Ommo's

古い曲が気になる

月曜日は、Youは何しに日本へ?

2017-01-16 | 日記・エッセイ・コラム

 月曜日‥‥‥楽しみにしているテレビ番組が、テレビ東京の『Youは何しに日本へ』。MCはバナナマン。こんなに穏やかな気分で、テレビ番組をみるのは、4年半ぶりか‥‥‥‥。(家のなかに、介護すべき人は、いない! この家のなかには、わたし一人だ。この、静けさ‥‥‥安らぎ‥‥)

      Youは何しに日本へ? http://www.tv-tokyo.co.jp/youhananishini/

 NHK・BS『受験のシンデレラ』の再放送も楽しみにしていた。今日の午後4時。残念、見逃してしまった。(何度かYouTubeで全編観て、ストーリーは知っているのだが‥‥)

 

 父親はもう二度と、この家に帰ってくることはない。父親の住空間だったリビングの小汚い絨毯をかたずけ、毎晩バカ殿御膳を載せていたテーブルも分解した(本当は、外で叩き割って火を放ちたのだが‥‥)。大掃除だ。

 あす、このわたしのデスクトップ・パソコンを二階からリビングに移す。

 そんな清掃・引っ越し作業をしていて、『受験のシンデレラ』第三、四話の再放送を見損なってしまった。

 しかし、1月6日からDVDがレンタルされていると知った。あすは、近所のTSUTAYAで(徒歩3分)でまず、第三話と四話を借りてこようかな。

     受験のシンデレラ http://www.nhk.or.jp/pd/juken/

 

 この一週間、近所のTSUTAYAでみつけた『MASKED AND ANONYMOUS ボブ・ディランの頭のなか』(2003年)を何度も何度も観ている。

   Masked And Anonymous Trailer   https://www.youtube.com/watch?v=UuxWxU8qDMw

   Masked and Anonymous Final Scene   https://www.youtube.com/watch?v=QxdEGLm14Ic

   Bob Dylan - I Remember You (From Masked And Anonymous)   https://www.youtube.com/watch?v=vFqwXsWk5kM

Masked and Anonymous
Columbia Tristar
 

 

 

 

 

 


今夜は、ハミングバード

2017-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

 今夜はまず、レオン・ラッセルの「ハミングバード」を聴いている。(昨年、60年代70年代の音楽を創造した偉大なアーティストが亡くなっていったが、11月のレオン・ラッセルの悲報が一番こたえた)。

 レオン・ラッセルの創った曲には、カーペンターズがカバーして大ヒットした「ソング・フォー・ユー」「マスカレード」の名曲がある。わたしは、B.B.キングがカバーした「ハミングバード」がとくに好きだ。

 やはり作者のオリジナルがいいね。1970年(昭和45年)リリースのアルバム『Leon Russell』のA面5曲目。A面最初の曲が『A Song for You』。

レオン・ラッセル
ユニバーサル ミュージック
 

    レオン・ラッセル  Hummingbird      https://www.youtube.com/watch?v=fXs29SpLGpU

    B.B.キング Hummingbird    https://www.youtube.com/watch?v=iQgLS3uJj0I

   

    レオン・ラッセル A Song For You   https://www.youtube.com/watch?v=37dw2r45Xzg

    カーペンターズ A Song For You        https://www.youtube.com/watch?v=CQKnpJul8MU


LPレコード、そのジャケット

2017-01-13 | 日記・エッセイ・コラム

 帯広。今朝6時-22°、いま午後9時-13°。まさに厳冬、苛烈だ。

 

 ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞して、愉快な気分この上ない。更に、60年代70年代80年代のレコードが、イギリス、アメリカでバカ売れしているというではないか。じつにまったく愉快だね。

 「(CDやダウンロードのように簡単じゃなく)面倒だけど、レコード・ジャケットからLPを出して、レコード・プレーヤーにかけて音楽を聴く、そのプロセスが好きなの」と、イギリスのレコードストア―で若い女性がLPレコードを手にして言っていた。30年前、40年前、50年前のわしらと、まったく同じ、じゃないか!

 30×30センチの、あのジャケットサイズのLPレコードこそ、音楽とアートの、20世紀の輝かしい総合芸術だ。というわたしの、この思いと似たようなことをイギリスの若者が話していて、またまた愉快だ。

 日本のレコードメーカーも、レコードの復刻盤をばんばんプレスして、安く売ってほしいね。マスターのテープも、マザーのメタル原盤もすでにあるわけだから‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 


ブレッド if 、そしてタルサ

2017-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

 「今日は車でブレッドを聴いていた」と九州・熊本の森本裕二くんが言う。「if がいいですね」と。

if は、1971年(昭和46年)のヒット曲。

           デヴィッド・ゲイツ(Bread)   if (live 1975)  https://www.youtube.com/watch?v=a6_efthmkAQ

 ブレッドは、ウエストコーストのスタジオミュージシャン3人で結成され、1969年(昭和44年)、エレクトラ・レコードからファーストアルバムがリリースされた。

The Best of Bread
Elektra / Wea

 


ブレッドのデヴィッド・ゲイツは、ロスアンゼルスの人ではない。中西部オクラホマ州タルサ出身だ。そう、タルサは、レオン・ラッセルとJ.J.ケールの出身地。

デヴィッド・ゲイツとレオン・ラッセルは、タルサでハイスクール・バンドを組んでいて、1957年、チャック・ベリーの前座をやったという。(レオン・ラッセルは昨年11月13日亡くなった)。

    ブレッド  二人の架け橋(Make It With You) https://www.youtube.com/watch?v=s0KXV0gB0dw

「二人の架け橋」は、1970年8月(昭和45年)のビルボード・ナンバーワンの大ヒット曲、わたしのレコード店でもよく売れた。

1971年からラリー・ネクテルがブレッドに参加する。ラリー・ネクテルは、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」のピアノ演奏で有名な実力派スタジオミュージシャン。「明日に架ける橋」でポール・サイモンと共にグラミー賞を受賞している。

    ブレッド  愛の別れ道(Baby I'm-A Want You)  https://www.youtube.com/watch?v=J0PHbLKD21U

    サイモンとガーファンクル 明日に架ける橋(Bridge over Troubled Water)  https://www.youtube.com/watch?v=H_a46WJ1viA 

明日に架ける橋
SMJ
 

 


鷲宮神社の冨久福銭、届く

2017-01-10 | 日記・エッセイ・コラム

 

橋本時比康くんから、埼玉県久喜市・鷲宮神社の「冨久福銭」が届いた。

毎年元旦、橋本くんは家族で鷲宮神社へ行き、わたしにも冨久福銭とお札を買って送ってくれる。じつは、毎年これを楽しみしている。

 

鷲宮神社は関東最古の大社。その初詣はたいへんな賑わいらしい。とくにマンガ「らき☆すた」はこの神社がモデルで、アニメ、ゲームと大ヒットして、以来初詣は、すさまじい数の若者たちであふれかえるという。

らき☆すた コミック 1-10巻セット (角川コミックス)
美水 かがみ
角川書店
らき☆すたOVA(オリジナルなビジュアルとアニメーション) [DVD]
平野綾,加藤英美里,福原香織,遠藤綾
ビデオメーカー

 

 

    鷲宮神社のサイト http://www.washinomiyajinja.or.jp/

由緒略式
 当神社は、出雲族の草創に係る関東最古といわれる大社である。

神代の昔に、天穂日宮とその御子武夷鳥宮とが、昌彦・昌武父子外二十七人の部族等を率いて神崎神社(大己貴命)を建てて奉祀したのに始まり、次に天穂日宮の御霊徳を崇め、別宮を建てて奉祀した。この別宮が現在の本殿である。
崇神天皇の御世には、太田々根子命が司祭し、豊城入彦命、彦狭島命、御諸別王が、それぞれ幣帛を奉納した。
景行天皇の御世には、日本武尊が当神社の神威を崇め尊み、社殿の造営をし、併せて相殿に武夷鳥宮を奉祀した。
桓武天皇の御世には、征夷大将軍坂上田村麿が、武運長久を祈り奥州鷲の巣に当神社の御分社を奉祀した。
中世以降には、関東の総社また関東鎮護の神として、武将の尊崇が厚く、歴史上有名な武将だけでも藤原秀郷・源義家・源頼朝・源義経・北条時頼・北条貞時・新田義貞・小山義政・足利氏歴代・古河公方・関東管領上杉氏歴代・武田信玄・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康等があげられ、武運長久等を祈る幣帛の奉納や神領の寄進、社殿の造営等がなされた。なかでも江戸時代には、四百石の神領を与えられ、代々の将軍の名で朱印状が残されている。
明治天皇の御世には、神祗官達により准勅祭社に定められ、勅使参向のもと幣帛の奉納がなされた。そして明治天皇行幸の際、当神社に御少憩され、祭祀料として金壱封を賜り、昭和天皇の御世にも、幣帛を賜った。

1968年

2017-01-09 | 日記・エッセイ・コラム

 

 今日は、成人の日。わたしの時代は、1月15日が成人の日だった。

 わたしの成人の日‥‥‥‥すでに大学を中退して故郷・帯広にもどり、駅前でレコード屋をやっていた。祝日は店がやたらと混雑する”書き入れ時”なので、帯広市民会館の式典にはいけなかった。すると、帯広三条高校Aクラスの組長だった萩野君が成人式の帰り、わたしのレコード店に立ち寄って、記念品を渡してくれたのだ。1969年(昭和44年)のこと。

 萩野君は三条卒業後、帯広畜産大学に進学したはずだ。実家は、たしか幕別のどこかの農家(幕別町はとても広い)。両親を助けて畑仕事や牛の世話をしながら地元の国立大学で勉強していた。大学生だがすでに農民の新成人だ。(偉い! ほんとうに)

 

 

1969年。わたしのレコード店がやたら忙しくなって、成人式に出かけていく状況でなかったのは、洋楽のLPレコードが1968年から爆発的売れだしていたのだ。

1968年発売のLP。

Cheap Thrills
Sony
 
クリームの素晴らしき世界
USMジャパン
 
トゥルース
ワーナーミュージック・ジャパン
 
  レッド・ツェッペリン
イーストウエスト・ジャパン
 
 
 
