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海外の都市の紹介、 その93の5 『イスタンブール PartⅡ』

2011年05月24日 | 海外の都市の紹介
アジアとヨーロッパを結ぶ最初の高速道路橋がファティフ・スルタン・メフメット大橋です。



ここから折り返しに入ります。
写真の説明は省いて、ガイドブックに日本とトルコの交流が書かれていましたので紹介します。



トルコには、『友情の真偽は暗い日に分かる』、『家を買うな、隣人を買え』とう格言があるそうです。



人と人との絆を大切にする国民性の表れなのでしょう。
そのトルコの人々が、世界でもっとも親近感を抱いている国が日本のようです。



日本とトルコの親密な交流は100年以上も前にさかのぼります。
以前に紹介したエルトゥールル号難破事件、イランイラク戦争時の邦人救出劇はよく知られています。



そうした交流の結晶が1988年に完成したファティフ・スルタン・メフメット大橋です。



この巨大な大橋には日本の高い技術が導入され、多くの日本人が参加し、日本の円借款が建設費に使われました。



ファティフ・スルタン・メフメット大橋は、日本の同じ年に開通した本州四国連絡橋(南北備讃瀬戸大橋)との姉妹橋を記念したプレートが設置されています。



現在ボスポラス海峡の」地価を潜る鉄道トンネルプロジェクトも円借款を用いて進行中です。
この鉄道トンネルが開通すると、真のオリエント・エクスプレスが2大陸を結ぶようになります。



日本とトルコの夢のプロジェクトが両国の関係をさらに親密にしてくれると思います。
素晴らしい景色を堪能し、クルーズが終了しました。



それではイスタンブールより