あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

節分の日の巻き寿司

2017-02-04 22:26:28 | 野菜・果物・料理など
 あえて恵方巻きとは言いません。言いませんとも。そう、ただの巻き寿司。
 しかし、あっという間に広がっちゃいましたね。日本のどこかで行われていた風習が。ハローウィンといい、バレンタインデーといい、お金に結びつくことはすぐに日本中に広がって、田舎の素朴な風習は廃れる一方。密かに無駄な抵抗をしているあた子ですが、ことしも巻き寿司は作りました。だって、テレビのコマーシャルや、チラシを見ているとおいしそうなんだもの。

 ただ、今年は何かと忙しかったので、保育園にお迎えに行く時間までに全部の準備はできませんでした。
 大慌てで具材を並べ巻きました。どれもこれも雑で汚らしい写真ですみません。
 
 太巻きの具。 
 
 うっかり濃い口醤油を使ったものだからどれもこれも茶色い。干瓢がうまく炊けなくて使うのを断念。三つ葉が手に入らなかったのでキュウリを使ったけど、これはよくないですね。キュウリの部分だけが水っぽい。ほうれん草か何かを湯がいていれたほうがよかったなあ。実際はそんなひまがなかったんだけど。

 サラダ巻き

 
 キュウリ、アボカド、海老、卵。あれ? かにかま入れるの忘れてる。今気がつきました。

 海鮮巻き


 鯛、ハマチ、いか、サーモン、大葉、貝割れ。 この大葉がトラオには不評で、せっかく大好きなお刺身たっぷりの巻き寿司を残してしまいました。
 
 写真はないけど エビ天巻き
 市販の冷凍エビ天、レタス
 これは、エビ天が2割引で売っていたので急に思いついたもの。これもイマイチね。というのは、エビ天の衣が化学調味料の味がきつくて・・・我が家の味覚には合いません。

 忙しい思いをしてたくさんの具材を用意したけれど、海苔10枚分も巻けませんでした。しかも、巻く段になって巻きすを処分したことを思い出しました。6月の長雨で、完全に乾燥させてしまっていたはずの巻きすにカビが生えてしまったのです。
 でも、大丈夫。2,3日前にテレビで見たあの方法で。

 それは・・・巻きすを使わずに手だけで巻くという方法。そのほうが上手く巻けるというのです。それも海苔を半分に切って巻くといいらしい。で、やってみたのですが、なるほど、簡単でした。でも仕上がりが・・・・



 米粒だらけになるんですよ。海苔の上にご飯を広げ、その手で海苔を持つものですから。やっぱり巻きすが要りました。後で、いちいち布巾で手を拭けばよかったんだと思いましたが・・・急ぐとだめですねえ。

 恵方巻きじゃないから包丁で切ります。



 ハーフサイズで巻くと、はしっこの具の飛び出たところが2倍できます。きれいな切り口がいっぱいーとはいえず、今年の巻き寿司はどうも見栄えが悪くていけません。それでも4種類の寿司の代表選手に集まってもらうと



 しあわせ巻き
 
 おいしくいただきました。2歳のウマオには海苔が固かったらしく悪戦苦闘していましたが。おまけにレタスもきゅうりもアボカドも、つまり緑のものは全部手でほじくりだすものだから、テーブルもお顔も服もズボンも、なぜかサイドボードもごはんだらけ。

 

 なんだかバタバタの夕方でしたが、節分の度に孫たちの成長を感じます。鬼が怖くてたまらなかった2年前のトラオ。豆まきの意味がわからずその場に落としてしまった去年のウマオ。でも今年は二人で元気よく豆をまきました。もう鬼はこわくないそうです。
 ですが、鬼が来ないように節分飾りは作りました。

 相変わらずクリスマスホーリーの葉です。



 今年はいっぱい赤い実がなったのですが、小鳥たちが食べてしまって、奥の方に少しだけ残っていました。

 タラの木が手に入らなくて、スーパーで買ってきました。



 ???これ、どこの地方のなんでしょう。 先についているのは、もっこく?とべら?
 初めて見る形でした。
 これと、鰯の頭とを割り箸につけて、玄関のプランターに挿しておきました。


 鰯の頭が・・・・・生の鰯を使ったものですから生々しくて、鬼じゃなくてもちょっといやかも。
コメント (8)
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