前々回「草の中のゆり」でちょこっと登場したヤブカンゾウです。 バックの板塀がいかにも古びて、ちょっといい感じだわ~ 実際は単におんぼろというだけですけど。
で、なぜ背景が板塀かというとー
我が家の田んぼに隣接した畦に、ヤブカンゾウが一株はえているのです。
今年は花穂がぐぐっと伸びてきて、もうすぐ咲くぞっと楽しみにしてたのに・・・・
先日行ってみると、根こそぎ切り取られて、下の溝の水の中に頭をつっこんだまま咲いていたんですね。 切り取られた茎の先は炎天下でしなびてました。 なのに花が咲くか!
ああ~、やられた!
せっかくなので拾って帰り、外のバケツにつっこんでいたら、なんと次のつぼみが花開いたというわけです。
田んぼの畦にこんな鮮やかな花が咲くってすてき。と思うのはわたしだけなんでしょうか。ヤブカンゾウ一株残しておいたってなんの迷惑にもならないと思うのに。 なんとも味気ないことです。
そういえば、前々回述べたお墓のヤブカンゾウも、今はコンクリートで固められ姿を消しています。
こちらのお庭には群生してますね。
でもようく見たら少し違う。
こちらはヤブカンゾウの仲間ですが、ヘメロカリスという園芸種でした。
ヘメロカリスならうちにもありますよ。 うちのはこんなえんじ色。
多分10年以上前だったと思うけど、ヘメロカリス5種5株セットというのを通販で買って植えたんですね。 オレンジやサーモンピンクや黄色などが咲く予定・・・・のはずが、植えて数年間1つも花を咲かせず、つい最近になってやっとこの花が咲き始めました。
デイリリーの別名の通り、花は一日で枯れますが、新しい花が次々と咲いて、もう2週間くらい楽しませてくれています。
残りの株? 葉っぱだけが茂ってます