鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4155回】 無事、出所して帰宅しました

2022年05月16日 | 人として

昨日、無事に隔離施設を出所して、

本当に久しぶりに自宅に帰宅できました。

 

1週間の隔離期間、

もしお仕事ができていなければ、

私の精神状態はかなり厳しくなっていたかと思いますが、

先週、もともと予定させていただいていた、

全てのクライアント様がリモートでの対応を了承して下さり、

隔離施設の中でも仕事をさせていただいたことで、

どれだけ精神的に満たされたか・・・。

 

もう本当に、先週、お付き合いいただいた、

6社のクライアント様には心より感謝しております。

 

本当に、本当にありがとうございました。

この御恩、一生忘れません。

 

仕事の準備+リモートでのコンサルのおかげで、

1日のうち12時間は仕事に集中できていたので、

7日間の隔離期間がアッという間に過ぎましたが、

これ、仕事の時間がなかったら、

精神的に詰んでいたのではないか、と今、思います。

 

さて隔離期間中、

喉の調子が良くない日が3日ほど続きましたが、

熱は平熱(35.7~36.0の間)でしたし、

体調的には鼻と喉以外は、全く問題ありませんでした。

 

個人的には隔離施設を1秒でも早く出たかったので、

担当の方に、昨日の5時30分に出所したい、とお願いし、

(始発の電車に合わせたのです)

早朝から皆様のご協力のもと、無事出所できました。

 

出所の際は、「検疫証明書」というものをいただきました。

 

「上記の者は、検疫法に基づく検疫措置を完了したことを証明する」

 

という一文が明記された書類をいただき、

これを施設を出る際に、警備員の方に見せないと

出していただけないのです。

 

施設を出て、タクシーを拾い、

大阪駅まで移動して、始発の電車に乗り、

自宅には朝、7時に到着しました。

 

で、帰宅してスーツケースの中を整理し、

(スペインでの荷物でパンパン)、

お風呂に入り(気持ち良かった~)、

その後はずっと料理がしたかったので、

朝からキッチンに立ち、

スペインで買ってきたからすみを下処理し、

パスタをつくって食べました。

 

また隔離施設では、お酒も禁止だったのですが、

パスタに合わせ、ワインを開け、

久しぶりに食事を楽しむ、ということを経験しました。

 

ということで、無事に帰宅し、

昨日より普通の生活をさせていただいております。

 

家族と会えること。

外を歩くこと。

食べたいときに食べたいものを食べられること。

 

自分の意思で行動できることのありがたさを

この隔離生活の中で痛感しました。

 

そして仕事をさせていただけることのありがたさ、

クライアント様のありがたさも再認識できました。

 

こうしたことを忘れず、仕事に励みたいと思います。

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【第4154回】 商売の原点に立ち戻る良い機会

2022年05月15日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界は、コロナ禍の中、

かなりの追い風が吹いておりました。

 

お家時間が長くなることで、

今の住まいの不満に

いろんな方が気づき、

家を建てることが経済的に可能な方は、

この時期に一気に家づくりに動かれた。

 

結果、しっかりと発信ができている会社には、

多くのお客様がアプローチされ、

弊社のクライアント様も皆、

本当に集客に困らなかった期間が続きました。

 

そして今年に入り、緊急事態宣言も解除され、

多くの方がコロナ前のように

アクティブに動き出された。

 

旅行に行きたい。

美味しいご飯を食べに行きたい。

ショッピングを楽しみたい。

 

飛行機や新幹線の搭乗率の上昇と共に、

住宅会社のモデルハウスに来て下さるお客様は、

コロナ以前に戻ったなぁ、と感じます。

 

コロナ禍の時は来場が殺到していた住宅会社も

今年に入り、来場数が落ち込み(コロナ禍前に戻っただけ)、

入場制限をかけていた会社もそれが無くなったりと、

以前の業界の風景が戻ってきました。

 

ここ2年以上、追い風を経験してきた

住宅会社の経営者や営業責任者の方は、

やや不安を感じるかもしれませんが、

元に戻っただけです。

 

そしてそのタイミングで、世界的インフレ+円安という、

ダブルパンチを日本経済が食らってしまい、

消費者の財布の紐は固くなりつつあります。

 

追い風から向かい風に、風向きが変わったのです。

 

でも、こんなことを我々は過去、

何度も経験してきたはずです。

 

こういう時に何が大切かというと、

商売の原点に返ることです。

 

それは何かというと、

もうここに書く必要もないくらい、

基本中の基本を徹底するということ。

 

自社の商品をもっと良くするために、

商品の改善改良を繰り返す。

 

場合によっては、ゼロベースで見直したり、

新商品を開発する。

 

お引渡しをさせていただいたOB様や

今、建築中のお客様に満足していただける、

フォローやコミュニケーションが取れているか、

ちゃんと対応できているかをチェックする。

 

できていなければ、即動く。

 

本来、市場に発信していなければならない情報が

ちゃんと発信できているか、チェックする。

 

情報の質、媒体選定、頻度に問題は無いか?

 

もしあれば、秒で改善する。

 

事務所やモデルハウスの清掃は行き届いているか?

特にお客様がお使いになるトイレや、

ご来場されてすぐに目にする玄関は、本当にキレイか?

