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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その41の3 『兼六園と金沢城』

2008年03月09日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
兼六園はもともと、金沢城の外郭として城に属した庭だったそうです。
5代加賀藩主、前田綱紀が蓮池御亭(れんちおてい)を建て、その周辺を作庭したのが兼六園の始まりです。



徽軫灯籠(ことじとうろう)の近くのの曲水に架かる『虹橋』です。
徽軫灯籠の傍にはモミジの古木があり、秋には紅葉との一景も見ごたえがあるようです。
このあたりは兼六園の象徴としてポスター・絵葉書にたびたび登場します。っている。



兼六園には、いくつもの曲水があり、それに架かる橋もそれぞれ趣があります。
兼六園には、総延長距離で約570mの曲水が張り巡らされていますが、水源は犀川の上流から引いてある辰巳用水からきているそうです。



こちらは日本で現存するもっとも古い噴水です。
水源は霞ヶ池で、石管で水を引き、水位の高低差だけを利用して、水を噴き上げさせています。
そのため、水が噴き上がる最高点は、ちょうど霞が池の水面の高さと同じになります。
ポンプなどの動力は一切使用しない、動力源の無い噴水です。



この噴水は高さは約3.5mということですが、霞ヶ池の水面に連動しているので変化することになります。



園内で最も古い一郭の中心が瓢(ひさご)池です。
瓢箪のようなの形をした池で、奥には高さ6.6mの『翠滝(みどりたき)』があり、流れ落ちる音が静かに響き渡っています。



中州には写真の左側にみられる、加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰ったとも言われる『海石塔(かいせきとう)』があります。
ある。
瓢池の島にある高さ4.1mの塔で6個積み重ねられている笠石が海石に似ていることから海石塔と呼ばれています。



このあたりは、兼六園の中でも一番趣がある場所のようです。



兼六園を散策していると、四方八方に曲水があり、それぞれの景観が楽しめるのは楽しみです。



それでは、兼六園から金沢城へ向かいます。

続く..............................................................。