以前、白宝と一緒に白寿を買いました。
残念ながら、白寿は、二年間、花が咲く前に枯れるのでした。
諦めて、白宝と並べて庭に植え込みました。
数年以上経って気付いたときには、白寿の場所には黄花の
ミチノクフクジュソウ(園芸花ならマルチフローラといい、
山野草ではムレチフローラと言うようです)が咲いていました。
~白寿はマルチ種ですから、タネができますが、そもそも花が咲かない
ままなので、芽変わりした可能性が高いです。他に、キタミとマルチ
のハイブリッドもありますが、タネで育ったような株はありません。
花の直径は25~64mm、花弁数13-18の黄花です。大輪花になると
一重です。

今年の花は、巨大花の76mmになりました。

小知識:昔、福寿草の英語名は、一つだけでした。つまり、福寿草に
区別は無かったのです。その後、遺伝子の知識が入り1978年
福寿草は染色体数2倍体のキタミフクジュソウ(日本語でこう呼んだ
かは不明)と4倍体のフクジュソウ(エダウチフクジュソウとも言う
らしいが、多分、誰も使わない)に分けられ、他に交配種の3倍体=
ハイブリッドに分けられました。
~3倍体に対する日本語名も英語名も無いままです。当時園芸種には
あっても、野生種では見つかっていなかったためと思われます。
~無くてもいいのです。福寿草・フクジュソウでまとめられるのです。
この際、海外に習い、従来の英語名はキタミに、4倍体には、ラモサが
付けられました。旧い論文の直訳版では、フクジュソウの品種は全て
キタミになっていますので注意。
1989年、キタミとミチノクは遺伝子が大分違うことが認識され、日本
近在にしか無いミチノクに多花の意味のマルチフローラが新規に与え
られました。キタミだけが、一茎に一花で、他は全部多花なので、
その名前どうよなのですが。
ミチノクフクジュソウの呼称は、当時以前から、北海道産の野生の
ラモサ種が、その名で売られ続けているため、今も混乱を招いています。
種別にムレチと表示する店があるのは、このためのようです。
2001年、シコクフクジュソウが、新規の種類として発見されましたが、
これによる混乱は、ありません。
残念ながら、白寿は、二年間、花が咲く前に枯れるのでした。
諦めて、白宝と並べて庭に植え込みました。
数年以上経って気付いたときには、白寿の場所には黄花の
ミチノクフクジュソウ(園芸花ならマルチフローラといい、
山野草ではムレチフローラと言うようです)が咲いていました。
~白寿はマルチ種ですから、タネができますが、そもそも花が咲かない
ままなので、芽変わりした可能性が高いです。他に、キタミとマルチ
のハイブリッドもありますが、タネで育ったような株はありません。
花の直径は25~64mm、花弁数13-18の黄花です。大輪花になると
一重です。

今年の花は、巨大花の76mmになりました。

小知識:昔、福寿草の英語名は、一つだけでした。つまり、福寿草に
区別は無かったのです。その後、遺伝子の知識が入り1978年
福寿草は染色体数2倍体のキタミフクジュソウ(日本語でこう呼んだ
かは不明)と4倍体のフクジュソウ(エダウチフクジュソウとも言う
らしいが、多分、誰も使わない)に分けられ、他に交配種の3倍体=
ハイブリッドに分けられました。
~3倍体に対する日本語名も英語名も無いままです。当時園芸種には
あっても、野生種では見つかっていなかったためと思われます。
~無くてもいいのです。福寿草・フクジュソウでまとめられるのです。
この際、海外に習い、従来の英語名はキタミに、4倍体には、ラモサが
付けられました。旧い論文の直訳版では、フクジュソウの品種は全て
キタミになっていますので注意。
1989年、キタミとミチノクは遺伝子が大分違うことが認識され、日本
近在にしか無いミチノクに多花の意味のマルチフローラが新規に与え
られました。キタミだけが、一茎に一花で、他は全部多花なので、
その名前どうよなのですが。
ミチノクフクジュソウの呼称は、当時以前から、北海道産の野生の
ラモサ種が、その名で売られ続けているため、今も混乱を招いています。
種別にムレチと表示する店があるのは、このためのようです。
2001年、シコクフクジュソウが、新規の種類として発見されましたが、
これによる混乱は、ありません。