あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

みかんツリー

2008-12-22 01:16:52 | くらし

 染色教室が終わった後、夜の道後温泉本館に行ってきました。



 忘年会シーズンでもあり、けっこうにぎわっておりました。 左端っこの忍者みたいなお兄さんは、人力車の車夫です。 一生懸命呼びかけるも、一向にお客は来てくれませんでした。 人ごとながら気になる~。


 正面玄関の角を回って、北側へ来ました。


 これこれ、これが見たかったの。 オレンジ一色の光り輝くツリー。



 数日前から点灯しているという、みかんツリーです。 以前、見学に行った県庁の前に飾られていたのは見ました。 それが道後温泉に飾られて光っているということを知ったのは、去年の点灯を終わるというその日。 見られなかったのです。 


 なんでも、イケメン連という若者たちが、愛媛県産のみかん500個を使って作ったそうです。 



 みかんを、ナイフを使って皮をむぎ、中身は観光客に食べてもらって、その皮を乾かして接着剤で貼りつけてみかんの形にしているんだそうです。 わずかに皮の切れ目が見えるのがありますね。
 


 みかん王国の愛媛を愛する人たちの思いが光っています。



 


  同じ時、三脚にカメラを構えた男性が写真を撮っていました。 夜の撮影になると手ぶれが大きいので、 わたしはその辺の石柱にカメラを乗せて撮影。 



 時を告げる大太鼓が収められている振鷺閣の赤いガラス、細かな格子と手すりのすかしがシルエットで浮かび、切り絵のような美しさ。 レトロな温泉に派手なクリスマスイルミネーションは似合わないけれど、みかんツリーの暖かな光だと違和感なく見られました。  


 こちらは本物のみかんツリー。 夕暮れ時に撮影して、明るさとコントラストをいじってみましたら、どっちがどうだか分からないくらい似ているでしょう?



 


 帰り道、遠くから火事のように赤々と見える場所があるので行ってみました。 東温市にある「さくらの湯」でした。



 同じ温泉でもこちらはたくさんの電球を使ってのイルミネーションでしたが、駐車場のライトと調和して、幻想的な雰囲気をかもしだしていました。 


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クリスマスイルミネーション

2008-12-21 00:43:33 | くらし

 金曜日はわたしの運動デーです。 夜の練習の前に、今年いっぱいで閉店することになったデパートの閉店セールへ。


 デパートの中は・・・・・・週末の夕方だというのに、淋しいこと。 デパートだけでなく、ユニクロも、ショッピングセンターも。 不況の波がひたひたと押し寄せているのを感じます。


 帰り道で見つけたクリスマスイルミネーション。
 デジカメを持って5年、初めて露出を調整して、フラッシュもなしで夜景を写しました。 ところが



 何か変、と思ったら大きく手ぶれしています。 わたしの写真が、予想以上に手ぶれしていることが分かってショック。 でもこれはこれでおもしろいかな。 どこかの教会のようでした。


 


 信号待ちで車の中から。



 今治からの帰り、もう10年近くこのおうちのイルミネーションを見てきました。 年々バージョンアップされています。 田舎のイルミネーションは、周りが暗い分、くっきりと鮮やかに光っています。
 西条市には県下でも有名なイルミネーションスポットがあって、見物の人がたくさん来るそうです。 そこへ行けばもう少しにぎやかなイルミネーションを紹介できると思いますが、わざわざ見に行くのもめんどうだし、週末に出かける機会があったらね。 と思っているうちにもうクリスマスが近い。 今年も見ないで終わりそうです。


 ところで、イルミネーションで気になっている場所がありました。 それで帰るとき、いつものコースとは違う道を通って帰りました。


 よかった、今年も飾られていました。


 


 市内では有数の大きな工場のイルミネーションです。


 今までは業績の良かったこの工場も、何百人規模の雇用契約打ち切りをするそうなのです。 デパートの閉店もあいまって、この冬職を失う人が相当数出る今治市。 
 大都会の華々しいイルミネーションに比べたらささやかなものですが、この灯まで消えるほどの不況にならないようにと祈るばかりです。


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がんばってる

2008-12-20 00:23:24 | 植物

 あたし、がんばってる


 のこんぎく?


