我が家の五〇年前からの福寿草、茎を切ってみたら中空でした。
ミチノクフクジュソウだったのです。市中の古いお墓に自生しているという記事も
あります。50年前の花市には、数十軒以上の花売りがいましたので、近所の人が持ち
込んで売っていたのでしょう。

ついでのビックリもいっぱい。
1:平成16年頃の花市で「撫子」として買った黄花の福寿草。茎を切ってみたら中空
でした。ミチノク系なので、「撫子」ではないのです。ミチノク系の「大和撫子」ほどの
ナデシコ花でもありません。「紅撫子」と比べると、変だなと感じるのも当然でした。
(下方に1輪写っている白花は、「白宝」です。)

2:平成23年頃購入の「白宝」は、庭で咲いており、茎の中は詰まっています。
今回「爪折笠」とセットになっていた「白宝」。花弁に褐色のスジが入っていた上、
白色化しません。茎を切ってみたら、なんと中空。「白宝」ではなかったのです。
3:平成23年頃「白宝」と一緒に買った「白寿」。買った時から、芽が枯れるなどの
事故が続き花が咲けずにいましたが、昨年、黄花の三重ほどの小花が咲き、今年
直系59~64mmの大輪になりました。
小花の内は三重位ですが、大きくなるにつれて一重になります。
茎を切ってみたら中空ですからミチノク系です。
実生が育って入れ替わったようです。

4:「ミチノクフクジュソウ」として取り寄せた2株。なんと、茎を切ってみたら、詰まって
いました。ただの「フクジュソウ」だったのです。

5:今年、「大和」として買った福寿草。茎を切ってみたら中空です。ミチノク系です。
これについては、種の記述情報が見つからなかったので、疑問だけ。
福寿草は、「フクジュソウ」、「ミチノクフクジュソウ」、「キタミフクジュソウ」、
「シコクフクジュソウ」の4種に分類されています。
後者の2つは、1種、1品種のようです。(エゾフクジュソウというのを買いました。
エゾだからキタミかもと期待しましたが、茎は中空ですからミチノクフクジュソウ
だったのです。追記:エゾフクジュソウの品種を訂正しました)
前者の2種は、いろいろな品種ができています。昭和時代に絶えた品種がかなり
あるそうで、掛け合わせで再現したものも多いそうです。多年草なので、株分け
だけして売るのが正しいのでしょうが、株があまり増えません。1の「ウソ撫子」も、
一緒に買った「紅撫子」も、16年以上経過していますが、20芽前後です。
2の「白宝」は意外に増えていますが、それでも30芽ほどです。
暖かい地域だと、もっと増えやるんでしょうけど。
実生だと、早くて咲くのに4年掛かるそうですが、咲いた花を確認できたら翌年は
売れるわけですから実生に頼りたくなるのもわかります。
ミチノクフクジュソウだったのです。市中の古いお墓に自生しているという記事も
あります。50年前の花市には、数十軒以上の花売りがいましたので、近所の人が持ち
込んで売っていたのでしょう。

ついでのビックリもいっぱい。
1:平成16年頃の花市で「撫子」として買った黄花の福寿草。茎を切ってみたら中空
でした。ミチノク系なので、「撫子」ではないのです。ミチノク系の「大和撫子」ほどの
ナデシコ花でもありません。「紅撫子」と比べると、変だなと感じるのも当然でした。
(下方に1輪写っている白花は、「白宝」です。)

2:平成23年頃購入の「白宝」は、庭で咲いており、茎の中は詰まっています。
今回「爪折笠」とセットになっていた「白宝」。花弁に褐色のスジが入っていた上、
白色化しません。茎を切ってみたら、なんと中空。「白宝」ではなかったのです。
3:平成23年頃「白宝」と一緒に買った「白寿」。買った時から、芽が枯れるなどの
事故が続き花が咲けずにいましたが、昨年、黄花の三重ほどの小花が咲き、今年
直系59~64mmの大輪になりました。
小花の内は三重位ですが、大きくなるにつれて一重になります。
茎を切ってみたら中空ですからミチノク系です。
実生が育って入れ替わったようです。

4:「ミチノクフクジュソウ」として取り寄せた2株。なんと、茎を切ってみたら、詰まって
いました。ただの「フクジュソウ」だったのです。

5:今年、「大和」として買った福寿草。茎を切ってみたら中空です。ミチノク系です。
これについては、種の記述情報が見つからなかったので、疑問だけ。
福寿草は、「フクジュソウ」、「ミチノクフクジュソウ」、「キタミフクジュソウ」、
「シコクフクジュソウ」の4種に分類されています。
後者の2つは、1種、1品種のようです。(エゾフクジュソウというのを買いました。
エゾだからキタミかもと期待しましたが、茎は中空ですからミチノクフクジュソウ
だったのです。追記:エゾフクジュソウの品種を訂正しました)
前者の2種は、いろいろな品種ができています。昭和時代に絶えた品種がかなり
あるそうで、掛け合わせで再現したものも多いそうです。多年草なので、株分け
だけして売るのが正しいのでしょうが、株があまり増えません。1の「ウソ撫子」も、
一緒に買った「紅撫子」も、16年以上経過していますが、20芽前後です。
2の「白宝」は意外に増えていますが、それでも30芽ほどです。
暖かい地域だと、もっと増えやるんでしょうけど。
実生だと、早くて咲くのに4年掛かるそうですが、咲いた花を確認できたら翌年は
売れるわけですから実生に頼りたくなるのもわかります。