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ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

自動運転の幻想

2023-11-26 05:25:50 | 社会・経済
自動運転への参入が相次いでいるようです。

確かに技術的なインフラは整ってきたのでしょうが、環境がまったくなっていません。

地方の道路事情は悲惨です。

1:中央線や側道線のある、1車線道路でも、市道レベルでは、線がほとんど消えかけています。
  プログラムで周囲の状況や道路の幅の認識がチャントしていないと安全には走れないかと。
  GPSの認識誤差は、天候にもよるけど数メートルの誤差はあるとなっています。
  つまり、GPSだけでは、道路のどっち側にいるかの判定は危なすぎるということ。
  絶対にカメラ映像も必要なのです。
  ~これ、間違って広めの歩道に入ってしまったら、歩道にいても車道にいると認識されたままに
   なりそうです。
   前方の障害物(人・犬・猫・植木など)の認識はカメラプログラムにおまかせ・・・
2:市道でも中央線が引けない程の細めの道路でも、速度制限表示を立てられないケースでは
  路面印刷の速度制限も消えています。
  ~本来40km制限だったはずの道路が標示が無いから60km制限に見えるのです。
   まあ、自動運転では、速度表示は見ないはずだから問題ないでしょう。
   ~大型車なら、左右の遊びの余裕無いよ?
    例えば日光市塩野室町の旧町中の道路。拡張が20年以上続いていますが、いまだに、
    交差できない場所があり、そこを走る大型自動車は、互いに、対向車の位置を認識すると
    通過可能位置に止められる方が、その位置に停車して、対向する大型車をやり過ごすのです。
    これ、市営バスも観光バスも例外ではありません。
    この慣行を知らない奴は、走らせてはいけないのです。道も狭いから安全にはバックできない。
    これプログラムでは多分無理です。
    ~50年近く昔ならバスガイドが居ました。で大型同士が対向すると、バスガイドが降りて
     バックを誘導するのが当たり前でしたw
3:季節柄、年末に近づくと、予算消化の路面修理がどこでも始まります。
  1車線しか無いから、交互交通です。無人と有人の両方があります。
  これ自動化しても無理そうです。
4:雨が降ると路面全体が水で覆われ、カメラでは側線も中央線も認識不能です。
  人は道路両脇の景色から道幅と中央線を推測できますが、プログラムで、これ可能でしょうか?
  ついでながら、雨が激しすぎると排水が追いつかなくて水で埋没しそうな箇所もあります。
  これプログラムに入ってますかね?
5:地方道を走っていると、前方雨という状況にも出くわします。
  線状降水帯が前方に見えて、そのまま走ると突っ込むわけです。
  人ならブレーキ掛けて減速してから恐る恐る突っ込むのですが、プログラムではどうでしょうか。
  カメラ関係のプログラムは雨をかぶると一瞬、死んだ状態になるはずで、そのまま突っ込んだら
  直線道路でない場合は、絶対ヤバイかと。
  逆に一気に洗浄降水帯を一気に抜け出る場合もありますが、こちらは問題は無いかもです。
6:交通事故現場:起きたばかりでは反対車線に散らばった品物もそのままです。
  で、警察が到着しても、すぐは、規制されません。
  路上に、散らばった物が一杯から、路上に車や人が一杯から、交通整理の警官が出てくる。
  交通整理警官の動作をプログラムが認識できていますかね・・・
7:昨日のこと:70km以上は出せる道路ですw
  対向車が小さい飲料ビンを窓から捨てた様です。
  互いに通り過ぎた後に、ビンが前方に転がってきました。
  ブレーキを踏みましたがタイヤで乗り上げました。
  割れた音は聞こえませんでしたし、車のハンドルも獲られることはありませんでした。
  ~こいつだろうな、数週間に1つは、我が家の塀側に空き缶が転がっています。
   たばこ吸い殻は、いくつでも目に付きます。
   ~車運転者の捨て場所になっていたヒノキ育成土地が去年から何かの建築現場になりました。
    毎年、空き缶・空き瓶拾いで、その土地からは、際限ないほどの数が出ていた・・・
    多すぎて、これだけ出せばいいやみたいな免罪符にもなっていました。
    ~カーナビは古いので撮像機能はありません。
     車購入のおまけで常時撮像カメラを付けたのでありました。
     こいつの画像公開しても、絶対懲りないだろうな・・・
     車外に捨てる=車外は自分の環境では無いから気にしないという人のようです。
   画像公開しても、ナンバープレートにモザイク掛けが必須では・・・
   犯した本人には、何も届かないでしょう。