 


 あたしも


 イングリッシュラベンダー


 


 まだまだ、がんばれる


 ゼラニュームつぼみ


 


 さむくなったね~、さむいね~


 インパチェンス


  夜間の最低温度が5度を下回るようになっても、まだ、夏・秋の花が細々と咲いています。花の色は寒さに鍛えられて、より鮮やかです。
 


 今日、偶然にも新聞で叔父の川柳を見つけました。 長い間会ってない叔父、こんなことをしてたのね。 とてもよい句(川柳も句と言う?)だったので紹介します。 


 パラリンピック 励ますうちに 励まされ M


 「がんばれ」という言葉は時に残酷な言葉にもなる、ということはわかっているけれど、つい安易に使ってしまいます。 でも、自らがんばっている人には使えない。 そして懸命な姿から逆に生きる勇気をもらうことが多いです。 


 だから・・・・・庭のこんな小さな花々からも元気をもらっています。 


 


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 500回を記念してブログの画面をちょっとだけ変えてみました。どこが変わったか分かりますか?

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カリン酒づくり

2008-12-19 00:42:10 | くらし

買ってから一月ほども放置していたかりん。 そろそろ始末をしておかなければいけませんね。



 洗おうと手に取ってみたら、表面がぬるぬるしています。 この通りきれいに水をはじきます。 そしてとてもいい匂い。



 放置している間に、油分がしみ出てきたのでしょうか。 なんかこの油、お肌によさそう~。 夕方までわたしの手はカリンの優しい匂いがしていました。


 そもそも何のためにカリンを買ってきたのか。
 
 柿の渋抜きにつかったホワイトリカーがたくさん余っています。 それをなんとか始末したいので、果実酒を作ろうと思い立ったわけ。 産直市場に行ったら、ちょうどカリンの時期だったらしく、たくさん出ていました。 安かったし(300円くらいだったかな、値段を忘れるほど前のこと)、生産者が教え子のお母さんだったのでー。 (注: 産直市場の商品には、ひとつひとつ生産者の名前が書かれています)
 


 今年はカリンがめちゃくちゃたくさんなっている木を何カ所かで見ました。 カリンもあんなに実をつけるんだなあ、と感心したものです。 写真を撮っておけば良かったですね。 いつ通っても取り入れた様子もなくそのままにしてあるということは、使い道に困ってのことでしょうか。 だったら安い値段でもみんなに買ってもらって活用してもらった方がいいですね。


 うちにも昔はカリンの木がありました。 子どもができてから植えたのです。 カリンは咳に効くということで、風を引きやすかった子どもたちのために、毎年カリンの蜂蜜漬けやシロップ漬けを作っていました。 子どもたちも大きくなり、カリンエキスもあまり必要がなくなって、カリンの木は駐車場を広げるために切ってしまいました。 


 カリンの実はとても固いです。 包丁を入れると、じゃりっとした感触があります。 これ、苦手~。


 果物にしては破格の種の多さ。 種の部屋が5個もありますから、そうとうの種になります。



 種を除いて、薄切りにして瓶に入れ、ホワイトリカーと氷砂糖を入れればできあがり。



 今回は、あるだけ全部使うーということで、分量は全くでたらめです。 ホワイトリカーも残り物だし、カリンは買ってきたほどだし、氷砂糖もぶじこが梅酒を作った残りがあったので入れただけ。 砂糖は飲むときに必要に応じて入れたのでよいということで、作るときは入れなくてもいいんですって。


