尺八は歌う～壽（ことほぎ）

今夜は世田谷のパブリックシOターにて　藤O道三氏（Oは原です）の古典ライブコンサートに行ってきた。



芸大卒の尺八演奏家であり作曲家です。古典はもちろんピアノとチェロとのユニット古武O（Oは道）でも活動、そのほか坂本龍一氏や　野村萬斎氏などとのコラボでも活躍されている人。見ての通りの<清潔感のあるイケ面である（思わず赤字で表現したくなるほどのｗ）

はい　もう一枚



今日の演目は殆ど古典からで　箏と三味線との合奏だったが、人形師のホリヒロシ氏による人形舞とのコラボもあった。
純邦楽っていうのもちゃんと聴くといいものですね。

高い音域では切々と、低い音域では重々しい威厳すらたたえて彼の尺八は歌う。

また舞台の照明使いの演出なども雰囲気があってよかった。この劇場って円形でシェークスピア劇場を模しているらしいが　それをうまく使って音楽が溶け込んでた気がする。

今度は洋楽とのライブに行ってみよう。

おじさんは違和感を覚えたようだ

って言うのも夫の話ですが・・・

夫は早々から列島移動で　昨日東京に戻ってきたのだけど　新大阪から最終に近い新幹線に乗ってきたそうだ。

そうしたら、おもしろい車内アナウンスがあったそうだ。

「迷子のお知らせです。１１号車で猫が迷子になっていました。保管しておりますのでお心当たりの方はお申し出ください。」

書類を読んでいた夫はそのアナウンスに興味を引かれたそうだ。

そして　数十分後

「先ほどの迷子の件は無事に解決いたしました。ご心配おかけして申し訳ありませんでした」

のアナウンスがあったそうな。

夫は今度は一人で笑ってしまったらしい。そりゃあ、新幹線の車両の中にまぎれて迷子になった猫の図って　おかしいじゃないか。微笑ましいともいえる。それが無事飼い主の元に戻ったってよかったなって他人事ながら思うのじゃないだろうか？

「なっ　お前だって面白いと思うだろ？　面白いよな」　と　やけに私に同意を求める夫。

「うん、確かに面白いと思うよ」

「でもさ、俺の乗った新幹線の車両は若いヤツばっかりでさ、その中で誰も反応もしないんだよな。俺の隣のヤツは乗ってから降りるまでDSに夢中になっててさ　通路をはさんだやつは携帯の画面から目を一度もあげないんだよな・・・・　おかしいよ　今のヤツって」

確かに、電車の中に限らず、最近の人たちって他人のこととか外の様子にあまり目を配ったり、反応したりしないのね。
DSも確かに面白いですよ（この正月休みは　マリオカートに燃えた）

でも　やっぱり私は旅においては電車の中や街の声を聞いたり景色を見たりするほうが好きだな。
DSなんていつでもできるじゃないか。この場面は二度と自分の人生に現れないと思うと　その場その場を目に焼き付けたいと思う。

だから夫のなんとなくこういう雰囲気って変じゃないか？って気持ちはよくわかる。

お正月モードも終わりだね

夫は３日に出勤し、私も４日に出勤&新年会。
子どもたちの学校は明日から。
故郷に戻っていた人たちも都会に戻ってきた様子で、もう明日から通常モードなんでしょうね。

やっぱり年末年始の飲み食いのツケがまわってなんとなく身体が重い。
会社の新年会の時　おじさんたちに「局さんはまったく体型変わらないねえ　それだけ食べても」とつくづく言われたけど　やっぱりこの休み中に１ｋｇは増えた気がする。しかし　「それだけ食べても」ってそんなに食べたかしらね・・・　あんこう鍋と日本酒が妙においしくってね。



年賀状もほぼ出揃った。　毎年松の内のうちに住所が変わったと申告した人のものはさっさと変更して再登録しておこうと思っていても年末までほっておいて次の年の年賀状の準備の段階であせるのだが、今年はさっさとすませた。
あ～気持ちがいいわ。今年はなるべくやるべき事はさっさとすませる事にしたいものです。

そう言えば　昨日、一昨年までかなり連絡をとりあっていたけど、向こうが転勤や資格試験勉強でいつのまにやら疎遠になっていた人　二人ほどから偶然連絡があった。
私はいつも自分から率先して付き合いを再開したりする人じゃないので（要するにモノグサなんですね）あちらが連絡してこない限りはそのまま消滅する人間関係だっただろうから、なんとなく嬉しい気がした。
普段忙しい人たちなので　正月休み仕事が一段落して、ちょっと越し方を振り返ったりして、色々話したり会ったりの時間を懐かしんでくれたってことなのだろう。
近いうちに飲もうねという誘いに乗って、スケジュールを確認したりした。

数は少ないが親友と言える完全に信頼しあえる友がいて、兄代わりの異性の友達、昔の同級生の仲間、子供関係のママ友、趣味友もたくさんいるけど、どうも私の友人との接し方は誰に対してもある程度の距離を置いてしまうみたいだ。
ちょっと親しくなると　その人との仲を他の人に誇示したり　囲い込んだり囲い込まれたりの友人関係は息苦しくなる。（女性ってわりに見受けられますが）
それにあまりにも濃いと　それが何かの拍子に崩れたときのダメージって大きいじゃありませんか。

だけど、そんな私の幾分そっけなくモノグサな友人関係でも、また連絡をとって再会を計ろうとする友人の気持ちは私だって嬉しい。
たまには　私も疎遠になった友人を自分から誘ってみようかなと思ったりもした（思うだけでなかなか実行しませんが）



そうそう、今日は去年の暮れに買った帽子屋さんのセールに行ってきた。

去年買ったのが↓



みんな褒めてくれて、その店に行きたがったので　今日声楽家友人を連れて行ってきた。彼女は太っ腹に三つお買い上げ。
私も今度はキャスケットを買った。



すべて一点もので、作った人のぬくもりが感じられる帽子。
この店にはまりそうだ。

のだめ

この二日間堪能した。

よくできたマンガの原作に忠実に再現して、キャスティングに成功すればおもしろいドラマになるって良い例ですね。
連ドラの時もここで絶賛したんだっけな　私

しかしいい男ですねー 玉木は…

成人式の予行演習

温泉から帰って　昨日は早々に新年会。
夫と一緒に私の同級生のおなじみメンバーと早々に盛り上がった。

今日は娘に成人式の予行演習として振袖を着せてみた。

やっと着物と帯　その他の小物類、ショールとバッグなども全部そろったので母にも点検してもらおうと私が着付けてみることにした。



やっぱり若い子の振袖って華やかでいいですね。
着物は私が大学卒業時謝恩会で着たものを仕立て直した。
帯は母の丸帯の芯を抜いたもの。
今の流行のものよりチャラチャラしてなくて私は趣味です。娘も幸い新調するよりこれらを着たいと言ってくれた。
中央においてある帯留めは母の家のほうから代々伝わる珊瑚のレリーフ。
私もさせられたが、あまりに仰々しくてあまり好きではなかった。でも私より大柄な娘には似合いそうだ。だけど私の着付け技術だと使いきれないので今回は違う帯締めにしてしまった。



芯を抜いてもまだ厚みのある帯と格闘して、やっとシンプルなふくら雀に結んでみた。
どうやら完成。はしゃいでポーズをとる娘。
馬子にも衣装（笑）

今まで七五三くらいしか着物を着せてなかったので、着てからの所作とか全然わかっていない娘。
母と一緒になって。仁王立ちするな　とか　歩き方や階段の登り方。一般的な立ち居振る舞いから　食事の時やトイレの時の指導をした。

最初は神妙に聞いていたが　飽きる娘。
そのうち　重たいとかキツイとか言い出す娘。
美容院でぎゅうぎゅう締められる着付けに比べればずっと楽に着付けてあるはずなのに・・・　一時間後にはこの始末だった・・・



ホント　アホです。
なんか行き倒れみたいだ。
本番が思いやられる母でした。

あわびは踊る

良いお料理、良いお酒だった。

　　

しかし、旅館のお料理って食べきれないほど出ますね。ここの所の飽食三昧のツケが恐ろしいわ。
帰ったらジムに行かなくては・・・

新年は温泉

家族と両親、弟夫婦で一泊です。
窓から見えるパノラマ。

この風景は展望露天風呂からも見えた。
とても寒かったが　寝ころんでこの景色をみながら半身浴は最高だった。

あけましておめでとうございます

無事に2008年が迎えられたことに感謝します。
こちらを読んでくださっているごく少数のリアル友達、同じく少数のパソコン上だけのお友達。こちらは存じ上げませんが毎日チェックしてくださる方々にも素敵な年が訪れますように。

この賀状は息子と娘のコラボです。息子の彼女にあてた手描きのもの。昨日、炬燵で二人でけらけら笑いながら作っていました。キノコの顔は息子、バンビは彼女がモデルらしいですが、新年早々こんなシュールなものもらって喜ぶのか？


新年早々こんな調子ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。