高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

珍しい野菜を 楽しく調理したい

2017-10-17 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
愛知県より
畑村香織の「土といのち」で こじゃんとお料理3年生
~土佐のめぐみで家族のいのちをまもるご飯作り~

入会するまで見たことも聴いたこともなかった野菜たちに
入会して5年たった今も驚かされることが少なくない私です。
りゅうきゅう。
綺麗な緑色の長い里芋の茎。
香りは竹のよう(笹かな)。
私の住む東海地方ではズイキともいいます。
中はスポンジのようで塩でもむと半分以下に縮むのです。
面白くて仕方ない。
以来 毎年夏が来ると注文します。
酢の物は2回くらい作りましたので、
今回は 何かワクワクする新しいものに挑戦です。
そして夏の定番 ゴーヤ。大きなゴーヤが届きました。
半分は定番のチャンプルー。
残りは ソエルさんのセットに入っていました丸オクラと一緒に 
南蛮漬けにしてみました。

~ 珍しい野菜を 楽しく調理したい ~

★ ゴーヤとオクラの南蛮漬け ★


【 材料 】
夢産地とさやま開発公社ゴーヤ、ソエルのオクラ・玉ねぎ、地元のミョウガ、
青紫蘇、米粉、揚げ油、醤油、めんつゆ、粗糖、富士酢、ピクル酢、
青みかん酢、土佐佐賀産直出荷組合のきびなご魚醤

【 作り方 】
オクラは揚げた時破裂しないように 2,3ケ所切り目を入れる。
ゴーヤはオクラと同じくらいの大きさに切りそろえる。
玉ねぎはスライサーで薄く切り、みょうがもスライスしておく。

米粉大匙1をビニール袋に入れて ゴーヤとオクラに塗します。
水に溶いて天ぷら衣のようにしてもいいです。


170℃で 薄茶色、またはしわっとなるまで揚げます。
カラッと。オクラも。
油切りします。


南蛮酢を作ります。
醤油50㏄ めんつゆ50㏄ 粗糖30g 富士酢50㏄ ピクル酢20㏄
土佐佐賀産直のきびなご魚醤ちらり、
青みかんの汁1個分(高知なら ぶしゅ柑の果汁もいいなあ。冬かな)
※ ピクル酢ときびなご魚醤が隠し味


スライス玉ねぎとみょうがも一緒に南蛮酢に漬けていきます。


青紫蘇も刻みます。
出来上がり。
冷たくしていただきます!

★ りゅうきゅうと夏野菜の酸辣湯 ★


夏、猛暑のあまり冷たいものを採り過ぎて身体が冷えたり、内臓が弱ったりしていませんか?
私の冬の定番「葛」を使って 身体に優しいスープ。
そして暑くても食が進むちょっと酸っぱい味付けで。
りゅうきゅうの歯ごたえが残ってて しゃきっ しゃりっと 美味しく楽しい一品。

【 材料 】
夢産地とさやま開発公社りゅうきゅう、茄子、生姜、プチトマト、
ごま油、秋川牧園とりがらスープの素、白扇酒造の花美蔵、
飯尾醸造のプレミアム富士酢、醤油、塩、コショウ、本葛粉、天竺舎の梅干し

【 作り方 】
りゅうきゅうは、皮をはいでスライスし、塩もみ。水が出たら、ぎゅっと絞ります。
茄子、生姜は千切りに。
本葛は同量の水で溶いておきましょう。

ごま油で生姜を炒め始め、 続いて りゅうきゅうも炒め合わせ、
茄子、プチトマトも入れていきます。


水をひたひたに入れ 沸騰させます。


冷凍とりがらスープの素 2本、
酒 大匙1 酢 大匙2 醤油 小匙1 塩コショウ少々で味付け。


葛を回し入れてとろみをつけます。


天竺舎さんの梅干し 出来上がりに添えましょう。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年10月号より再編集して転載しました。
コメント (2)
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