京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

大覚寺大沢池のハス

2015-06-29 05:27:32 | 京都めぐり


昨日向かったのは嵯峨野大覚寺の大沢池です。
ハスや睡蓮が咲いているのではと、チェックに行ってきました。
大沢池はかつては、平安京初期の嵯峨天皇が造営した離宮の一部です。
池に舟を浮かべ、月見を楽しんだと言われ、今でも月見の名所として知られています。
また春は桜の名所としても有名です。


大覚寺入口です。





ふと見ると、「茅の輪くぐり」の案内が立てられています。
6/21ー8/31の期間、大覚寺内の五大堂観月台に設置された 茅の輪をくぐり、
厄除け祈願するものです。
茅の輪くぐり(夏越祭)は6月30日、多くの神社で開催される夏の神事です。
半年間の罪や穢れを取り除き、心身が清らかになるようにお祈りをすのです。
蛇足ですが、 茅の輪の茅の切れはしなどを持ち帰る方々がおられますが、
罪や穢れが集められたものなので、それを持ち帰るのはよくないと聞いたことがあります。


大沢の池に入りましょう。
案内板がたっています。











船着き場、観月台にもなっています。
今でも秋の満月には、舟を浮かべてお月見するのです。










睡蓮です。
















ハスは咲き始めです。




















池のまわりは散策道になっていて一周することができます。





















見頃はやはり7月のようです。