☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

イタリアの旅 ミラノ ①

2018年10月17日 | Weblog

1日目、成田から直行便の飛行機に12時間35分の長い時間乗りイタリアのミラノに着きホテルへ。
2日目の朝、ホテル前には屋台が出ていて新鮮な野菜や魚が並んでいました。
バスに乗って街を見ると所々に城壁が残っていました。
ミラノは大昔から城壁によって囲まれている街だそうです。
このバスの運転手さんがローマまでの6日間一緒に運転してくれました。
朝晩に水500ccを1ユーロで買えて、とても助かりました。
ホテルで買うと3ユーロ、偶然入った小さなお店屋さんでは60セントでした。 

     

バスがスフォルツェスコ城沿いに止まり、そこから歩いてスカラ座まで行きました。
   
スフォルツェスコ城15世紀にミラノの領主であったスフォルツァ家が完成させた居城です。
ミラノを代表するルネサンス建築でブラマンテやダ・ヴィンチも携わりました。
そして右の写真はイタリアを代表するスカラ座です。

その傍のレオナルド・ダ・ヴィンチ像のあるスカラ公園の横にヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリアという
19世紀のレトロで美しいガラス張りのアーケードがあります。
イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設されました。
石造りの伝統工法を基盤にガラス、鉄、石、そして近代の鉄骨が組み合わさったミラノの建築技術の終結と呼べる傑作です。
   
入口の向こうは2本のアーケードが十字路を作る4階建てのガラス張りの屋根の美しいショッピングモールです。
高級ブランドブティックや様々なショップ、マクドナルドも立ち並んでいます。
   
こんなに美しいアーケード街を見た事がありません。
ここでこの麗しい景色を眺めながらイタリアの濃いコーヒー(エスプレッソ)が一杯飲みたかったな。
下のタイルもお洒落です。トリノの紋章牡牛の股間上でかかとを合わせて三回転すると幸せが訪れるそうです。

  

ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリアのアーケードを出ると美しいドゥオモが見えました。
1386年から500年の歳月を掛けて完成したイタリア最大のゴシック建築の大聖堂です。
ドゥオモ広場での自由時間に、一人25ユーロを払ってエレベーターで上に登り、外廊下を歩き高い所から街の景色を眺めました。
さらに階段を登って屋上に上がりました。
   
再度エレベーターで地上に降りてドゥオモの中へ。
500年の歳月を掛けた大聖堂の中は立派で、ステンドグラスがたくさんあって綺麗でした。
  

見学の後スフォルツェスコ城にまで戻りバスに乗って傍のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。
ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』があることで有名なドミニコ派教会です。
『最後の晩餐』は修道院の食堂だった壁に、床から2m程の高さから上に描かれているかれています。
描かれた当時からこの部屋は食堂として使用されており、食べ物の湿気、湯気などがこの絵を浸食する原因となったそうです。   
 
420 x 910 cm の巨大な絵をレオナルドは1495年から3年をかけて、遠近法・明暗法・解剖学の科学を駆使し新しい芸術作品を描きました。
左の写真からキリストの足元は食堂のドアになっていたようです。
1977年から1999年にかけて大規模な修復作業が行われて今の絵になりました。
この修復は洗浄作業のみで、表面に付着した汚れなどの除去と、レオナルドの時代以降に行なわれた修復による顔料の除去が行なわれました。
その結果、後世の修復家の加筆は取り除かれ、レオナルドのオリジナルの線と色彩がよみがえりましたが、オリジナルが全く残っていない箇所もかなりあるそうです。

1日目、ミラノのホテルでカメラの充電をしようとした時、
メモリーが入ってません
旅をカメラで撮って、旅行記やブログに載せるのが私の楽しみです。
それなのにカメラの大事なメモリーが入っていないとは。どうしよう
幸いな事に娘が新品のメモリーを新しく使うつもりで持っていて、それを譲り受けました。ありがとう

コメント (4)
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