☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

ピサの斜塔 ③

2018年10月25日 | Weblog
トスカーナ州でピサに向かう道中に木の植林の為の苗木畑が続いていました。
ピノキオの童話はこのトスカーナ州で生まれたそうで、木に縁がある地域です。
  

ピサに着きトロッコバスみたいな変な乗り物に乗りました。短い乗車時間でしたが、普通に他の車と同様に走り、信号待ちもして着きました。
  

門の中に入ると広い敷地の中に礼拝堂等、ドゥオーモ、その後ろにピサの斜塔が立っていました。
ピサの斜塔はピサのドゥオーモの鐘楼として1173年から建設し、途中地盤沈下で傾くままに続けられて1350年に完成しました。
屋上の中心は4.5m横にずれているそうです。
   
予約でみんなとピサの斜塔の中に入り登ります。足の悪い私等4人は中に入るだけで登らずに出ました。
斜塔の中は上まで空洞になっていました。そして中が床から傾いていてびっくりです。
中は円筒形の8階建てで、階段は296段あり、高さは55mだそうです。
頂上までゆっくり登って良いなら登りたかったですが、時間決めで長い行列があり、後ろの人への迷惑になると思いあきらめました。残念。
   
ピサの斜塔の後ろ側からの写真。反対側に傾いていますね。
そしてローマ時代のカピトリヌスの雌狼の彫刻です。これはピサの街がローマに支配されていた跡だそうです。

一人で広い敷地を歩いて先ほどのバス乗り場まで。途中にあった沢山の屋台風の店でピサの斜塔風に斜めに傾いたコーヒーコップを買いました。
イタリア語は分からないけど、親切なお店の人から簡単に買えました。
一人なのでしっかりバック斜め掛けして、その上に上着を着て盗まれないように注意。

予定より1時間半ほど早くピサに着いたので、ピサの斜塔に登る予約時間まで余裕があって、ドゥオーモの中も見学がきました。
ドゥオモ(大聖堂)は緑の芝生が生える広場の中央にそびえ建っています。
都市国家であったピサが、1063年にパレルモの沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築され、
1272年に完成しました。大聖堂は上から見ると十字架の形をしています。
     

身廊のほぼ中央に吊り下がっているブロンズ製のランプはガリレオのランプと言われています。
ガリレオがこのランプの揺れをみて振り子の等時性を発見したと伝わっています。
スペインで見たメスキータに似た模様があります。 
ピサの斜塔しか思っていなかったので、ピサの街は昔の都市国家の一つだと知りました。

ピサの斜塔に登った娘からの写真です。
上からの街の景色と、ドゥオーモが十字架の形をしていることが分かりました。
  
次はフィレンツェへ。
コメント (4)
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