マンゴーの網かけ

　マンゴーの摘果をしたとたん、残った実がみるみる大きくなりました。
　マンゴーのお世話でよく見かけるのが、マンゴーに網の袋をかぶせて、天井から紐で吊しているところ。完熟して落ちてしまうのを防ぐのでしょうか。うちでは毎年、せっかく成ったマンゴーが地面に落ちてしまい、気づくと虫に食べられてしまっています。今年はなかなか順調に育っていますから、できるだけいい状態で収穫したいと思います。

　だけど、うちは天井に紐を吊すところなんてありません。　それにマンゴー用のネットの袋なんて売ってもないし・・・・
　でも、まあ、しないよりはましかな？

　

　袋の上部に接着剤がついていてくっつくようになっています。その部分を枝にくっつけて、



　ちょっとでも落下を防いでみましょう。この袋は何だかわかりますか？



　ははは・・・枝豆の出荷用袋。

　トラオが大はりきりで手伝ってくれたのですが、残念ながら少々雑だったようで、何枚かは外れていました。それをもう一度なおしていると、少し大きくなったマンゴーが一つ落ちてしまいました。



　なぜかわかりませんが成長がずいぶん違うんです。大きいのが落ちたマンゴーなんですが、

　あれまあ、枝ごと落ちるんだっけ？　少しでも枝にとどめておこうとするわたしの作戦は失敗かも。でも、何もしないまま落ちてしまうと草の中で見つからなくなるのです。袋ごと落ちてくれたら少しは見つけやすいので、それでよしとしましょう。

　落ちたマンゴーを持って帰って卵と比べてみました。



　鶏の卵Lサイズよりちょっと大きいです。
　このマンゴーを基準にすると、大きいのは


　こんなになっています。



　重くて地面すれすれまで垂れ下がっています。こんなのが２，３個あります。せめてこれだけでも枝を吊してやりたいなあ。なんとか対策を考えてみます。

　先の摘果の時、まだ花殻をくっつけて小さい小さい実だったものが、今は卵くらいになっています。



　たくさんあるんですよ。これにもそろそろ袋をかぶせないと。

　そして、今まで一度も実をつけたことのない実生から育てたマンゴーの木に、ようやく一つ実がなりました。
　これも比較のために卵大のマンゴーを並べています。



　形は悪いけど、大きいです。　ここまで来るのに何年もかかりました。　

　ところで、熟さないうちに落ちてしまったマンゴーって食べられないのでしょうか。