伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

伊豆高原冬景色

2018年12月25日 | 日記

12月25日(火)

天気予報では「晴」だと報じているのだが、最近の「晴日」はなにか不安定で、陽光が射しても空にはいつも重たげな雲があり、「晴れ時々曇り」いやむしれ「曇り時々晴れ」といった感じの日が多く、我が家の窓からみる伊豆高原の冬景色には今一つ魅力が欠けることが少なくなかった。

そんな天気が病後の体調に反映するのか、回復への足取りが鈍い。

しかし、今朝起きてみれば天気は本当の「冬晴れ」。久しく望んでいた「伊豆高原冬景色」が窓外に広がり嬉しい。久し振りに心を満たし和ませる風景だ。

今日で退院してからちょうど1月が経つ。手術後の「痛さ」「苦しさ」を耐え忍んだ日々をようやく脱したあとの入院生活ではベッドのなかで過ごすだけで秋から冬にかけて変化していく伊豆高原の眺望を思い描きながらひたすら家に帰る日を待ち望んでいたものだ。

そうしてようやく巡り合えたこの景色。デジカメのパノラマで写し取る。

四季をめぐって絶えず変化する伊豆高原一帯の眺望を見る楽しみは、生活の幅が著しく狭められた私にとってもっとも貴重なものかもしれない。


「冬晴れ」になるまでのスナップ。(1階リビングから)

 

2階書斎の窓から

玄関先からみる隣家の庭


退院してから今日まで、病院通いの車に乗るため玄関先に出た以外に家から一歩も出ることなく過ごしてきた。

だが、今日は素晴らしい天気に元気づけられ、思い切ってゴミステーションまで恐々マイカーを運転してみた。なんとかやれた。

自信をつけ、運転後はIKOI農園までの坂道をのろのろ歩きだが歩いてみた。帰りは息が切れたがなんとか歩けた。

IKOI農園では雑草の中で緑の野菜が勢いよく背丈を伸ばしており、柑橘類は黄色い大振りの実を沢山つけている。手出しはできないが眺めるだけで満足。

うん、この調子ならかなりもとの身体にもどることも期待できそうだ。自分の身体を自分のものとして意識できる。

日中はベッドに伏せることがなくなったので昨日は階下にしつらえていたエアベッドを撤去している。すこしづつ元の生活様式に戻りつつある。

 

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2 コメント

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ご無理はされません様に (伊豆の徘徊人)
2018-12-27 09:09:11
おはよう御座います。

ブログを読ませて頂き びっくりやら 笑みやら
いろんな事が浮かびました。
本当に良かったですね
でも寒中ですから 完治中?ですから
ご無理はされません様に ご自愛ください

伊豆の山 四季折々の 道がある

春の日差しを見つけたら 又、歩きましょうね
いっぱいの 出会いを求めて
歩きましよう 楽しみにしています  
返信する
Unknown (エイジング)
2018-12-27 07:51:09
久しぶりの投稿、読ませていただき一安心。
着々と回復なさっていらっしゃることがよく分かりました!

つい2〜3日前、東京のK添ご夫妻とも電話でお話ししました。
強靭な精神力に驚きあい、「お会いしたらご報告します」と約束しました。その前に安心していただけそうです。
K添さん方もブログを楽しみになさってるそうですから。

ブログ、ちょっと頑張ってください!
返信する

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