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ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

福寿草の意外

2020-03-13 22:13:46 | 日記
我が家の五〇年前からの福寿草、茎を切ってみたら中空でした。
ミチノクフクジュソウだったのです。市中の古いお墓に自生しているという記事も
あります。50年前の花市には、数十軒以上の花売りがいましたので、近所の人が持ち
込んで売っていたのでしょう。


ついでのビックリもいっぱい。

1:平成16年頃の花市で「撫子」として買った黄花の福寿草。茎を切ってみたら中空
でした。ミチノク系なので、「撫子」ではないのです。ミチノク系の「大和撫子」ほどの
ナデシコ花でもありません。「紅撫子」と比べると、変だなと感じるのも当然でした。
(下方に1輪写っている白花は、「白宝」です。)


2:平成23年頃購入の「白宝」は、庭で咲いており、茎の中は詰まっています。
今回「爪折笠」とセットになっていた「白宝」。花弁に褐色のスジが入っていた上、
白色化しません。茎を切ってみたら、なんと中空。「白宝」ではなかったのです。

3:平成23年頃「白宝」と一緒に買った「白寿」。買った時から、芽が枯れるなどの
事故が続き花が咲けずにいましたが、昨年、黄花の三重ほどの小花が咲き、今年
直系59~64mmの大輪になりました。
小花の内は三重位ですが、大きくなるにつれて一重になります。
茎を切ってみたら中空ですからミチノク系です。
実生が育って入れ替わったようです。


4:「ミチノクフクジュソウ」として取り寄せた2株。なんと、茎を切ってみたら、詰まって
いました。ただの「フクジュソウ」だったのです。


5:今年、「大和」として買った福寿草。茎を切ってみたら中空です。ミチノク系です。
これについては、種の記述情報が見つからなかったので、疑問だけ。

福寿草は、「フクジュソウ」、「ミチノクフクジュソウ」、「キタミフクジュソウ」、
「シコクフクジュソウ」の4種に分類されています。
後者の2つは、1種、1品種のようです。(エゾフクジュソウというのを買いました。
エゾだからキタミかもと期待しましたが、茎は中空ですからミチノクフクジュソウ
だったのです。追記:エゾフクジュソウの品種を訂正しました)
前者の2種は、いろいろな品種ができています。昭和時代に絶えた品種がかなり
あるそうで、掛け合わせで再現したものも多いそうです。多年草なので、株分け
だけして売るのが正しいのでしょうが、株があまり増えません。1の「ウソ撫子」も、
一緒に買った「紅撫子」も、16年以上経過していますが、20芽前後です。
2の「白宝」は意外に増えていますが、それでも30芽ほどです。
暖かい地域だと、もっと増えやるんでしょうけど。

実生だと、早くて咲くのに4年掛かるそうですが、咲いた花を確認できたら翌年は
売れるわけですから実生に頼りたくなるのもわかります。


DQXの花見のお題での思い出など

2020-03-09 20:47:57 | 日記
ドラゴンクエストXも、お題に、「花見はどこに行くか」というのが出されました。
皆の答えに、「今年はコロナで、それどころではない」というのが多いです。

