トシの旅

小さな旅で学んだことや感じたことを、
まとめるつもりで綴っています。

六甲ライナーで南魚崎駅へ

2013年01月24日 | 日記
灘五郷の一つ魚崎郷の酒蔵を訪ねるために、JR住吉駅から"六甲ライナー"のマリンパーク行きに乗りました。

”六甲ライナー”は、神戸市の沖につくられた人工島、六甲アイランドと山陽本線をつなぐ鉄道(軌道)です。平成2(1990)年に開業しました。神戸市東灘区内だけを走っている区内の鉄道(軌道)です。JR三宮駅から出ているポートライナーとは兄弟鉄道(軌道)ということになります。正しくは、南魚崎駅とアイランド北口間は鉄道で、他の区間が軌道法による軌道だそうです。

”六甲ライナー”の線路ですが、レールはありません。車輪はゴムタイヤで、この軌道上を走行します。ゴムタイヤの中には、乗り心地をよくするために、窒素ガスが充填されているそうです。万が一パンクしたときには、タイヤ内のホイールの外周に中子(なかご)といわれるリングを装着して、車庫までは走行できるようにしているそうです。

”六甲ライナー”の住吉駅のホームに着いたとき、列車が入線していました。出発まで時間がありません。

さっそく乗車しました。運転席がありません。自動列車運転装置(ATO)による自動運転で運行されています。

出発してすぐ大きく右カーブして、住吉川にそって南に進みます。

左手に、進学校で知られる灘中学校・高等学校があります。このあたりの酒造業を営む方々がつくった学校としても知られています。

灘中学校・高等学校の校舎があるあたりです。その先に、最初の駅である魚崎駅があります。住吉駅から1.2kmです。

めざす南魚崎駅に着きました。住吉駅から2km。あっという間でした。何せ、全長、4.5km、終点まで所要10分という鉄道(軌道)ですから。一面2線の駅でした。

ビルの4階にある南魚崎駅。清潔ですっきりとした印象です。

住吉駅から200円。この先、アイランド北口駅、アイランドセンター駅を通って終点マリンパーク駅まで続いています。このあたりの酒蔵は、平成7(1995)年の1月17日の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けました。中には、再建を断念し廃業した酒造業者もあります。しかし、”六甲ライナー”は、その年の8月に全面復旧することができました。

住吉大橋から見た、”六甲ライナー”南魚崎駅舎です。右が北の住吉駅の方向です。

高架上を走る”六甲ライナー”です。魚崎郷に向かって、右岸にある”六甲ライナー”の高架の下を北に進みます。

住吉川の両岸は整備されて、住吉川公園になっています。気持ちのいい散歩コースです。

休憩ができるように整備されているところもありました。

この斜め向かいに、菊正宗酒造の酒造記念館がありました。私は、この後、酒造記念館から魚崎郷の酒蔵を訪ねて歩きました。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見ました (山田)
2013-01-26 08:59:24
 楽しいところに行かれたんですね。灘高校があのあたりにあったとは初めて知りました。次号が楽しみですね。いろんな所に行ける健康に感謝ですね!!
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