松山市城山のふもとにある堀之内公園の銀杏。
からすがいっぱいいます。
点砲/P>
取り壊された野球場跡にも
このからすがなかなかおもしろいのです。
2羽が水浴びをしています。 それを横から見ているからす。
2わがバシャバシャとやるたびに一足一足下がっていって、とうとう水から上がってしまいました。
なおも水浴びを続ける2羽。
すると陸上でも両脚でぴょんと跳んで横へ逃げます。
「ちょっと~、水が飛び散るでしょ。 もっと静かにやって~。」
2羽、無視してバシャバシャ
見ているカラス、また一歩横へ。 そしてぶるぶるっと身震いしました。
「ほら~、水がかかったじゃない。 おおつめたい。」
おかし~い。 水がかかるのがいやなら他へ行けばいいのに。 その場は離れたくないけど水がかかるのはいやといった様子でした。 プールで子どもを遊ばせていて、自分は水に触れたくないけど、子どものそばはなれられないというお母さんみたいでしたね。
群れでいる鳥はたくさんいるけど、こんなふうに仲間とのつながりを感じさせるしぐさをするのはからすだけのように思います。 鳴き声も個性があって、うちの近くで会話するように鳴いているんですよ。
「オイッ オイッ」 「アォ~ カアッ」 なんてね。
そして、とても残念なことに写真がないのですが、以前運動をしているときに窓から見たからす。
けんかしたカップルとそっくり。 男の子(勝手にきめつけ)が一生懸命機嫌をとろうと話しかけますが、女の子(これも勝手に決めつけ)はすねてうつむいたっきり。
「ごめん、ごめんよ」 「・・・・・・」
それでもあきらめずに寄っていく男の子。
「ねえ、機嫌直してよ」
女の子、横を向いて「ふんっ」
「ごめんて言ってるだろ」
すると女の子はぷいっとその場を離れました。 あわてて追いかける男の子。 そして2羽で何か話しているように向き合っています。
「もう~しょうがないわねえ。ゆるしてあげるっ」 「ありがとう~」 そういって2羽のからすは飛んでいきました。
おかしくて練習に身が入りませんでした。
からすがとても人間くさい鳥なのか、こんな話を勝手に作って楽しんでいるわたしが変なのか?