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正月のビートルズ映画大会

2017-01-03 | 日記・エッセイ・コラム

 わたしの最初のプロモーターとしての仕事は、ビートルズの映画上映だった。1972年(昭和47年)正月のこと。

 ビートルズの劇場版の映画は、このとき4本あった。『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ』『ヘルプ』『イエロー・サブマリン』『レット・イット・ビー』。この4本を一挙に上映したのだ。

 午後1時にスタートして、何度か休憩をはさんで7時間以上座りつづける、とんでもないマラソン映画会だった。全編の上映時間は、6時間40分。

 客席1400の帯広市民会館大ホールは満席で、通路に座る人たちでびっしり、2000人以上のお客を入れた。この映画大会の効果でわたしの7坪の小さいレコード店は、北海道で有数のビートルズレコードの販売店になった。

 後に東芝レコード(東芝EMI)は、わたしのこの企画を全国で展開していた。

 わたしは、この映画大会の成功から本格的にプロモーターとして北海道全域でコンサートを主催することになる。それは、モップス、吉田拓郎、井上陽水、荒井由実、浜田省吾、矢沢永吉、りりィ、浅川マキ、チューリップ、ハイファイセット、中村雅俊、RCサクセッション、海援隊、ばんばん、などだ。