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海外の都市の紹介、 その93の4 『イスタンブール PartⅡ』

2011年05月22日 | 海外の都市の紹介
ファティフ・スルタン・メフメット大橋(第2ボスポラス大橋)のたもとにあるオルタキョイ・ジャミィと新市街、オルタキョイ地区が見えてきました。



新市街のオルタキョイは若者で賑わう、『トルコの渋谷』のような街です。
ここは海峡沿いに住むリッチな若者が集まり、毎週日曜日には周辺で大きなフリーマーケットが開かれるようです。



オルタキョイ・ジャミィは19世紀中頃に建て直されたバロック様式の割と小さなジャミィですが、結構印象的な眺めです。



第海峡最狭部に架かる第2ボスポラス橋は、1988年、日本の政府開発援助により架設されました。
施工はIHI(石川島播磨重工業)、三菱重工業などが行い、車専用で歩行者は通行できません。
全長1510m、幅員39m(8車線)です。
名前は、コンスタンチノープルを陥落させた、オスマントルコのスルタン・メフメット二世にちなみ付けられた。



途中にリッチな海上のリゾート船?の傍を通過します。



たしか、某サッカーチーム専用の優雅なリゾートエーリアと聞きました。
それにしても優雅ですね。



ルメリ・ヒサルが観えてきました。
オスマン帝国のメフメト2世がコンスタンティノープル郊外(現在のイスタンブル)に造営した城塞で、『ローマの城』という意味です。



ルメフメト2世が東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルを攻略中の1452年に、わずか4か月ほどの短期間で造営し、攻略の拠点となりました。
トルコ語でルメリとはヨーロッパ、アナドルとはアナトリア(小アジア)を意味し、ヒサルは要塞、ルメリ・ヒサルはヨーロッパ側の要塞、アナドル・ヒサルはアジア側の要塞ということになります。



ボスポラス海峡の要衝に位置するルメリ・ヒサルは見通しが良く、風光明媚であることから、廃墟が修復されて一般に公開されました。



続く................................................................................................。