あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

紅葉狩り3連発 その3 松山城二ノ丸史跡庭園

2021-11-29 01:05:04 | お出かけ
 今日の新聞に、新居浜市の慈眼寺が結婚写真に人気だという記事が載っていました。先日はテレビで住職さん自身が出演していましたし、なかなかPR上手な方とお見受けしました。 けど、数年前までは拝観料が要りましたが今は無料です。
 
 慈眼寺に行った翌日、松山城の二ノ丸史跡庭園に行ってきました。ここも紅葉の季節には必ずマスコミに取り上げられる場所です。
 
 これは11月初め、県展を見に行ったときに写したものですが
 


 写真の右下に写っている屋根、ここが二ノ丸跡です。
 黒門登城口から、魅力的な石垣の間の道を歩いて数分。
 

 
 パンフレットによるとー
「二ノ丸は本丸を防備するための施設で、南と西側には内堀があり、高い石垣と強固な櫓や門、それらをつなぐ塀によって囲まれ、その内側には藩主の生活や政務のための二ノ丸邸がありました。」
 
 
 しかし、明治時代に火災によって焼失し、表御殿跡は柑橘・花草園として、裏御殿跡は流水園として整備されています。
 
 聚楽亭 

 
 ここからは流水園が見えます。

 
 表御殿の間取り通りに通路が作られ、部屋に当たる場所に水を張っているだけなのであまりおもしろくはありません。けれど山際の林泉庭は
 
 



 
  この奥には小さな滝があります。



 
 自然と一体化した美しい池。紅葉はやや見頃を過ぎたというところ。
 向こうに見えるのは観恒亭。
 
 
 池は小さな流れとなって観恒亭に続いていました。
 
 


 観恒亭

 
 慈眼寺がウエディングフォトスポットとして人気と書きましたが、ここも負けず劣らずの人気のようで、平日にもかかわらず花嫁花婿姿のカップルがーなんと3組も!
 
 1.6ヘクタールもの庭園ですが、中ほどはだだっ広いだけなので見所はこの池付近と建物でしょうか。どこへいってもカップルに出会うので、きれいな花嫁姿をちらちらと見せていただきました。だけど邪魔をしないように気も使いましたね。
 
 裏御殿跡の果樹園には柑橘がいろいろ植えてありました。みかん王国愛媛ですからね。
 なつかしいこみかん。 中予では正月の注連飾りに、玄関は橙ですがその他の入り口の注連飾りには、このみかんをつけるのです。東予にはどうもその習慣はないように思います。

 
 一部屋に1種類ずつ。これは伊予柑だったかな? そうそう、入り口で入場券を買ったら(200円)みかんをくれたんですよ。園内でとれたものですって。こういうわけだったんですね。 

 
 庭園のまん中に深い井戸
 ここはもとのまま残されているそうです。



 
 再び池のところまで回ってきて、山へ向かう道を上って行きます。木々に囲まれた石段は、まるで登山道のよう。




 勝山亭
 ここでも写真を撮るカップルが。

 
 勝山亭からは公園全体が見渡せました。

 
 わたしはこの道を下りていきましたが、順路としてはここが登り道だったかもしれません。 重い打ち掛け姿で上がってくる花嫁さんはなかなか大変そうでした。

 
 庭園から本丸まで登城路になっています。以前一度だけ上ったことがありますが、市の中心部とは思えない静かな山道で、また上って見たいなあと思いました。けど、今日はここまで。
コメント
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