あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

春のてんぷら

2008-04-09 00:05:53 | くらし

 お寺で花見をしたとき見つけたものがあります。すぐ裏の斜面にはえていました。



 タラの木です。 新芽は苦みと香りがあって天ぷらや和え物にします。 



  本来自然に生えている山菜ですが、最近は栽培もされているようです。 採ろうかなあ、でもこの山の持ち主の物だからなあ、と思案していると、母が、「うちの畑にも植えてある」と、言います。 行ってみると、ずいぶん背の高いタラの木が3本、隅っこに植えられていました。 たびたびここに来たのになぜ気づかなかったのだろう。 大根みたいな高菜の写真を撮ったすぐそばにありました。


 タラの芽が手に入りましたので、夕食は天ぷらにすることにしました。



 皿の上の方にあるのがタラの芽の天ぷら。 右の赤い物は小エビ。 その下の長いものがつくし。 へへへ・・・ これは失敗です。 つくしは水分が多すぎて、油に入れたとたん、じゅわじゅわじゅわっと泡が出て飛び散りました。 そして、くたっとなっただけ。 あぶらでべちょべちょになってしまいました。


 そして、一番量の多い、葉っぱは?  


 あげる前はこんな葉っぱでした。 さて、何でしょう。



 答えは、これ。



 え? これじゃわからない?


 これはキーウィの新芽ですよ。 天ぷらにしたのはレッドキーウィという、果肉が赤い品種です。 産直市場に売られていたのですが、パックに「おいしすぎー」とマジックでかかれてありました。


 こりゃ、一度は食べてみなければー


 今回、小麦粉ではなく、上新粉で衣を作りました。 なんでも、米粉にはグルテンがないので粘らずからっと揚がるのだとか。 粘りがない分、素材にくっつきにくく油の摂取も控えられるんだそうです。 


 さて、お味の方ですが、


 おいし~い。 歯触りはぱりぱり、なんだかポテトチップスに似ていました。 毒じゃなかったです。 ちゃんと生きていますから。


 産直市場のおかげで、今までいろいろ珍しいものを食べさせてもらいましたが、でも、キーウィの葉っぱまで食べようとは ^0^  これを食べてみようと思いついたのは誰なんでしょうね。 もし、体に悪い物だったらどうしたんだろう、体を張ってまで食べなくてもほかに食べ物はいっぱいあるのに。   


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2 コメント

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Unknown (ねね)
2008-04-09 17:38:16
きゃぁ~、新情報満載ですね!!
キウィの新芽を食べるのも、赤いキウィがあることも驚きです。
上新粉で衣を作るというのも初めて聞きましたが、今度やってみよう!!
天ぷらは好きだけど、お腹にもたれて若い頃ほど食べられなくなりました。上新粉の衣で油の摂取を控えられるというのはありがたいです。
玉子と冷水で、いつもと同じ感覚でやればいいのですか?
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上新粉の衣 (あた子)
2008-04-09 23:37:40
 卵を入れるとちょっと柔らかくなるので、わたしは入れないで、上新粉を水どきしただけです。少し塩味をつけて。米粉はグルテンを含まないし、時間をおくと下にたまってくるので、しっかりまぜてよいそうですよ。はっぱがぱりぱりになります。
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