11月前半は11月とは思えないポカポカ陽気が続きとても過ごしやすかったのに、後半に入って急に冬突入です。
ちょうど雪が降る前日に、だいぶ庭のどんぐりの葉が落ち、次の火曜日が落ち葉の回収日だったので、週末にでも集めて袋に入れなくては。。と思っていたら、落ち葉が隠れてしまうほどの積雪な上に、しっかりと冷え込んできて解けないじゃん。。。
9月の後半から、お預かりの3歳の子達と「季節」について何度か話しています。
私の方では、できるだけ正解を早めに言わずに、子供達の考えを聞くことに重点を置いてきました。
9月の終わり。まだ暖かく、紅葉が始まったけれど、まだ多くの木は緑の葉っぱをつけていることも教えてくれました
「季節」って聞いたことある?
これにはあまりピンときていない様子。
「春、夏、秋、冬」って聞いたことある?
これに対しては何人かは「知ってる!」と答えてくれました
「そしたら今は 春かな? 夏かな? 秋かな? 冬かな?」と聞いてみると
「春!」
「夏!」
「冬!」と、答えもそれぞれ。
そして、それぞれの季節のイメージを聞いてみました
「春ってどんな感じ?」
「夏ってどんな感じ?」
この質問はちょっと難しかったようなので
私の方で、まずはわかりやすい2つの季節について
「夏は暑くてプールに入りたくなる。ビーチに行って湖で遊んだりするよ。
冬は寒くて水も冷たい。スキー、スケート、雪遊びができるよ。」と伝えました
お散歩途中では、紅葉が始まった木の落ち葉の色について聞いてみたりしました。
落ちている葉っぱの周りには「赤、オレンジ、黄色」の葉っぱがあることに気がついてくれました
でも周りをみると、「緑色の葉っぱ」をつけた木もありました
別の日にもまた 同じ質問をしてみました
すると
「夏!」
「冬!」などと答えが返ってきて、その理由を聞いてみると
「太陽があるから夏!」
「寒いから冬!」(少し肌寒い日ではありました)
どちらもなるほど!と思える素敵な答えだな〜と思いました。
そこで、季節のイメージ写真を4枚見せました。
お花が沢山咲いている春
森の中が緑色の夏
森の中が黄色や赤の秋
森の葉っぱが無くなって、雪景色の冬
もちろん、この間の季節というのも必ずありますが、ひとまず4つの季節の特徴を色や景色から感じてもらいました
そこで、外をみてもらい、当時 庭の木がちょうど紅葉していたので「今は春?夏?秋?冬?どれかな?」と聞いてみたら
「秋!!」との答えが返ってきました!
大正解でーす
つい10日ほど前、落ち葉が沢山で、落ち葉パーティをしていた時にも
「今は 春かな? 夏かな? 秋かな? 冬かな?」と聞いてみると
「秋ー!」と答えてくれる子達がいました
「どうして秋だと思う?」と聞くと
「葉っぱが黄色い。葉っぱが落ちてる」などと答えが返ってきました
そして、今週雪が思っていたよりも積もり、服装も冬装備になり
「今は 春かな? 夏かな? 秋かな? 冬かな?」と聞いてみると
「冬ー!」と答えてくれる子達がいました
その理由を聞いてみると
「雪があるからー!」
感動しません?
私は子供達とのこういったやりとりが楽しいなと感じます
最初から教えるというよりも、子供が感じたこと、思ったことをその時使える言葉にして伝えてもらうことで、子供の中でも考えるし、言葉も感性も発達します
少しヒントを出しながら、日常から感じて学んでいく過程。
きっと「春夏秋冬」の言葉は、どこかで聞いたことはあったと思います。私も日々の会話でなんとなく使っていたと思います。
でもそれが、何を表す言葉なのかを、3歳の子達が少しずつ理解していく様子がいいなって思います。