今日夫は大学時代の親友と飲んでいる。同じ学部、同じサッカー部で過ごした友人である。
夫と職業も似ている関係で仕事上での接点も多いし、いまだに二人ともサッカーを続けているので時折は同じグランドでボールを蹴ることもある。
昨夜、夫が 「明日 Mと飲むんだけど、お前も来る?お前が来るんだったらMの奥さんも呼んで四人で久しぶりに会うのはどうかってMも言ってるよ」と言われた。
ちょっと 気を引かれたけど結局私は遠慮した。おとといも夜遊びしているし、今日は子どもたちもいるしというのもあったのだが、M氏に会うのはなかなか複雑な想いもあるのである。
M氏は夫の学年で有名人だった。割りにガリ勉系ジミーズの多いその集団で都会の名門校出身、すごくイケ面ってわけじゃないけど整ったしょうゆ顔、服装のセンスも良かった。そしてサッカーをやらせれば名ストライカーだったし、バンドでサックスも吹いていてそれがまたステキであった。
当然もてましたよ。
私は夫の彼女としてM氏に紹介され、彼らのサッカーの試合も観戦に行ったのだが、スィーパーとしてゴールの前を守る夫より華麗なドリブルで相手を抜いて着実にゴールするM氏のプレイについ目をひかれてしまっていた(夫よ、ゴメン)
だけどM氏は高校時代からの大事な彼女が郷里にいて、しっかり付き合っていた。だけどそれはあまり広まっていなかったので、サッカー部のマネージャーや違う学部の女の子たちのおっかけは多く、M氏も適当にその子たちとも遊んでいたようであった。
私は時々 四人で食事をしたりしていたのでその後結婚したM夫人も当時から知っていた。
M氏に続いて 私達も結婚した。M氏はわりに早い時期に何年かアメリカに留学していたので子どもは家より遅かった。
我が家は結婚一年後に長男が生まれ、ほぼ年子のようにして長女が生まれた。
長女が生まれて間もないころだったと思う。
当時、夫はものすごく忙しくて子育てはすべて私の手にゆだねられていた。だけどその中で夫はサッカーも続けていて、徹夜明けでもサッカーとなると試合に行くような状態だった。私もたまには子どもを見て欲しかったが、サッカーが夫の仕事のストレスの唯一のはけ口だろうと思っていたので文句も言わずに送り出していた(なんてケナゲだったあの頃のワタシ・・・・)
そして、徹夜明けで一日中サッカーをして、その後飲んで、かなりお酒も強い夫だがやはり無理だったのだろう。泥酔してM氏に送られてきたことがあった。
私は、乳飲み子とやんちゃ盛りの長男を一日追い掛け回し 髪を振り乱し おしゃれもする余裕もなく 毎日目の下にクマをこしらえている状態だった。
夜中にチャイムがなって起きて泣き出した長女を抱えて玄関先に出たら 夫をつれたM氏だった。
よれよれ(だったと思う)のパジャマでよれよれの自分がみじめだった。
夫を連れてきてくれたM氏は
「OOが酔うなんて珍しいな。悪かったね、飲ませちゃって」と優しく言った。
あせる私に 更に優しく
「小さい子二人って毎日大変でしょう 家は一人でもふうふう言ってるよ。」
もう よろめきたいと思ったね(爆)
まあ そんな思い出もあり、私の中のM氏は初恋の人のような、なんとなく甘やかに存在していた人だったのであります。
それが、それが・・・・・(今日は長いよ)
5年ほど前だっただろうか・・・
家の近くのグランドでサッカーの試合があった。私もその時たまたま応援に行って久しぶりにM氏に会った。
ところが・・・ ところがである。
サッカーグランド上でさらっと風になびいていた髪が、サックスを吹く合間にうっとうしそうにかき上げていたちょっと長めのその髪が・・・・
どこへ行ったのだ その髪は・・・・(全部とは言わないが 二分の一くらいは失われていた 号泣)
その場はショックを隠して愛想よくお話したけど、夫と二人になってから、
「あの頭はショックだよ~~~」 と訴えた。
「お前 Mのファンだったもんな~」 と、ちゃんとお見通しの夫。
その後夫はM氏に会うたびに幾分嬉しそうに私に彼の頭髪状態を報告するようになった。(夫も人が悪いヤツである)着実に頭髪の減少は進捗している模様である。
ちなみに夫は幸いにしてフサフサである(メタボは進捗しているが)
私もよせばいいのに 同じ大学出身でM氏を知る故郷の友人にM氏の頭髪状況を教えてしまった。やはり嘆く彼女たち。想いは一緒であります。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
ホントに風の前の塵のごとく散ってしまったのね M氏の髪・・・(しつこく)
さっき夫からメールが来た
「Mと××で何時から会うよ。鍋でもつついて来るわ。11時までには戻る」
それに対して
「了解 M氏を ハゲまして来てね♪」と返信した私はやっぱり人の悪い女かしら。