 これで2,3ヶ月したら香りの良いカリン酒が飲めるはず・・・・・ですが、


 何の病気にでも効く、ダイエットにも効くと聞いて作ったビワの種酒、珍しい朝鮮人参をもらったからと作ったにんじん酒、 女性ホルモンを補う効果があると聞いて作ったザクロ酒、豊作のスモモがもったいないからと作ったスモモ酒・・・・ぜ~んぶ残っています。 カリン酒は?
 ぶじこが生まれて初めて作った梅酒は、飲み頃になってあっという間になくなってしまったそうですがね。


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今夜はおでん

2008-12-18 00:25:11 | くらし

  とれたてのジャガイモを入れて、今夜はおでんー すみませ~ん、先週の話です。 なんだかUPの時期がずれちゃって。


  子どもの頃からジャガイモの皮を剥くのが好きでした。 剥くと言っても包丁やピーラーで剥くのではありません。 手で剥くのです。 ただし、それができるのは掘り出して1日か2日の間です。 スーパーなどで買ったのは、いくら新鮮でもすでに剥けなくなっていると思います。


 こんなふうに、つるんと剥けるんです。 感じとしては、日焼けしすぎた肌の皮が剥けるのとよく似ています。



 ですが、このジャガイモは剥けにくかった。 品種によるのかもしれませんし、実入りの具合によるのかもしれません。 が、時間をかけて剥いてしまいました。 包丁で剥く方がだいぶ早かったと思う


 ところで、おでんの味付けですが、我が家はおでんの素などは使わず、すじ肉を入れるだけです。 
 そして、しょうゆをドバッ、砂糖もドバッ。 

 体に悪そう~、と思うでしょ? わたしもそう思います。 
 


 でもおでんだけはこの味はゆずれません。 一度おでん専門の居酒屋で飲んだことがあるのですが、そこのおでんはあっさりと薄味でした。 それもおいしかったし、何よりネタがたくさんあって楽しかったのですが、やっぱり物足りなかったですね。


 だからうちのおでんはしっかりと茶色です。


 それと、うちにはおでん作りの秘密兵器があります。 それは



 保温鍋


 鍋が2重になっていて、中のものを冷やさない仕組みになっています。 内鍋は火にかけることができます。 朝、内鍋に入れた材料を一煮立ちさせて、この白い鍋の中に入れ、ふたをして夕方まで置けば、まだぬくぬくのおでんが出来上がっているというわけです。 ゆっくりと冷えていくため、味がじっくりとしみこむのだとか。 ことことと長い間煮込まなくてもいいのでガス代の節約にもなります。 筑前煮や豚の角煮なども一煮立ちでできる優れ物です。 が、もっぱらおでん作りに愛用しております。


 材料を入れて保温鍋にセットしたところ。


  


 はんぺんだけが浮き上がって目立ちますねえ。 このはんぺんもわたしのお気に入りですが、こちらではあまりおでんには入れないらしいのです。 ジャガイモは下に沈んで見えません。


 4,5時間たって様子を見てみましたら、まだ熱々でした。


 2重の鍋はさすがに大きくて置き場にも困るのですが、手放せません。 


 


 これで晩ご飯の用意もできたし、少々遅くなるけれど何軒かの店に買い物に行きました。その帰りのこと、


 信号待ちで止まった前の車を見て仰天 


 お、男と女とがいちゃいちゃしてる   
 なぜか顔の表情まではっきりと見える 
 どうしてこっち向いてるの


 と、こんどは4人の男が出てきました。 全身が写ってやっとわかったの。



 これは車内に設置されたモニターなんだと。 テレビなのかカラオケなのかはわかりません。 とても広い画面で、後部の窓ほぼいっぱいありました。 


 わたしの目は、モニターに釘付け。 なが~い信号待ちがこれほど短く感じられたことはありません。 次々と浮かんでくる疑問。


 運転してる人には見えないのよね~。 するとこれは後部座席に座った人のため? 
 後部座席の人はこんなに大画面で疲れないんだろうか。 おそらくモニターと、座った人との間は4,50センチしかないはず。 超イケメンとか、絶世の美女とかがアップで写ったらドキドキするんじゃなかろうか。
 後ろに人が座ってないのにどうしてつけているのかなあ。 
 運転席から後部が全く見えないと思うんだけど、支障はないんだろうか。 etc  etc.....


