あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

カリン酒づくり

2008-12-19 00:42:10 | くらし

買ってから一月ほども放置していたかりん。 そろそろ始末をしておかなければいけませんね。



 洗おうと手に取ってみたら、表面がぬるぬるしています。 この通りきれいに水をはじきます。 そしてとてもいい匂い。



 放置している間に、油分がしみ出てきたのでしょうか。 なんかこの油、お肌によさそう~。 夕方までわたしの手はカリンの優しい匂いがしていました。


 そもそも何のためにカリンを買ってきたのか。
 
 柿の渋抜きにつかったホワイトリカーがたくさん余っています。 それをなんとか始末したいので、果実酒を作ろうと思い立ったわけ。 産直市場に行ったら、ちょうどカリンの時期だったらしく、たくさん出ていました。 安かったし(300円くらいだったかな、値段を忘れるほど前のこと)、生産者が教え子のお母さんだったのでー。 (注: 産直市場の商品には、ひとつひとつ生産者の名前が書かれています)
 


 今年はカリンがめちゃくちゃたくさんなっている木を何カ所かで見ました。 カリンもあんなに実をつけるんだなあ、と感心したものです。 写真を撮っておけば良かったですね。 いつ通っても取り入れた様子もなくそのままにしてあるということは、使い道に困ってのことでしょうか。 だったら安い値段でもみんなに買ってもらって活用してもらった方がいいですね。


 うちにも昔はカリンの木がありました。 子どもができてから植えたのです。 カリンは咳に効くということで、風を引きやすかった子どもたちのために、毎年カリンの蜂蜜漬けやシロップ漬けを作っていました。 子どもたちも大きくなり、カリンエキスもあまり必要がなくなって、カリンの木は駐車場を広げるために切ってしまいました。 


 カリンの実はとても固いです。 包丁を入れると、じゃりっとした感触があります。 これ、苦手~。


 果物にしては破格の種の多さ。 種の部屋が5個もありますから、そうとうの種になります。



 種を除いて、薄切りにして瓶に入れ、ホワイトリカーと氷砂糖を入れればできあがり。



 今回は、あるだけ全部使うーということで、分量は全くでたらめです。 ホワイトリカーも残り物だし、カリンは買ってきたほどだし、氷砂糖もぶじこが梅酒を作った残りがあったので入れただけ。 砂糖は飲むときに必要に応じて入れたのでよいということで、作るときは入れなくてもいいんですって。


 これで2,3ヶ月したら香りの良いカリン酒が飲めるはず・・・・・ですが、


 何の病気にでも効く、ダイエットにも効くと聞いて作ったビワの種酒、珍しい朝鮮人参をもらったからと作ったにんじん酒、 女性ホルモンを補う効果があると聞いて作ったザクロ酒、豊作のスモモがもったいないからと作ったスモモ酒・・・・ぜ~んぶ残っています。 カリン酒は?
 ぶじこが生まれて初めて作った梅酒は、飲み頃になってあっという間になくなってしまったそうですがね。


 応援ありがとうございます日記@BlogRanking

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする