局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

空恐ろしい

2011-04-13 23:47:33 | 日々の生活
ここ数日まあ日に何度も揺れること・・・
余震って言うけど マグニチュード7なんて普通だったら大地震ですよね。仙台の友達は本棚からまた大量に落ちた本を拾いながら(こんなデカい地震を余震と呼ぶな)と一人で怒ったそうである。
東京だって こんなのに慣れたくないよね と言いながらも震度4くらいなら慣れてしまった自分ってどうしたもんだろうか?

福島の原発事故も一向に収束しそうもなくて、このままどんどん放射能汚染が進んだらって思うと空恐ろしくなる。
オットと「ホントに東京に住めなくなったらどうする?」なんて話してたら 「西で仕事見つけるか~? 福岡か広島だったら来てくれっていってくれてる所あるぞ、お前広島だったら友達多いしいいんじゃないの?」なんて言ってた。「そっか それもありかもね」なんて言ってみたが、(冗談ですよ)親たちは関東にいるし、子供たちも今のところ東京から離れられないし、どうなるんだろう?って不安ながらここにへばりついているしかなさそうだ。周りだってそこで働いたり学んだりして生活している以上 そうそう簡単に移動できない人たちってのが大部分だと思う。

福島原発と言えば 近所の友人(犬友奥様)からこんな依頼をされた。(メールにて)



局さん

先日従兄弟会があって、お花見楽しんだんですが、
その中の一人の従兄弟から、
福島原発で働いてる人に支援物資を送って欲しいと頼まれました。

私が窓口になって、郵送しますので男性ものの衣類、ズック等あったらお願いしたいのですが。

後で詳しい内容のメール送ります


このメールを読んだ時、はっきり言って信じられなかった。別に友人や従兄弟さんを疑うわけじゃないけど、あんな危険な仕事をしている人たちなんだから国や東電からきちんとした支援がされているはずだと思っていたから。
そしてその後従兄弟さんからの転送メールが届いた。

 


★★ちゃん、昨日質問をしておいた友人から返事が来ました。妹さんの友人からの依頼と言う事です。ご無理をしないで出来る範囲で、との事ですので、よろしくお願いします。-** -以下元のメールです-
:福島原発地域は、特に物資がないそうです。男性が働いている場所ですので男性衣類、運動靴、下着がまったくないそうです。 1:男性衣類(男性しか働いていません) 特に上下のスウェット、ジャージー類 2:スニーカー類、これらは現場の線量が高く作業着が汚染するからです。もちろん古着で構いません。3:野菜ジュース 4:日持ちするパン(ベーグル系)5:カップ麺・スープ・みそ汁 6:レトルト食品(お湯で出来る物) というメッセージが入りました。> こちら(仙台)も被災しており、まだまだ物資も入りませんので出来ましたら、是非支援をよろしくお願い致します>
宛先: 福島県い☆き市★名浜 東京☆力小★浜ホニャララセンター経由
> 出来れば、送り主のところに「☆☆」の名前を追記してもらえると助かります。


そして次に

  原発付近で働いている人たちはほとんど着替えがないそうなので、古着で構いません。今日☆☆☆(ジム関係)の仲間にも声かけたら、さっそくみんな動いてくれて、火曜日までに集まった物を第一陣として送りたいと考えています。



ホントにこれはデマかいな?なんて疑っている場合ではなかった。ヒドイ話だけど実際困っているんだったら、政府と東電に対して怒るのは後でできることはやらねば・・・・

とは思ったが、あいにく先日着ない衣服の断捨離したばかりである。それにいくら古着でいいといっても古着の下着を送るのも気がひけたので、オットの箪笥をひっくりかえして探してみたら、いただきもののソックスと買い置きのシャツがあったのでそれを放出。あとは息子が大会に出るたびに記念でもらってくるジャージ上下のほとんど着なかったのがとってあったので(大会名でロゴがついてるが)許可をもらって放出。友人の家に持って行った。

友人の家の広い玄関にはそうして集まった物資がもう積まれてあった。
動く前にあれこれ考えすぎて機を逃しがちな私にはできない行動力だと思った。
そして昨日はジム仲間(私とは違うジム)が集まって荷造りでもしているらしく家の前には自転車が何台も停まっていた。そして今日、犬散歩で一緒になった彼女から報告があった。やはり昨日、ジム仲間が協力してくれて荷造りしたこと。段ボール10個になったけど宅急便代はジムのインストラクターが呼びかけてカンパが集まったのでそれでまかなったこと。
小☆浜には今日のうちに着いて先方からお礼の電話が来たらしい。
そこから原発事故の現場までどうやって届けるのかはわからないが、早くちゃんと届くといいな。

生命や健康すら保障されない現場で働いている人たちが、その職場で最低限の衣食さえまかなわれないってどういうことなんだろうか?
こんな最低限のことすらしていないってことが いかに混乱しているのかの証明みたいで心底怖くなりましたよ。

だからと言って私にできることって心配して見守ることしかできないんですけどね。

宅急便代のカンパが余ったので、友人は様子を見て、必要ならまた第二弾、三弾も考えると言っていた。
その時は私もできることは協力したいと思っているので、こちらで声かけるかもしれないのでよろしくお願いいたします。










コメント (8)
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