本格的な冬が近い。
近所のスーパーに出店している靴屋さんで、スポルディングの防寒靴を買い、ホームセンターで、インナーが入った、作業用の大きいゴム長靴を買った(家の前の雪かきをしなくてはならない)。もちろん、靴底は、関東で売ってる冬靴とはちがう。車の冬用タイヤ、スタッドレス・タイヤのような靴底だ。ダンロップの、金属のスパイクが付いたタイプのスノトレというスニーカーも買おうと思う。散歩用だ。
(スノトレとは、スノー・トレーニング・シューズの略。雪やアイスバーンのなかで、走りまわったりのトレーニングをするための靴だ。スニーカーだが、防水、撥水効果が高い構造、素材になっている。それだけじゃなく、靴底が凍った路面で滑らないトレッドになっている。車の冬用タイヤとおなじように。)
「この靴、暖かそうだ。25年ぶりに帯広にもどってきて、冬道がどれほど寒いか、ちょっと怖いんですよ」と、靴屋の店員さんにいうと、「25年ぶりですか? あの時代からずいぶん暖かくなりましたよ。でも、どうか、風邪に気をつけてください」といわれた。
(この町の人はみんな心優しい人なのに、どうしてハンドルを握ると、ああも人格が変わるのだろう?)