 こんな車、町にはたくさん走っているんでしょうか。 小さいテレビがついている車なら見たことがあるのですが、こんな窓いっぱいのテレビ、いなかもんのおばさんは初めて見ました。 


 同じ方向に走っていくのでしばらくついていきましたが、うっかり画面に気を取られると大変です。 夜はことのほか光って目立ちましたから。


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冬木立

2008-12-17 00:37:18 | ペット

 取り入れが終わり、葉の落ちた柿畑です。



  この間まで実も葉もつけてにぎやかだったのに。 年々、季節の移ろうのが本当に早く感じるようになりました。 我が家の木々もすっかり葉が落ちて、冬木立になってしまいました。


 今日も庭で草引きなどしておりました。 なかなか片付きません。 いろいろと気を引くことがたくさんあって・・・・


 頭上で盛んにメジロがさえずっていました。 わたしが動くとどこかへ飛んでいくのですが、2,3分たつとまた戻ってきます。 そこで、カメラを用意して動かずにいましたら・・・・


 撮れました! わたしにしては上出来の鳥の写真です。 デジカメをマニュアルにして、絞りなどを工夫してみました。



 すごい、すごい! 撮れた写真を見て一人で喜んでおります。



 なかよしなのかけんかしてるのかわからない飛び方なのですが、これはもう一羽を追いかけている所なんです。


 ジョウビタキもやってきました。
 ジョウビタキは、鍬の音を仲間の鳴き声と間違えているとしか思えません。 午前中やってきて、午後もやってきて、夕方もやってきました。 わたしは一日中草削りーいえ、休憩も十分取りましたから実働時間は短いですがーです。 鍬が石に当たってこつこつと音を出すと、いつの間にかやってきて「カタカタカタ」と鳴き出すのです。 それも地面に下りて。 チャンスはいくらでもあったのですが、よく動くので・・・・


 うっかりとオートで撮ってしまいましたら、あまり良い写真ではありませんでした。 でも、葉の落ちた百日紅の、入り組んだ枝と丸い実がおもしろかったので、明るさを変えて白黒写真のようにしてみました。 



 こちらは数日前撮った、梅の木にとまったジョウビタキの写真。 このときは葉っぱがあったのよね~。



 孤高の鳥? ジョウビタキが、メジロやすずめのように仲間といるところを見たことがありません。 なんだか寒々とした写真になってしまいました。


  


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庭の白い花

2008-12-16 02:19:46 | 植物

 庭の手入れの続きです。


 今咲いている花


 バラのホワイトマザーズデイ。 小さな花束のようになって咲きます。 他のバラはもう花が終わってしまいましたが、まだがんばっています。 これはもうしばらく残しておくことにしました。



 


 白のさざんか。 



 赤花が6本もあるのに(注: 以前5本と書きましたが、よく数えたら6本でした!) 白は1本だけです。 八重咲きなので白にもかかわらずかなりにぎやかです。


 


 紅葉してきれいだった雪柳の葉はほとんど落ちています。


 


 枝にはびっしりと花のつぼみがー
 と思ったら、もう咲いている! 12月はじめの寒さの後、暖かい日がやってきたので春と間違えたんでしょうか。 こういう気の早い花は、返り咲きではなくて何というのでしょう。


 


 そして、塀の陰では水仙がたくさんつぼみをつけていました。 



 これは黄色いラッパ水仙ではなく、真冬に咲く和水仙です。 覆い被さるようにのびていた「そけい」と、南側のブロック塀とでほとんど日差しをさえぎられていたのに、どれもすっくと伸びていました。 日陰に耐え、寒さに耐えて凜と咲く本当に健気な花。 これぞ日本の母・・・・いえ、わたしにはとてもまねできません。


