Ommo's

古い曲が気になる

LPレコード、そのジャケット

2017-01-13 | 日記・エッセイ・コラム

 帯広。今朝6時-22°、いま午後9時-13°。まさに厳冬、苛烈だ。

 

 ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞して、愉快な気分この上ない。更に、60年代70年代80年代のレコードが、イギリス、アメリカでバカ売れしているというではないか。じつにまったく愉快だね。

 「(CDやダウンロードのように簡単じゃなく)面倒だけど、レコード・ジャケットからLPを出して、レコード・プレーヤーにかけて音楽を聴く、そのプロセスが好きなの」と、イギリスのレコードストア―で若い女性がLPレコードを手にして言っていた。30年前、40年前、50年前のわしらと、まったく同じ、じゃないか!

 30×30センチの、あのジャケットサイズのLPレコードこそ、音楽とアートの、20世紀の輝かしい総合芸術だ。というわたしの、この思いと似たようなことをイギリスの若者が話していて、またまた愉快だ。

 日本のレコードメーカーも、レコードの復刻盤をばんばんプレスして、安く売ってほしいね。マスターのテープも、マザーのメタル原盤もすでにあるわけだから‥‥。