我が家の庭はあまり広くないのですが、桜が6本あります。

1:植えて大木になりすぎた30年ものの見事なしだれ桜
2:食用に植えて10年以上樹高3mを越ても咲かないウワミズザクラ
3:勝手に生えて大木になった桃色花の山桜らしい2本(葉が先だから)
 (1本は梅の木の側に生えて、梅はとうに負けて実が付かない。
  もう1本は、メグスリの木の側に生えて、高さでも太さでも勝っている。)
5:8に出てくる爺ちゃんが60年以上前に植えて、5年以上前の台風で倒れ、
 根元からの発芽で再生して咲くようになった薄い桃色花の桜。
6:東北から50年以上前に持って来て、根元からの発芽で数回再生して
 咲いている八重桜。(大木には、なれない桜です)
(今は無い7:勝手に生えて咲いた白花の山桜は、趣が乏しい上に、生えた
 場所がしだれ桜の側だったので数年掛けて絶やしました。)
(今は無い8:ある爺さんが、墓の飾りと考えて植えた白花の桜。当人が亡く
  なった時は、植えて55年程、もくろみ通り、姿形の良い古木の大木で
  きれいな花を咲かせる見事な桜の木になっていました。墓石の上に
  ちゃんと枝を伸ばし、日陰を作るという姿です。ところが、墓掃除で落ち
  葉の処理に悩んだ婆ちゃんと息子達が切ってくれと。一周忌までは
  我慢したようです。 切り倒しました。
  爺ちゃん以前の先祖も納めた墓ですから祭礼は欠かせなかったはず
  ですが、当主存命の間は文句を言えなかったんでしょう。
  桜が植えられていた墓の側は、爺ちゃんの土地だったのですが、爺ちゃん
  の家を買い取るときに、畑だけで300平方メートルは必須という今もある
  制約のために、墓の側の土地も買ったのでした。結局、その土地は農地に
  しますからという空約束で名義変更を済ませたことになったのでした。
  今も「原野」なのです。ただし、戦中に飛行場があった近くでもあります
  から、戦前の原野とは違っていると思います。)

小鳥が、タネを運んで来ている結果の悩み事になっているのは、
 1:シュロは、毎年100本以上は、引き抜いています。いいエサなんだね~
 2:コウゾの実は食べられるからと実がなるまで様子見した結果、
  根っこで増えることも分かり、始末に負えないことが判明。
小鳥には関係ないのですが、
 1:植えたポポーも根っこで増えることがわかり、これも始末に負えない。
 2:竹も植えて60年も経てば、隣地を浸食する程根が伸びています。
  隣家の竹は、ついに、隣接した国有林を竹林に変え続けています。
  (おまけ:ヒノキの森を犯しているため、日照は最悪で、タケノコの時期
    にはタケノコは出ませんw  隣家は自宅の竹は消滅させようと
    していますが結果としてタケノコが採れなくなったので、隣家の嫁
    に出た妹達は我が家にもらいに来ます)

福寿草のこと

2020-03-03 22:26:58 | 日記
日光市の花市で福寿草を買って植えてから50年以上がたちました。
 (福寿草も、植えて10年越えると株を減らし始めますから、適当に植替える
 必要があります。)実生で生えているなら、少し変わった花が出てきても
 良さそうですが、どれも同じです。

その後の花市の平成15年頃から、秩父紅、撫子(これは黄色花)、紅撫子、
秩父真紅と買い足しました。でも何年経っても、露地植えが悪いのか、株は
大きくなっても黄花にしか見えない花が咲きます。
撫子と紅撫子はギザギザが出ているので、とりあえず撫子だとわかります。
色を比べると、少し紅っぽいから、こっちが紅撫子だろうというレベル・・・
同じく秩父紅も、秩父真紅も少し紅っぽいから、刺したラベルでしか区別は
付かないけどまあ紅だみたいな。
(秩父紅と秩父真紅の違いは、真紅が直系60mmを越す大輪だそうです。
 色の違いは関係ないのだそうです。買った秩父真紅は、色が濃いだけ
 という、偽物のようです)

ちゃんと紅だとわかる花が咲いたのが昨年が初めてで、今年やっと少し濃い
紅色の株も咲きました。花は60mmに届きません、というか秩父紅の直系
45~50より少し大きい53mmというだけです。

(2月早々の花市時点で露地で咲いている福寿草は、白宝あたりで、これも
まだ白に退色し始めてはいないので、黄花に見えている時期です。)
昨年の花市で、紅花を売っている店の親父さんに、紅花を買って植えても黄花
が咲くんだけど、どうしたらいいのですかと聞いたら、そんなはずあるか誰も
彼もと即キレられました。私の他にも聞いた人がいたんですね。

栃木県北西部の旧今市って、多分、冬場が寒すぎるんですね。
男体山・女峰山が西にあり、北に高原山があり、どちらからの風も遮られる
ことなく吹き下ろしてきます。(セツブンソウは、少し南の大沢地区は露地で
越冬できるのですが、我が家は無理でした。さらに少し南の鹿沼市あたり
からは自生地になるようですw)
福寿草は必ず寒さに当てること。寒さに当てないと色も芸も出ないよと言う
のですが、限度を超えるとダメってことなのでしょう。他に、株が充実しないと
本来の咲き方をしないという話もあります。
 4年前に買って植えた金鵄(キンシ)が、その後3年間は、ただの黄花の
 フクジュソウの振りをして咲いていました。今年、やっとキンシの咲き方を
 しました。