 ~これ本題とは関係ないです。でもです。日本は、アホっぽいことをやりました。
  現行犯でなければ、結構、ムズいことになりました。

ガザ地区の日常の運送車はどこに消えた

2023-10-30 12:06:40 | 社会・経済
ガザ地区に毎日100台の大型トラックで食料援助しても足りない、というニュースが配信されている。
 ~ガザ地域というかパレスチナが世界の統計に出てくるのは「世界のサイバー攻撃」項目で
  マルウェア発生率22.7%(2018年版)のみ。これ、Windows のセキュリティ機能が
  登録台数(最低10万台)の何%からマルウェア被害報告があったかという実数。
  マイクロソフト製品の普及もかなりのものということです。

出入国が閉じられる以前の通常時でも、食糧だけでも毎日片道100台以上の運送トラックなどが
通過していたことになります。

紛争以前から人口200万人中110万人は食料援助無しには生活できない状況だったようです。
ということは、紛争前のトラックの食糧運搬の半分近くは支援トラックだったことに。
支援トラックは相変わらず運用しているようで増加されてもいるようです。
 支払いが止まってしまっては、営業車が止まるのは当然です。

ガザ地区では農場などは存在しないようで、食料は完全に地区外頼み。
 海からの食料調達は、海沿いの地域の写真を見ても漁村も無さそうだからゼロだろう。
水や電気も地区外頼みとあっては、完全に積んでいるとしか思えない。
地区生活の他の頼みは、地区外からの輸入、工場からの輸出、地区外での賃金労働、
世界規模での金融市場利用、ネット空間での稼ぎ、そして地区外からの募金・支援物資となりそう。

農業の無い狭そうな環境で自活・成功している地域が、いくつもあることを考えると、
民族性や宗教の違いと考えるのは暴論か?
 ~多民族=多国語のシンガポールを考えると、宗教なんだろうな・・・
  神の元では全員平等、貧乏も当たり前では、全員に向上心を求めるのは無理か・・・
  ~宗教でまとまった地域に宗教改革を求めても絶対無理ってもんです。
   ハマスやISのような、無茶理解は続きそうではあります。

現状では、解決の未来は想像すら出来ない。
永久に支援を必要とする地区であり続けそうです。

退林還耕が起こすだろう問題

2023-10-28 08:47:13 | 社会・経済
エルニーニョが問題を起こすなら、中国全土で展開している退林還耕も問題を起こしそうです。

緑地や森林を耕作地に変える「退林還耕」という動きが、中国全土に広がっているのです。
その背景には、習近平政権が重視している「食料安全保障」があります。

バナナやコーヒーが全部引き抜かれたとか、公園が畑に作り替えられたいうニュースが伝わってきています。
桃やミカンも引き抜かれる対象になっていそうです。
 ~缶詰フルーツから中国産が消えたらわかると思います。

小麦や米に換えた場合、緑である期間は、春から秋までの期間になります。
 ~水田に変えるのは、平地化することと水を引く労力が半端無いから、実際は無理でしょう。
刈り入れが行われるため秋から春までは土が剥き出しになり、保水力と温度維持機能は、
ほぼ無くなります。
土の微粒子も空中に散布されます。黄砂もより強くなるはずです。
果樹や樹木地から転化した場合、樹木周囲の雑草類も駆逐されるために、より大きく出ます。

これは、東方へ流れる空気の湿度上昇と日中の高温化・夜間の低温化をもたらしそうです。
黄砂が多いと日中の低温化に繋がりますが、先の高温化とどっちの影響が大きいのかは
観測次第です。

年平均気温変化を見ると少しづつ上昇しているようではありますから、大した影響は無いのかも。
 ~月平均気温変化の年度比較に近年のものを見つけられなかったのが残念です。
年平均湿度の変化は、激しく上下しながらも推移していますが傾向は見られないから大した影響は無いのかも。
 ~月平均湿度変化の年度比較が見つけられなかったのが残念です。

自分でグラフ作ってみる程の根気は無いな・・・

沖縄でのPFOS問題

2023-10-03 00:33:52 | 社会・経済
有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)は自然に分解されにくい=ほぼ永遠に安定した
化学物質であったために、多用されていましたが、有害性と生物への蓄積性が判明して大きな
問題となっています。

PFOSは、界面活性剤として優れた撥水性・撥油性から、半導体製造、金属メッキ薬剤、
泡消火剤(てんぷら油の消火機能が劣るので家庭など油を使う現場への用途は無い)、
殺蟻剤などに使われてきました。
~平成22年(2010年)4月以降は消火器としての製造は終了しました。
  ~消火剤は不明です。業務用の消火器は薬剤有効期間10年の薬剤交換で使用を続けられるからです。
 沖縄県庁での事故例を見ると、消火剤交換で使用し続けていた?
 ~米軍は?
~PFOSはPFOAよりは弱安定・弱毒性?なので製造停止処置にまでは至っていないのです。

