堂本印象美術館で特別企画展、『三輪晁勢ー色彩の歓喜ー』が開催されています。 三輪晁勢の作品は、鮮やかな色彩表現が多く、私の好きな画家です。
美術館のホームページで 三輪晁勢が紹介されていました。
「1901年(明治34)新潟県に生まれた三輪晁勢は、日本画家堂本印象の一番弟子です。
1921年に京都市立美術工芸学校に入学し、上村松篁、麻田辨自、池田遙邨らとともに日本画を学んでいます。
1927年(昭和2)の第8回帝展に《東山》が初入選、第12回展で《春丘》および第15回展で《舟造 る砂丘》が特選となり、晁勢は新進気鋭の作家として注目されました。戦後は、
師印象の影響を受けながらも、鮮やかな色彩で独創的な抽象表現を試み、 1961年(昭和36)には《朱柱》で芸術院賞を受賞しました。その後も鋭い観察力と独自の色彩感覚によって花鳥や風景、人物などを描き、 日本画壇に大きな足跡を残しました。」
今回の展示会は、日本画と水彩画、挿絵などを合わせた約120点が展示されています。
三輪晁勢回顧展は34年ぶりだそうです。
『美の京都遺産』という番組でも紹介されていました。
その画像ですが、紹介させていただきまます。
柘榴
舟造る砂丘
海女
丘の家
木屋町の家
古庫
朱柱
泳影
桜の小径 吉野
蓼科高原にて
養老緑水
寒風松原湖
春風吉野
私は個人的には水彩画が気に入りました。
日本画と違い重ね塗りが難しいのですが、明るく鮮やかな色使いには驚かされます。
画像はないですが、アジサイの作品はとても良かったです。