福寿草って、一風変わって難しい植物です。一つの株に2つの色違いの花を
咲かせる樹木は良くありますが、福寿草は、変化咲きと称して、1つの株や
芽にいろんな咲き方(3種以上)の花を付けるという品種が複数あります。
条件が合わないと基本の花しか咲かせないみたいな意固地さもあります
から、基本的に全種が2つの咲き方を持っているという・・・
福寿草の安定した色と芸を求めるなら、鉢植えにした方が良さそうです。

君子蘭のこと

2020-02-19 22:09:13 | 日記
昔々、50年以上も昔の話からはじまります。

 (時期的には、昭和44年、大学入学決定後ですが、学園紛争
  による入学式延期中という事態中です。)

東京に出たあと、自動二輪の免許更新時期になりました。
 (牛乳配達のアルバイトで使っていましたので、失効するわけには
 いかなかったのです。)
で、武蔵境に行きました。免許更新の後だとは思うのですが、
君子蘭の大きい鉢を買いました。今の花の後に、もう1回咲くよ
という売り込みでした。
その時期は、西荻窪の1階の借家住まいなので、窓の外に20
cm程度の幅の土地があり置くことができました。
で、買っちゃったわけです。次も新しい穂が出て咲きました。

この頃、音響にも凝っていまして、地元の木工屋が死蔵していた
ラワン材(野外に平積みでした:なぜ立てておかない)
の幅1メートル、長さ3m厚さ30mmに目を付けたのです。
で、スピーカー2台分4枚を買い取りました。結構いい値段だった
と思います。(1枚3000円x4枚だったかな)
(スピーカーは25cmまでがやっと。30cmは無理で、ボックスが
 そもそも無理みたいなのがありました。)
スピーカーの1台を作ったところで、あ、部屋に置けないというか
部屋に2つ置くどころか1つ置く程のスペースも無いことが判明。
そう、3畳間には無理だったのです。
マジ、作る前に気づけよという思いも。

で、広い部屋6畳に移ることをお願いして移りました。住み込みの
牛乳配達ですから、すべては交渉なのです。
移った先は2階です。君子蘭を置く場所がなくなりました。

で、ついでの時に田舎の母に預けました。
で、さらに、50年近く経過したわけです。

田舎=旧今市の最北側では、気候に無理がありました。
君子蘭は、隣近所にも普及し、現在も我が家で4鉢を維持して
いるのですが、年に2回咲くということは、ありません。
2回咲くのは、私以外、誰も経験していないのです。

日光の石楠花のこと

2020-02-18 23:27:00 | 日記
今は昔みたいになってしまったいましたけど、50年以上も経た話です。
そのころは、環境保護が言われ出す少し前でした。
 (つまり、環境保護の法律を遡って?適用されると、私は違反者=犯罪者なのです)

基本、手法がある、みんなが、少しずつながらも盗ったのです。
趣味ノレベルで採りまくっていた方もいましたけど、売り先が多くなかったので
庭の広さで、もういいやで、採るのをやめるのが普通でした。
商業的には、苗の売買があまり賑やかで無い時期でもありました。

私も50年前に一株というか一枝に近いものを採ってきて、挿木しました。
3年程経って、花が咲きました。
でも父は無情でした。花は食えないが心情でした。で、植えてある植物には
全く配慮してくれなかったのです。そこに薪小屋を作ったのです。薪の下敷き
でシャクナゲは消えました。(タイツリソウも影響を受けて消えました。)

日光のシャクナゲは、品種としては「アズマイチゲ」となるようですが、
名称の「アズマイチゲ」そのもは、シャクナゲの品種ではないようです。
 (シャクナゲの市販品を集めて、8種は越えますが、アズマイチゲは
  見たこと無いです・・・)