☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録と梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

9月からの学校再開で気になること

2021-07-22 | 新型コロナ関連
今日も清々しいカナダの夏らしい気候でした

9月からの学校再開にあたり、気になること。
州内の大学によっては、通常の教室で受講するスタイルの授業に参加するのであればワクチン接種を条件にあげているところがあるようです。


まだ完全に落ち着いたわけではないので、多くの学生達ができるだけ感染リスクの低い環境で大学生活を過ごせるようにするにはという理由から納得できる見解でもあります。


でも、「ワクチンを接種したくない」と考えるの生徒や親御さん、スタッフからすると
きっとこれは人権侵害と主張する人達が出てくることも想像できます


賛否両論のワクチン接種。強制される環境でない限り、最終的には個人の判断になりますね。
大人は、自己判断で「ワクチン受けたくないし、仕事環境にそれが必須なら、それを必要としない職や、環境を選ぶ」という選択が可能。

じゃあ、子供は?

というところに個人的に疑問があって。


子供達の中でワクチン接種しない理由は4つくらいあるのかなと思います
1つめは、体の免疫力が極端に弱くて、ワクチンに耐えられる力がない。
2つめは、家族がワクチン接種反対派で、自分もそれに同感
3つめは、子供自身は受けたほうがいい。受けたいなと思っているけれど、家族が断固反対して受けさせてもらえない。
4つ目は、ワクチン接種年齢に達していない。12歳未満の子供達。


1つめは、お医者さんに要相談で、その子にとって感染リスクの低いベストな方法で日常生活を続けているのかなと思います。これはコロナに限らず他の感染症に対してもされているのだと思います
2つ目の場合は、本人も同意なので 個人の選択として仕方ないとも言える。
3つ目は、大学生くらいなら、校内のクリニックで自分の意志で接種することができそうな気もするけれど、未成年の場合は親の同意がいるのかな。。そうなるとストレスが生じますよね。


12歳以上が通う、中学、高校、大学であれば、ワクチン未接種のクラスメイトがいると想定して、自分自身の重症化を防ぐために、ワクチン接種することで、接種しないグループの人達からリクスを少し回避できるのかなと思います。 また、ワクチン接種の有無にかかわらず、体調が良くないときは欠席するとか、ワクチン以外の感染防止対策による自身の行動で、感染リスクや重症化を最小限に抑える選択を取ることができる可能性は高い


でも、4つ目の小学生以下(小学、幼稚園、保育園)の子達は、ワクチン接種したいと思っていても、年齢区分でできない。
ということは、今までと同様のリスクの中での登校が再開される。

それが心配なら再びオンライン授業も設置してもらい、そちらを選ぶべきなのか。。。。
でも、我が子を含む多くの子供達にとって、自分と同じ感覚で話したり、笑ったり、遊べる年齢相応の友達と過ごせることや、家庭内が発育に適切な生活環境にない場合、子供達のメンタルヘルスを理解しているスタッフがいる学校という環境は精神面のケアにとっても大事。

感染が心配だから、ワクチンを受けさせたくないから。という理由で、
本人は学校へ行きたいのに、通わせてもらえない。
ホームスクールを否定はしないけれど、子供は行きたいと思っているのに、親のワクチンに対する心配や嫌悪感が原因で学校へ行かせない。。
という状況が発生するようであれば、これこそ人権問題になってしまう


小学校以下で、感染リスクを下げる方法は、
今まで通り、子供自身が手洗いやマスクで気をつけること
共有部分の衛生管理をしっかりすること。
そしてもう1つ今までの状況から変化を加えられるのが、先生やスタッフがワクチンを接種すること。

子供達と関わる大人のスタッフがワクチン接種をすることによって その方達自身の感染リスクや重量化をさげるだけではなく、関わる生徒達への「リスクを1つ減らしてあげることができる対策」でもあるのかなと。

それが無理なら、重症化の心配が消えない限り、以前と同様 バブル形式、ゾーニングの徹底なども合わせて必要になるのかなとも思います


でも、私の知り合いの幼稚園勤務の方には、ワクチン断固反対派。子供達にも受けさせないと主張していました。
尋ねた理由には え??と思うような内容も正直ありましたが
初めての事に対する心配な気持ちへの理解はできます。


ただ、最終的には本人の判断だけど、ワクチン接種という選択権が無い多くの子供達と接する仕事の人達は
そこでかかわる子供達へのリスクを減らすという考えがあれば、接種してほしいなと言うのが本音です。

その方は「仮にかかっても、それで自然免疫をつければベストだ」という考えなので、それは自分に対してだけでなく、その方の家族にも、仕事でかかわる人達に対しても、同様に考えているということです

彼女は、私と子供達と会った時も、マスクもせず、それを熱弁していました。
(私と子供達はマスクしていたけれど)

世界中にとって初めての事だから、ワクチンを接種した多くの人達だって、多少の不安や心配は誰もが感じているのではないでしょうか。その中で、長期データがないのは確かだけれど、逆に何も心配するような事が起こらない可能性も同じくあるわけで、今の時点での有効な情報を、目にする少数ネガティブな数に固執するのではなく、大きい分母の中でのポジティブな方の情報にも目を向けて、今の自分にとって、関わる人達にとってベストな選択は何か。を私自身は考えました。

マスクもワクチン接種もしないけれど、「自由」を主張して規制にも従わない。。と言うのは、「自由というより身勝手」に感じてしまいます。

幸い、子供達が通っていた小学校は、先生達も学校全体でとても気をつけてくださっていた印象でした。
長男が通う中学はどうかな。。。
学校によっても、校風が違うのは、何となく近所の学校の外遊びの様子を見ていても感じたことがあります。


9月からの規制をどうするか。決める立場の方達、頭を悩ませていますね、きっと。

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