 ところで、ふと気がつけば柿畑日記が五百回を越えていました!
 ニュースを見れば世の中暗くなることばかり、どんな小さなことでも、驚きや喜びのある生活はとても幸せなこと、 感謝です。 そして、こんなとりとめのない日常を書き留めたブログに訪問してくださる皆様、ありがとうございます。 アクセス数やコメントに励まされて続けることができました。
つぎは・・・・・目指せ2周年、ですね。


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暖かいうちに庭の手入れを

2008-12-15 01:37:07 | 植物

 剪定のおじさんがまだ来てくれません。 うちの庭は、枝の伸びた木や、かれた草花でぼうぼう状態。 暖かい日が続くうちに庭を手入れすることにしました。


 ぼうぼうに伸びた・・・・


 そけい。 春には黄色い花がシャワーのように咲くのですが、長く伸びたのを切って傘のような形にしました。



 いつの間にかできていたひめがまの穂。 これも切ってしまいましょう。 もう少しきれいなうちに切ったら飾ることもできたのですけど。



ミントは先が枯れてきましたが、まだまだ元気。 ミントの紅葉は、紫色の微妙な色合いがとてもきれいです。いい色のを選んで何枚も写真をとったのに、どれもぼけてしまって  これはましなほうですが、色が良くないです。 撮り直そうにも、もう切ってしまってありません。



 柏葉あじさい。 枯れた花を切っておきました。



 午前も午後もよく働きました。 しゃがんで後片付けをしていたら、なんとすぐ近くにジョウビタキが!


 その距離3メートルほど。 かくれんぼしています。 わかるかな?



 トリミングして鳥を大きくしてあります。 わたしのカメラ(の腕?)ではこれがせいいっぱいですね。


 ジョウビタキは、普段はもちろん人の気配を感じたらすぐ逃げてしまうのですが、ときどきびっくりするくらい近くにいたりします。 なんだかぼーっとしていて人に気づかなかった~、という感じなのです。 そして、鍬を使っていたりすると、近くに飛んできたりするんですよ。 鍬を打つ音を、仲間のジョウビタキの「カタカタカタ」という鳴き声と思っているのかな? 
 かわいい鳥です。


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ささやかな結婚祝い

2008-12-14 10:03:13 | レザークラフト

 なかよしのKちゃんが結婚するというので、ぶじことお友だちのひろしちゃんが結婚祝いを作りにやってきました。 本格的なお祝いは別として、何か革で手作りの品をプレゼントしたいのだと言います。
 ひろしちゃんは以前、ぶじこの引越祝いに手編みのコースターをくれたことがあります。温かい、でももらい手に心の負担を感じさせない贈り物をする人です。 なんと、ぶじこより年下なの。


 お祝いの気持ちをこめて作る、というのがなんともいいではありませんか。 でも、悲しいかな、二人は超初心者です。


 Kちゃん、こんなもんで喜んでくれるかなあ。     喜んでくれるよ。
 Kちゃん、使ってくれるやろか。      Kちゃんだから大丈夫。


 Kちゃんだからって??
 話を聞いていると、Kちゃんはあまりこだわりのない心の広い人のようでした。


 型紙にあわせて、二人で相談しながら同じような下図を描いて(若い子の持ち物に関しては、おばさんは口出ししません。) 色もおそろいになるように相談して、延々と同じ刻印を打ち付けるのにあきあきしながら・・・・


 できあがりました。


 キーケース。 新居のカギをつけてね。



 印鑑ケース。 新しい名前のはんこを入れてね。



 ちいさな円の刻印を連ねた花模様です。まるでクリスマスのイルミネーションみたい。なかなかかわいいのです。 ちょっとばかり傷が付いたり色がはみ出たりしているのは目をつぶってください。


 ところで、ひろしちゃんはこの間結婚式をあげたばかり。 そこでわたしもひろしちゃんにささやかなプレゼントを用意しました。


 新婚さんといえば?     フリフリのレースでしょう。
 新婚さんといえば?     ハートでしょう。  
 誰が決めたの? いえ、イメージとしてそうじゃないですか?