レッド・ツェッペリン
イーストウエスト・ジャパン
 

 BBCのアナログ・レコードの特集でコメントしていた業界関係者は、「(アナログ)レコードで、金儲けできる日がくるなんて、まったく考えられなかったね」と、じつに嬉しそうに言ってた。

まぼろしの世界
ワーナーミュージック・ジャパン
 
Electric Ladyland-Remastered
Sony
 

アナログレコード

2017-01-05 | 日記・エッセイ・コラム

 BBCニュースでは、イギリスでアナログの12インチレコード(日本でいう30㎝ LP盤)がよく売れているという。”10年前の1500%の売り上げ”と表現していた。

 日本でもアナログ・レコードが売れ出しているようだが、やはり、イギリス、アメリカが先行していた。

 BBCのニュースの映像では、ロンドンのレコード屋のお兄さんがレッド・ツェッペリンのセカンド・アルバム(1969年)を手にしていた。やはり売れているのは、60年代70年代のロックのようで、おかしい。

レッド・ツェッペリンⅡ
 
 

   レッド・ツェッペリン 胸いっぱいの愛を Whole Lotta Love   https://www.youtube.com/watch?v=Mln0RciE2o0 

 

 ツェッペリンⅡは、1969年(昭和44年)の発売。47年も前の音楽だが、今を生きる若者たちがそのレコード盤を買っていく。愉快だね。

 レッド・ツェッペリンは、わたしがレコード屋になって2年目のデビュー。わたしはジャズ喫茶を借りて、発売前の試聴盤(テスト盤)の”レコードコンサート”を開いた。ハイパワーの真空管アンプと、でかいスピーカーの音でレッド・ツェッペリンを聴いてもらいたかった。あのとき、大音量のツェッペリン再生音を聴いた中学生、高校生は、還暦を過ぎているだろう‥‥‥‥か。

レッド・ツェッペリン
 
 

        レッド・ツェッペリン  You Shook Me      https://www.youtube.com/watch?v=_VAjvGhpZGY


EIGHT DAYS A WEEK

2017-01-04 | 日記・エッセイ・コラム

 ロン・ハワード監督のビートルズ・ドキュメンタリー映画『EIGHT DAYS A WEEK』が封切りになっている。

    EIGHT DAYS A WEEK 公式サイト 予告編 http://thebeatles-eightdaysaweek.jp/

東京では下高井戸シネマで上映中。北海道・札幌の上映はない。千葉・神奈川などは今月からか。上映劇場と日程は下の角川映画のサイトを。

    http://www.kadokawa-pictures.jp/official/the_beatles_live/theater.shtml


正月のビートルズ映画大会

2017-01-03 | 日記・エッセイ・コラム

 わたしの最初のプロモーターとしての仕事は、ビートルズの映画上映だった。1972年(昭和47年)正月のこと。

 ビートルズの劇場版の映画は、このとき4本あった。『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ』『ヘルプ』『イエロー・サブマリン』『レット・イット・ビー』。この4本を一挙に上映したのだ。

 午後1時にスタートして、何度か休憩をはさんで7時間以上座りつづける、とんでもないマラソン映画会だった。全編の上映時間は、6時間40分。

 客席1400の帯広市民会館大ホールは満席で、通路に座る人たちでびっしり、2000人以上のお客を入れた。この映画大会の効果でわたしの7坪の小さいレコード店は、北海道で有数のビートルズレコードの販売店になった。

 後に東芝レコード(東芝EMI)は、わたしのこの企画を全国で展開していた。

 わたしは、この映画大会の成功から本格的にプロモーターとして北海道全域でコンサートを主催することになる。それは、モップス、吉田拓郎、井上陽水、荒井由実、浜田省吾、矢沢永吉、りりィ、浅川マキ、チューリップ、ハイファイセット、中村雅俊、RCサクセッション、海援隊、ばんばん、などだ。

 

 

 

  


Here Comes The Sun

2017-01-02 | 日記・エッセイ・コラム

 正月二日、午前7時。太陽が昇るのを眺めている。"Here Comes the Sun"だ!!

    ジョージ・ハリソン Here Comes the Sun  https://www.youtube.com/watch?v=JNS_SUmCJm4

アビイ・ロード
 
 

 エルビス・プレスリーの1950年代に始まり、60年代70年代、そして、80年代で終焉するロック・ミュージックの時代。その数あるアルバムで、ビートルズの『アビー・ロード』は、千年後も聴かれ作品だろう。ベートーベンの第九のように。とくにB面の、あるストーリーをもったメドレーは、トータル作品として、その完成度はみごとだ。

        ポール・マッカートニー Golden Slumbers Medley (from Abbey Road)    https://www.youtube.com/watch?v=ExLY2kZ25fI

 

『アビー・ロード 』のジャケット写真を撮影したのは、スコットランド出身のフォトグラファー、イアン・マクミラン(1938~2006)  http://scotiafile.blogspot.jp/2016/01/iain-stewart-macmillan-1938-2006.html