ文化があったようだ。
４０年ほど前に欠けた前歯が２回目の破損となってしまった。風邪でもないのにマスク姿で不便で仕方がない。外すと皆が笑う。もしくは笑いをこらえているようだ。一月半過ぎれば何とか元に戻りそうだ。
この歯無しを話すと都心ではまだ歯医者は足りないようだ。ところが自宅周辺は歯医者の創業が多く日曜日でも見てもらえる。歩いて１０分以内に歯医者は２０件ほどある。動物病院も１０ほどある。
７０周忌
昭和２０年５月２０日陸軍特別攻撃隊が沖縄嘉手納沖に集結していた米軍艦隊に特攻をした。機種は（隼）である。米軍の記録でも戦果はあったようだが叔父はその日に亡くなった。きょうは７０周忌に当たる。
遺族にとってまだ歴史となってはいない。平成２７年５月3日知覧の慰霊祭に参加した遺族の200名の中の家族のうちに入る。嘉手納沖とは東シナ海なのか太平洋なのか知らないが海の中に霊はある気がする。
複雑な事情があって叔父が特攻したのことを知ったには２０頃で特攻した叔父の母の死に際で当時の状況を聞くことが出来た。２月下旬に20日ほどの絶食で亡くなり（老衰）、関西に就職した。特攻した日の出撃で故障した機があり戻った。故障した機で生還した人が戦後遺族を尋ねてきたという。その人は日本航空な入ったという。全て死の間際で聞いた話である。
いまさら書くこともないが好きな人の作った食べ物はおいしく、そうでない人の作った食べ物はただの食べ物のような気がする。あれほど日本をけなす報道を受けると販売者でも販売促進を提案できなくなる。日本の中にいくらでも代替品がある。在日の人が作ったので十分である。
10年ほど前から漬物の歴史を調べているが、政治経済の影響があると薄々感じていたが実際に数字となったのでやはりという感じがする。南北に長く四方を海に囲まれている日本には漬物の種類も多く全国的に共通の漬物も少ない。それぞれの地域で風土にあった漬物がある日本は韓国のキムチのようにこだわりはない感じがする。
産休に入るため荷物を引き取りにきた主人と話す。たぶん豊洲引越しのバタバタが終わってからの復帰となるように話した。１年半前を既に過ぎた。築地場内の第四会議室から連日のように移転に伴う会議が開かれているようだ。年取ってくると１日の経つのが早い。世界はもっと早く回っているようで付き合う人間も大変である。
夜前歯が欠けた。苦い思い出のある前歯の欠損。もう４０年ほど前の話だ。この欠損がなければまた人生が変わっていたかもしれない。忙しいので水曜日に歯医者へいくこととなる。歯の治療のための日程を作らねばならない。困ったことだ。
このところ個人情報が堂々と販売？または営業活動の資料として出回っているようだ。郵送して自宅に届く文面から費用を掛けて登記簿謄本を閲覧し調べたようだ。この先個人番号を調べて悪用されることもあるだろうが徹底的に対抗していかないと又番号変更の手続きが必要となる。
明日はパスワ－ド変更期限。どうしよう
