京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

宇治平等院鳳凰堂、宇治上神社

2015-06-08 05:19:19 | 美術・博物館

色鮮やかに改修された宇治平等院、数年ぶりに訪れることにしました。
いつもは、車ででかけるのですが、二人とも定年退職者で時間はあります。
初めて京都駅からJR奈良線に乗り、宇治駅まで20分弱で到着です。

駅から10分ほど歩きます。
両側にお店が並ぶ平等院表参道を歩きます。










平等院は御存知のとおり、関白藤原頼通によって1052年創建されました。
本尊阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂は、鳳凰堂と呼ばれています。
経典に描かれる浄土の宮殿をイメージした優雅な建物です。
庭園は浄土式の借景庭園として史跡名勝に指定されています。

赤門です。





門をくぐると目に入ってくる景色
真横の鳳凰堂です。





角度を変えて撮影してみます。





10円玉の景色です。





ズームし、阿弥陀如来を撮影します。





きれいなお顔立ちの阿弥陀さんです。





屋根の上の左右の鳳凰です。















阿字池には睡蓮が咲いています。





クチナシの花が見頃です。





鳳翔館に入ります。
ここには梵鐘、鳳凰、雲中供養菩薩像 26体をはじめ様々な宝物が展示されています。
創建当時の極彩色の再現室は見事な世界です。
館内は撮影禁止なので画像はありません。
非常に見応えがあります。






塔頭寺院の浄土院の救世船乗観音です。
きれいな観音様です。










鳳凰堂の後ろからの撮影です。





拝観一周し、入口に戻ると大勢の修学旅行生です。
10円硬貨をかざす女学生もいます。「角度が違うのですが」。






平等院を出て、宇治川を渡り、宇治上神社に向かいます。





宇治は源氏物語でも十帖にわたり物語の舞台になっています。
その記念碑です。





もうひとつの世界文化遺産、宇治上神社の鳥居です。





緑深い参道を歩きます。










国宝の拝殿と本殿です。
鎌倉時代の神社建築様式です。










宇治上神社前のさわらびの道を歩きます。





源氏物語ミュージアムがあります。
秋には建物の周囲はムラサキシキブが咲きほこります。











宇治川に戻り、宇治駅から京都に帰ります。
前日の雨で宇治川はかなり増水していました。





サギも餌の魚が捕れないようです。