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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その114の1 『白川郷』

2011年05月26日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
今回は白川郷の初春の紹介です。



白川郷・五箇山の合掌造り集落は、1995年12月、ユネスコの世界遺産に登録されました。
合掌造りの民宿に宿泊するバスツアーもあり、都会から高速観光バスでたくさんの観光客が訪れます。



5階建て600坪という白川郷でも最大級の合掌造りの家屋が長瀬家です。



樹齢150~200年のヒノキや、300~350年の栃(とち)などの巨木を利用し、長さ11mもの柱(合掌柱)が5階建の合掌造りを貫いています。
250年続く長瀬家は初代から3代目当主までが医者で、加賀藩前田家の御典医を勤めていました。



かつて白川郷は、平家落人の隠れやと言われ、外部との接触が閉ざされた土地でした。村人の心をいやすものは酒以外にはなく、粟・稗の雑穀類で地酒をつくっていました。



白川郷では毎年9月下旬から10月上旬にかけて、どぶろく祭りが開催されます。
白川八幡宮内のどぶろく資料館では、試飲もできるそうです。



歴史を感じさせる合掌造りの家がたくさんあります。



世界遺産登録された理由は白川郷の荻町、五箇山の相倉・菅沼の3集落からなり、『人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例」などの基準を満たすもの』として、1995年に世界文化遺産に登録されました。



一帯は日本有数の豪雪地帯であり、周辺地域との道路整備が遅れたことが、合掌造りに特色づけられる独特の文化が奇跡的に残ることにつながったのでしょう。



続く...............................................................................................。