2月2日 (月)
確定申告書を出す時期にきた。これまで確定申告書は「確定申告の手引き」を参考にしながら自分なりになんとか書いてきていた。
数字などほとんど扱う機会がなくなった退職者にとって、これは唯一の頭をひねって用紙に数字を書き記し計算する仕事で、齢とともにすすむ呆けもあって大変な仕事だが、なんとか書き終えるといつも「一仕事やった!」といい気持になる。
これは、少しでも老いた頭脳活性化させる役割を果たしてくれる重要なイベントになっているのだと思う。
しかしながら、こうして苦労して作った昨年の申告には誤りがあったようで、後日、税務署から訂正の電話があり、がっくりしたこともあって、今年は、改めて「確定申告書の書き方」を一から学ぶことにしようと、電車に乗って遠く熱海まで出かけて税務署の直接の指導を受けることを思い立った。
来宮駅に降り立ち、表通りに出てふと見上げると2月に入ったばかりというのに早くも桜が開花しているではないか。
今年最初の桜の花との出会いである。ぶら下がっていた名札によると「あたみ桜」とある。
熱海の街は坂が多い。眼下に町並みを見下ろしながら 税務署に辿り着き「納税相談室」に行く。確定申告受付が始まる2月15日にはまだ間があるし時間も早かったからか相談に訪れる人は少ない。
受付も応対した職員も私が予想していた以上に親切・丁寧な態度で接してくれ、いろいろ教えてくれたが、それだけではなくインターネットによる納税方法をパソコンを前に実地に教えてくれた。
これは想定外の収穫、これからの確定申告はすべて自宅のパソコンでやる自信がついた。熱海まで出かけていった甲斐があったというもの。
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変化がすくない超高齢者の生活の中で、なんであれ新しいことを学びとった時はなにか生き生きとする。
インターネットによる確定申告の知識を学んだのもそうだったが、も一つ、昨日は日常生活に役立つ新しい知識を得たのもそうだった。
日頃からパソコンや園芸、それにウオーキングでなにかとなにかと教えてもらうことが多いMr. ITから学んだのである。
その始末に困る新聞の折り込みチラシから紙箱を折り上げる方法で、これも懇切・丁寧に教えて貰らった。
この紙箱はテーブルの傍に置いて置けばちょっとしたゴミを入れるのにとても便利だが、それ以上に折り方を学んだことが重要である。
何回やってもうまくいかない折り紙つきの私のために、最後はMr.ITの手順をデジカメの動画でしっかり写させてまらった。これを見ればなんとかなる。
PCによる確定申告&ゴミ箱の折り方2っとも完璧ですね(#^.^#)
>年を重ねると新しい事に挑戦するのが面倒になりますが、常に自分を高める!今後とも見習わせて頂きます。
>明日は午前中所要⇒PMは確定申告書をPCで作成します。⇒2/6八幡野コミセンに提出する予定です。
*提出だけですと「待ち時間ゼロ」で~す。
いつもブログを拝見しております。
紙袋の折り方動画は、忘れるのが得意な高齢者にとって
とても参考になります。
今までも何となくそれらしい物は折っていましたが、このようにきちんと折れるのは素晴らしいです。