夫と職業も似ている関係で仕事上での接点も多いし、いまだに二人ともサッカーを続けているので時折は同じグランドでボールを蹴ることもある。
昨夜、夫が 「明日 Mと飲むんだけど、お前も来る?お前が来るんだったらMの奥さんも呼んで四人で久しぶりに会うのはどうかってMも言ってるよ」と言われた。
ちょっと 気を引かれたけど結局私は遠慮した。おとといも夜遊びしているし、今日は子どもたちもいるしというのもあったのだが、M氏に会うのはなかなか複雑な想いもあるのである。
M氏は夫の学年で有名人だった。割りにガリ勉系ジミーズの多いその集団で都会の名門校出身、すごくイケ面ってわけじゃないけど整ったしょうゆ顔、服装のセンスも良かった。そしてサッカーをやらせれば名ストライカーだったし、バンドでサックスも吹いていてそれがまたステキであった。
当然もてましたよ。
私は夫の彼女としてM氏に紹介され、彼らのサッカーの試合も観戦に行ったのだが、スィーパーとしてゴールの前を守る夫より華麗なドリブルで相手を抜いて着実にゴールするM氏のプレイについ目をひかれてしまっていた(夫よ、ゴメン)
だけどM氏は高校時代からの大事な彼女が郷里にいて、しっかり付き合っていた。だけどそれはあまり広まっていなかったので、サッカー部のマネージャーや違う学部の女の子たちのおっかけは多く、M氏も適当にその子たちとも遊んでいたようであった。
私は時々 四人で食事をしたりしていたのでその後結婚したM夫人も当時から知っていた。
M氏に続いて 私達も結婚した。M氏はわりに早い時期に何年かアメリカに留学していたので子どもは家より遅かった。
我が家は結婚一年後に長男が生まれ、ほぼ年子のようにして長女が生まれた。
長女が生まれて間もないころだったと思う。
当時、夫はものすごく忙しくて子育てはすべて私の手にゆだねられていた。だけどその中で夫はサッカーも続けていて、徹夜明けでもサッカーとなると試合に行くような状態だった。私もたまには子どもを見て欲しかったが、サッカーが夫の仕事のストレスの唯一のはけ口だろうと思っていたので文句も言わずに送り出していた(なんてケナゲだったあの頃のワタシ・・・・)
そして、徹夜明けで一日中サッカーをして、その後飲んで、かなりお酒も強い夫だがやはり無理だったのだろう。泥酔してM氏に送られてきたことがあった。
私は、乳飲み子とやんちゃ盛りの長男を一日追い掛け回し 髪を振り乱し おしゃれもする余裕もなく 毎日目の下にクマをこしらえている状態だった。
夜中にチャイムがなって起きて泣き出した長女を抱えて玄関先に出たら 夫をつれたM氏だった。
よれよれ(だったと思う)のパジャマでよれよれの自分がみじめだった。
夫を連れてきてくれたM氏は
「OOが酔うなんて珍しいな。悪かったね、飲ませちゃって」と優しく言った。
あせる私に 更に優しく
「小さい子二人って毎日大変でしょう 家は一人でもふうふう言ってるよ。」
もう よろめきたいと思ったね(爆)
まあ そんな思い出もあり、私の中のM氏は初恋の人のような、なんとなく甘やかに存在していた人だったのであります。
それが、それが・・・・・(今日は長いよ)
5年ほど前だっただろうか・・・
家の近くのグランドでサッカーの試合があった。私もその時たまたま応援に行って久しぶりにM氏に会った。
ところが・・・ ところがである。
サッカーグランド上でさらっと風になびいていた髪が、サックスを吹く合間にうっとうしそうにかき上げていたちょっと長めのその髪が・・・・
どこへ行ったのだ その髪は・・・・(全部とは言わないが 二分の一くらいは失われていた 号泣)
その場はショックを隠して愛想よくお話したけど、夫と二人になってから、
「あの頭はショックだよ~~~」 と訴えた。
「お前 Mのファンだったもんな~」 と、ちゃんとお見通しの夫。
その後夫はM氏に会うたびに幾分嬉しそうに私に彼の頭髪状態を報告するようになった。(夫も人が悪いヤツである)着実に頭髪の減少は進捗している模様である。
ちなみに夫は幸いにしてフサフサである(メタボは進捗しているが)
私もよせばいいのに 同じ大学出身でM氏を知る故郷の友人にM氏の頭髪状況を教えてしまった。やはり嘆く彼女たち。想いは一緒であります。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
ホントに風の前の塵のごとく散ってしまったのね M氏の髪・・・(しつこく)
さっき夫からメールが来た
「Mと××で何時から会うよ。鍋でもつついて来るわ。11時までには戻る」
それに対して
「了解 M氏を ハゲまして来てね♪」と返信した私はやっぱり人の悪い女かしら。
ママと街を歩いている時、
細かった頃の高校時代同級生の女子と街で出合った。
「奥さん、こんなに太ってがっかりしたでしょ」と言いやがった><;
それを思い出した!
パパはダイエット続けてその同級生にリベンジしてやって♪