あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

才色兼備の野菜たち

2017-02-12 23:43:18 | 野菜・果物・料理など
 野菜作りに熱心なぶじおくんがいつも戸口に野菜を置いていってくれます。それが美味しくて、見た目もきれいなの。女性で言えば才色兼備
 たとえば


 ターサイです。フリルいっぱいのスカートを広げたようでおおきさはバスケットボールくらい。とってもきれいです。さっと炒めて使えるので私のお気に入り。ちょっと苦みがあるけれど、ソーセージやベーコンや、ちくわやかまぼこ、どんな食材とも合います。


 珍しく台所まで持ってきてぽんとそこらに起きました。



 こんな時は、何か質問があるか、自慢したいか。名前は聞かなくてもわかります。今年は日に当てず大事に大事に育てたらしいです。



 中から出てきたのは真っ白なカリフラワー。ふわふわのアイスクリームみたいでこれもほんとにきれい。会心のできだったようです。かじってみるとほんのり甘みがあります。
 
 とにかく今年の野菜は甘い。大根も、かぶも、キャベツもほうれんそうも。育てた本人が
 「どうしてでしょうね?」
 と首をかしげています。確かによい肥料を使ってはいるらしいのですが。

 ほうれんそう。


 寒さで葉が縮んでいますが、こういうのがあまくておいしいんだと、何かの番組で知りました。あまり手を加えずにおひたしにしましょう。



 この赤い根元の部分が特に甘いのです。でもわたしは子どもの頃からこの固いところが嫌いで、できるだけ避けてきたのですが、あまりにも甘いので、食べやすく薄切りにして全部食べました。

 大根も蕪も傷がなくて真っ白。
 大根は甘くて辛みがないから、おろし大根のからいのが好きな人には物足りないかもしれませんが、わたしは大好き。
 
 きのこと納豆のみぞれあえを作りました。



 あれ?わたしきのこを煮るのにみりんを使ったかな?思わず煮汁を確かめてみたほどです。それくらい大根が甘かったのです。

 かぶのクリーム煮もいろいろ野菜を煮込んだミネストローネも、砂糖を入れたように甘い。かぶぎらいのぶじこがかぶを食べるようになりました。知り合いにお裾分けしたら、ウマオと同い年の女の子が「かぶがおいしかった」と何度もいうんだそうです。

 これもかぶです。


 細長くて上の方がちょっと紫がかったきれいなかぶ。今ピクルスにしています。
 ただ、酢の物にしてとても美味しかったので、次はスープにしてみたら、苦かった・・・生食用のかぶだったのかも。ふつうのかぶよりもしゃりしゃりとした歯ごたえがあります。

 ブロッコリーもきれいですよ。たまにはこんなのもありますが。


 ああ、もったいない。花を咲かせちゃった。 今が最盛期らしく毎日毎日くれるので食べきれません。知り合いの料理屋の女将にあげたら、「茎の方が甘いんぞね。」とおっしゃる。それは知っていましたが、茎は皮を剥かないと固いので敬遠してました。が、いい方法を見つけました。それは
 
 丸ごと茹でる
 それから小房にわけて、残った大きい茎の皮を剥くのが一番手っ取り早いです。

 例外的に見かけの悪い野菜もありますけどね。
 キャベツはなぜか葉っぱが割れて、ロールキャベツがつくれません。でも、炒めてポン酢をかけたのがわたしのお気に入り&お得意料理(料理とも言えないほど手抜きだけど)
この間ぶじこがお好み焼きを持ってきてくれたのですが、それがいつもと違って甘かったので、砂糖を入れたのかと聞きましたら、いつもの作り方だと言います。甘いのはキャベツのせいではなかろうかと。
 白菜は、穴だらけで(虫食いの)外の葉っぱを捨てて使っていますが、なかに深~い穴が一つ二つあって、それは要注意なんです。穴を探っていくとヨトウムシが丸まっているので。
いえいえこんなことでびくびくしていては美味しい野菜は食べられません。虫食い=無農薬ってことですから。これは蒸してポン酢をかけるだけ。ポン酢、大活躍です。

 そうそう、忘れるところでした。
 高菜もいっぱいできたんだそうです。わたしは湯がいて炒め煮にするのが好きですが、ぶじおくん、消費に困って漬け物にしました。これがまた、いい出来で・・・・



 分けてもらったのをちびりちびりと食べています。これ、みじん切りにしてチャーハンにするとおいしいんですよ。

 というわけでことし我が家は野菜中心生活。美味しい野菜はあまり手を加えなくても十分美味しいから調理の時短にもなるし、砂糖の消費量がうんと減って経済的。
 ただ・・・
 外食すると野菜が美味しく思えないんですよ。せっかくお金払って食べてるのに。
 
  

 
コメント (4)
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