ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

東京都禁煙魔女狩り条例 武田邦彦寄稿 正論

2018-06-02 10:27:44 | 本と雑誌
正論は2017年7月号です。

武田氏は、かなりの変な論を展開する方であります。
なぜ産経の正論に?と疑問がいっぱいなのです。
産経から出した本がつながりの元でしょうか。

武田氏の文章は、結構変なのですが、ほとんどは、ほっとくとします。

小池東京都知事のクールビズを批判するのはいいのですが、
「長いスカーフを愛用するなど、到底、環境などを考えているのではない人物であることは
多くの人が認めているところである」
としています。おしゃれな人は環境を考えない人であると結論されてもw
先生は、いつもネクタイしていますから、環境なんか考えない人とされてもいいのかな?

ナチスと同等のものだ~
今更ナチスを引き合いに出すのはいただけません。左の人は特に好きですね。
ナチスはドイツの政治や軍をにぎっていたのですから、同等なのは無数にあります。
憲法制定、立法さへナチスと同等と言えちゃいます。
今の大半の人には、ナチスがどんなものだったかなんてわかっちゃいませんし、知ったことではないw

一切の科学的根拠は記載されていない。
これを問題にするなら、原発の暴露基準も同じこと。
一年1ミリシーベルトのおかしさにも触れるべきだったでしょう。

第二に
丸付き数字の2を付けた項目を指すようです。
ついでながら、第一が出てこないのと、「まず」は、項目を指さないのではじめて読むと奇妙な感じがw

データがないのに行政の長の個人的感覚で決めるのは、まさに、「魔女狩りの原理」である。
無理筋のこじつけです。豊洲問題も魔女狩りだったと?
行政の長に限らず、何かの長ならば、結構感覚だけで決めている事項がいっぱいあるようですよw
人事考課は、特にそうですw(データを残しても・用意しても、結構恣意的だしw)

規制の根拠は何か
(一)から(五)の5つの事項が列挙されていますが、これらは規制が無理というか不可能なものです。
一方タバコは規制できそうなものです。

「屋外、屋内」の区別も無意味
この根拠が怪しげ。屋内の受動喫煙の煙の濃度が屋内で6千分の1で、人口稠密な東京だから
としていますから、屋外でも6千分の1と言いたいのでしょうか?
東京都って、路上禁煙ですよ?ベランダや庭でプカプカはあるでしょうけど。
ともかく根拠薄弱です。

肺ガンの原因の不都合な数字
昭和50年と平成28年の喫煙率を比べるのはいいけど死亡者数を比べるのは「ごまかし」です。
死亡率を比べるならまだしもですが、医療の進歩で死亡原因が大きく変化していますから、
単純な比較は意味がありません。

発ガン物質を除きすぎた
除きすぎていません。次から次と合成品が増えているのが実際です。
発ガン性が疑われて排除されても、その製品が安すぎる・安すぎたから、作らず、
別の物質でもうけるという社会の会社の方針も原因でしょう。
週刊新潮がシリーズで危険食品リストを発表しているのも参考にw
(なんか、日本の官僚は、仕事が遅いwww)

50歳以上の第2の人生
「老人のウソ」なんて怪しい本だろうけど、タバコを推奨しないようにw
私がタバコをやめた理由は、収入がないのに、3人分の食費より私1人分のたばこ代が
高くて、これは、資金的に後々やばいと思ったからなのです。

日本の国力を低下させる一因となり、非科学的な心を植え付けるもとになる
言いすぎでしょう。これを言うなら憲法9条が、それこそふさわしいw
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