6月4日 (月)
毎年、この時期に瓜類を苗から育てる際、厄介な存在にウリハムシがある。
苗が小さいと葉っぱがウリハムシの食害でボロボロになってしまい枯死してしまうことが多い。苗が大きくなると生育にはさほど影響はないが……。
農薬はなるべく使いたくないので、捕虫網で捕まえたり、指で押しつぶすなどしているが、なかなか埒があかない。
西瓜、胡瓜、南瓜などにウリハムシが付くが、特に南瓜が好きらしい。
ウリハムシの防除対策として、もっとも簡単なのはネットを張って虫の侵入を防ぐことである。
地這え胡瓜
「IKOI農園」では、園芸材料をなるべくホームセンターなどで購入することを避け、工夫を凝らして廃物利用するよう心掛けている。
(ネットを支える支柱は洗濯物についてくる針金のハンガーをペンチで折り取り、自由に折り曲げたりして使っている。形が簡単に変えられること、地面に刺しやすいこと、軽くて持ち運びが容易なことなど、かえって市販の支柱より使い勝手がいい。)
今年はウリハムシの防除対策としてもっと簡単な廃物利用の方法を考えた。
「行灯仕立て」という方法である。「行灯仕立て」とは、ビニールの肥料袋などを二つ横割して広げ、四方に支柱をたてて、昔の行燈のような格好で苗を囲う方法である。
(「行灯仕立て」は、もともと春先の保温と風除け対策として利用してきたもの)
これで、完璧な防除はできないが、ウリハムシは行灯内に上から入り込むのが苦手らしく葉っぱに沢山のウリハムシが群がることは避けられたようである。
(気温が上がってきた現在では裾を上げて通風をよくしているが、ウリハムシは下からは侵入しないようである。)
防除措置をしたところでは、うまくいっているが、措置ができない大きな苗にたかり始めているようだが、こちらは少々たかられても被害はなさそう。
西瓜(一匹とまっている)
胡瓜(このくらいになればもう大丈夫)
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