PFOAは、PFOSよりさらに安定性が高く、泡消火薬剤、繊維、電子基板、自動車、食品包装紙、
石材、フローリング、皮革、防護服などに使われています。
~平成29年度(2017年)にすべての製造者が製造を停止したようです。
 ~消火器への対策方針の最新の発行は2023年8月です:業務用は使用期限に至っていないのです。
 粉末消火器には、PFOAは使われていません。家庭用のほとんどは粉末でしょうから大丈夫です。
 ~昔買った防水スプレーに入っています。使い切らないと捨てられません。庭に穴でも掘って使い切るか・・・
 ~燃やそうとしてもPFOAそのものはまず変化しません。なので燃えにくい布も作れちゃったのです。
  燃えなくても熱は通ります。なので消防士は、また別な服が必要になったのです。


さて、
沖縄米軍基地で2020年4月普天間飛行場、2021年6月うるま市米軍基地で
消火剤に使われていたPFOSが基地外への流出事故があったようです。
その都度、沖縄県は米軍に厳しく抗議したそうです。
うるま市のは報告が1日遅れたことで、さらに厳しく抗議したようです。

一方、今年の6/18に沖縄県庁地下駐車場で、スプリンクラーの誤作動でPFOSを含む消火剤が
流出し湧き水を溜める湧水タンクにまで流れ込んだとあります。県は、回収することも発表もせず
放置し、9/12(火)の点検で外部への流出を確認しただけ。液体が外部に流れているのを確認した
だけなんでしょう。消火液は放置では多分乾燥しませんから。只の水ではないと思いもしなかったのか・・・
19日(火)に初めて?採水検査を行い近くの久茂地川でも検出した模様。
 ~長らく放置したから川の流水で薄まっていたけど検出可能だったのです。
玉城知事への報告は9/15(金)だったとか。で、ここで玉城知事が検査の指示を出したと思われますが
検査が19日(火)だから、職員は土~月の3連休は、しっかり休んだようです。
玉城知事は9/17(日)からスイス・ジュネーブに飛び国連人権理事会で米軍の汚染事故を訴えて廻ったとあります。
で県庁の事故の公表は、日本に戻ってきてから行ったようです。
~この日程から見ると、玉城知事は、県庁の事故でPFOSが流れ出たというのは考えもしなかったんでしょう。
 ちらっとでも思いついたら検査結果が出るまで待つはず。
 思いついても・知っていても、幼児はやっちゃうんだ。

PFOSの知識は、玉城知事だけが持っていたらしい。県庁職員は誰もその知識を持っていなかったようです。
県庁職員は、玉城知事のPFOSに対する行動を全く知らなかったか無関心だったようです。
~消火剤に何が含まれているか誰も調べなかった=修理に来たスプリンクラー業者に確認すらしなかったと
 いうことです。修理に来た人も消火剤の知識までは無かったということです。これはスプリンクラー納入業者の
 上層部にも消火剤の知識が欠けていたということでもあります。

玉城知事は自分の足下で起きた事故を放置して、他国人が起こした事故を世界に向けて訴えたことになります。
墓穴を掘りました。
誰も信用しなくなるだろうな~

輸出入用港湾のこと

2023-09-20 18:56:28 | 社会・経済
全漁連の発表記事をネットで読んだのだけど、原発処理水放出反対を続けるようです。

全漁連の坂本会長は「処理水の海洋放出については依然として反対するという立場を堅持する。ただ、IAEA=国際原子力機関の報告書などによって、処理水の安全性について理解を深めてきた」と述べました。

そのうえで、「しかしながら処理水がいったん放流されれば廃炉に向かって数十年の長きにわたって放流されることが懸念され、大変な不安、懸念を持っている。私たちの唯一の望みは平穏に漁業を続けていくことだ」と述べ、安全性への理解を深めてきたとしながらも放出には反対する立場を重ねて示しました。

なんか安全と安心は別だというアレみたいです。

ところで;
海を占有・使用しているのは漁民の方々の遙か昔からの使用権が強すぎて、
大きい港を作ることが難しいようです。
海外との輸送に使われる大型船が日本の港のほとんどに入れないのです。
~大型船が入れるように海底を掘り下げる、岸壁含めて港の設備を拡大する、
 倉庫施設街を拡大する、道路を拡大するなどが困難なのです。
  ~道路拡大になると漁民の方以外にも影響しますが。
 企業レベルでは不可能で、国家レベルで行うべき規模なのです。
 でも歴代政権等が小政府を目指してしまったが為に放置されてきたのです。

結果、海岸に工場がある発電所、鉄等関連工場の輸出入を除くほとんどは、
中国などの港で積み替えないといけない状況になりました。
 ~小型船での直接の輸出入では運搬コストで戦えないのです。
  そして中国での積み替えという余計な経費を使うことにもなるため、中国製品とは
  全く競合できない状態にもなったのです。
  そして、中国が通関手続きを少し怠るだけでも日本の輸出入は、ほぼ完全に止まってしまうのです。

ところで、製鉄所の閉鎖などが続いています。
製鉄所跡地を輸出入用の船のための港設備に作り替えられないでしょうか?