 革で刻印と穴明けパンチとを組み合わせてレース模様を作りました。 穴明けパンチはいろいろな形があるのですが、今回使ったのはハート型と○です。 
 リボンは革ひもで。 
 布レースほど華やかすぎず、カジュアルな雰囲気が加わったと思います。



 ティッシュペーパーの箱にかぶせるだけの簡単作りです。
 あえて色は染めずに革本来の色を残してあります。 革は年数がたつにつれ飴色に焼けてきます。


 「色を塗ってないん? よごれそうじゃねえ」
 「しみもできたりして」
 「手あかが付いてよごれてきて・・・」


 新婚当時のピュアな心も、だんだん手あかがついて・・・・おいおい、キ○マロさんの毒舌漫談かい。 


 大丈夫、たっぷりとオイルワックスをすり込んでありますから、よごれにくいはず。 長い間にはシミも傷もできるかもしれませんが、それも含めて味のあるよい色になっていくと思いますよ。 二人の間柄も、年を経て、革のように味わい深いご夫婦になりますように。 
 末永くお幸せに。


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2回目のさつまいも掘り

2008-12-13 09:40:47 | くらし

 ちょっとあり得ない変事が二つ。 いえ、おおげさに言うとですけど。


 ジャガイモ掘りの後、ふと思いついてさつまいもが植えてあったところに行ってみました。 さつまいもを掘ったとき、つるがあまりに勢いよかったので、始末をせずにそのままにしておいたのです。つるのあちこちから根が出て土にもぐっている、そこからまたさつまいもができるかな?と。 


 いくら暖かいと言っても秋冬にさつまいもができるなんてことは、このあたりじゃ有り得ません。 
 こんなこと考えるのはわたしくらいか。


 ところが、ところが、
 


 さつまいものつるは栗の落ち葉やえだに守られて、まだ青い葉をつけたものもありました。 そして、しっかりと根を張っているところをほってみますと・・・・・



 ありましたよ! 焼き芋にちょうど良い大きさのが。 さつまいもほり以降に成長したお芋ですね。


 そしてもう一つ。 おお、これは大きそう。



 


 あ~らおくさま、どうなさったのそのお肌。 ひどい荒れようじゃございませんこと? 



 わたくしひどい目に遭いましたのよ。 たったひとり取り残されて寂しい思いをしましたのよ。 だんだん寒くなって、こごえそうになるし、お肌は荒れるしー。


 すみませーん。これは多分、掘らずに残しておいたお芋です。 ひとつだけまだ小さくて、つるが元気だからもう少し置いたら大きくなるかなと。 忘れてました~。 
 このおいも、中の部分だけでも食べられるでしょうか。


 


 そして第2のできごと


 道ばたの柿畑にアオサギが死んでいました。 なぜこの辺にアオサギが?



 広い範囲で言えばわたしの住む地域にアオサギがいます。 でもそれは水田地帯のこと、わたしの家のある畑地帯には川も池もなく、アオサギは飛来してこない、とわたしは思っていました。 少なくともわたしも夫も見たことがありません。


 柿畑の貯水タンクの中にはかえるがいたりしますけど、今はそれもいないはず。 かえるをねらって貯水タンクへやってきたとも思えません。 早朝にはもう死体があったということですので、前日の夕方か夜飛んでいて、目が見えずに柿の木にぶつかったのかしら、それとも自動車に?


 かわいそうだけど、こんな機会はめったにないので近づいて写真を撮らせてもらいました。 とても美しい羽でした。 


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