あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

森の交流センターで

2017-02-08 17:53:11 | お出かけ
 年末の入院以来ずっと車いすだった父。なんと元通り歩けるようになりました。退院して1ヶ月足らず、デイサービスでのリハビリのおかげです。よかったよかった、これでお茶を飲みにも、食事にも連れ出せます。
 さっそく弟夫婦と食事に出かけました。それが、先日のでっかいじゃこてん。そして食事の後、東温市にある愛媛県森の交流センターに行くことにしました。そろそろ梅が咲いているんではなかろうか、ということで。これが1月29日のことです。
 弟はまだじゃろと疑っていましたが、わたしは、こちらの梅畑で南高梅が咲いているのを知っていましたから、きっと咲いているだろうなと思いました。

 
 ぽつぽつと咲いておりました。車いすを貸してもらえるので、遠くまで歩けない父も散策を楽しめました。

 

 

 
 ハウスの横には大きな白梅の木があって、ここはたくさん咲いていましたが・・・



 ほかの木は小さくて、満開になっても貧相かな? 梅だけを見るならほかにもよいところがありますね。交流センターのねうちは、こうした園芸用の樹木だけでなく庭木には使われない多様な木が、それもかなり大きい木が自然の姿のまま残されているということだったのですが・・・


 敷地の一部に県警機動隊の庁舎が建てられることになり、たくさんの木が切られてしまいました。一部は移植されてはいましたが、


 



 あのたくさんの椿がこんなに少なくなってしまっただけでももったいないとわたしは思いました。
 弟は
「ここを桜と梅と椿だけにしてしまうのか。」と怒っています。
 義妹は
「署名運動でも何でも、もっと強く反対すればよかった。」と悔やんでいます。
 貴重な木がたくさんあったんだそうです。
 関心のないものにとってはどうでもよいことなのかもしれません。予算やその他やむを得ない選択だったのかもしれません。

 でもこんな様子を見ると

 
 なんだか切なくなってしまいますね。何十年もかけて育った木は、たとえ新たに植えたとしても一朝一夕には戻らないのです。
 
 明るく開けた場所にこんなところがあって


 このタンポポのようなものなんでしょう。


 つわぶきの綿毛のようですね。そばに冬イチゴの葉も見えます。立ち枯れのざっそうやアケビの絡んだ木。ここだけが荒れ地の様子をとどめています。そうそう、こういう雰囲気もこの交流センターのよいところかも。

 名前のわからない鳥の鳴き声が盛んに聞こえて
 枯れ葉の上を、我々には目もくれずえさを探している鳥もいます。

 「シロハラ」かな?

 田舎は自然に恵まれているというものの、子どもにとっても安全で明るい森が残されているところはそうそうありません。だから私たちはちょくちょく来ていました。トラオが赤ちゃんの時からお花見はここだったんですよ。
 かえすがえすも残念ですね。
 
 そうそう、入り口の木蓮の木はそのまま残されていました。3月になったらまた来てみましょう。
  
コメント (8)
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