京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

法然院白砂壇

2015-06-17 05:23:48 | 京都めぐり

法然院は銀閣寺、哲学の道の近くにある浄土宗系の単立寺院です。
夏でも高い木々に覆われた参道は、薄暗いほどです。
私はここの茅葺き山門から見た白砂壇の景色が好きで、年に何度か訪れます。
ここの白砂壇の模様は季節ごとに変わります。
今回はどんな模様になっているか、想像するのも楽しいものです。





薄暗いほどの参道から見える茅葺き山門










観光客の方が山門を入っていきます。





山門から見える白砂壇の景色






今回の砂紋は水の流れだけです。
季節により、水の流れに浮かぶ梅であったり、銀杏や紅葉などに変わります。
しかしいずれにも共通するのは水の流れです。
これは水が流れると見立てた砂壇の間を通ることで、心身を清めるという意味があります。
私も気を引き締めて通ります。











本堂のほうに向かいます。





青苔がきれいです。





池に浮かぶ白い壺










本堂です。
本堂真向かいの地蔵菩薩像に手をあわせます。











青紅葉が朝陽に映えてきれいです。






法然院のすぐ近くの安楽寺です。
茅葺き山門は法然院とよく似ています。