 

こうしたことを徹底していくと、

大抵の場合、状況は良くなっていきます。

 

そして今の時代、とにかく会社の雰囲気が重要で、

これは確実ですが、とにかく社員さんが楽しそうに

お仕事をされている会社にお客様は引き寄せられるのです。

 

こういうことをまずやることが大切なのですが、

この商売の本質を理解していない会社、経営者は、

こういう時に変な情報商材を購入したり、

胡散臭いFCやVCに加盟したり、

もしくはやたらと広告を打ったりするのです。

 

広告を強化するにしても、

まずは基本を徹底してから行いたいものです。

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【第4153回】 建築物を見まくって、インプット量を増やす

2022年05月14日 | 住宅コンサルタントとして

個人的には旅が好きだったり、

食べ歩きが好きだったりするので、

ちょっと洒落たホテルや旅館、レストランを

普通の人よりも知っている方だと思います。

 

私、気になったお店の設計を

誰がやっているのか、ということに

あまり関心が無かったのですが、

自分が個人的に気になっていた旅館やお店の設計を

ある設計事務所が実はかなりかかわっていた、

ということを最近、知りました(←遅っ!)。

 

で、個人的に大好きでつながっている、

愛媛のオーベルジュの息子さんが

しょっちゅう建築写真をインスタにUPしているのですが、

その方もこの設計事務所がかかわった物件を

よく見学していることが分かりました。

 

美術館や博物館といった、大きな建築物も良いですが、

実際、住宅の設計デザインの参考になるのは、

やはりショップやオフィス、公共のトイレなどです。

 

そう考えると、ここ最近は

レストランであれば料理、

ショップであれば売っている商品目当てで

訪れることが多く、

そのお店のデザインを勉強する目的で、

視察していないことに気づきました。

 

その目線で自分の行動を振り返った時、

ここ最近のインプット量が圧倒的に不足している、

ということを隔離生活の中で気づきました。

 

おかげ様で体調は良好で、

間もなく隔離生活も終わりますので、

ちょっと一気にいろんなショップや建物の

インプット量を増やすために、

一気に行動量を上げたいと思います。

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【第4152回】 会議や研修の形態

2022年05月13日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて17年。

 

10年以上の長いお付き合いのクライアント様は、

売上も棟数も、そして社員数も大幅に増えられました。

 

お付き合いが始まった当初、

例えば営業研修なんかでは、

参加メンバーが20名弱だったのが、

気づけば営業マンが50名近くになっている会社もあれば、

コンサルそのものの参加人数が

2名からスタートしたクライアント様が、

今では30名近くの方が参加されるようになったりと、

長いお付き合いの中で変化しています。

 

そして最近思うのが、

研修の参加者数が増えると、

どうしても表面的な部分しか伝わらない、ということ。

 

まあこれは、私自身の伝える能力の低さに

要因があるかもしれませんが、

どうしても研修の参加人数が多くなると、

一人ひとりに当てて質問に答えていただくとか、

重要なことをお伝えした後の感想を

全員に聞くことができなかったりする訳です。

 

すなわち、参加人数が多ければ多いほど、

一方的な伝達になりやすい。

 

逆に参加人数が少ないほど、

相互方向でのコミュニケーションが可能となり、

例えば質問しやすくなったり、

自分なりの意見を言いやすくなったりする訳で、

結果、参加メンバーの理解は深まるのです。

 

自社の研修や会議に関して、

組織の成長と共に、最適な形は変わっていくと思います。

 

すなわち、健全な成長をしている会社の場合、

会議体や研修の形は定期的に変わることが正しくて、

何年もその形が変わっていないのであれば、

それは形式的になっていると言わざるを得ないでしょう。

 

そして会社の理念や戦略といった、

全社員が深く理解しなくてはならないことについては、

特に少人数でしっかりと理解してもらうような工夫が必要です。

 

そんなことを感じた1日でした。

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【第4151回】 理由に価値がある

2022年05月12日 | 住宅コンサルタントとして

売れない営業マンは、商品を説明し、商品を売り込む。

 

売れる営業マンは、自分や会社の考えや思想を伝え、

更に理由をちゃんと伝えることができる。

 

これは私が個人的にずっと思っていることです。

 

なぜ、この仕事を自分はやっているのか?

なぜ、この会社で自分は働いているのか・

自分はこういうことをいつも心がけているが、

それはなぜか?

当社が大切にしている考え方はこういうことなのですが、

なぜそういうことを大切にするようになったかというと、

それはこういう理由です。

 

というように、自分のことや会社のことを話すのに、

全てに理由を持っていて、それを分かりやすく伝えることに

お客様は価値を感じて下さるのですね。

 

例えば、皆さんの会社が

立派なショールームを持っていたとしましょう。

 

なぜそんなショールームをつくったのか?ということを

ちゃんと説明できるスタッフさんは何名いるでしょう?

 

感度が高いスタッフさんは、

自ら質問をしてくれ、深く理解し、

お客様に伝えてくれるでしょうが、

大半のスタッフさんは、ショールームの説明はできるものの、

なぜこういうショールームをつくったのかを

お客様に説明することができなかったりします。

 

会社がやっていること、会社が開発した商品やサービスなど、

ありとあらゆるものの理由が語れるように、

社員教育を徹底した方が、絶対に良いと思います。

 

理由にこそ、価値があるのです。

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【第4150回】 イイ人で終わらない営業マンになるために・・・

2022年05月11日 | 営業マンとして

今の時代、お客様は来場前に住宅会社を徹底的に調べ、

自分好みの家を建ててくれそうな会社、

好印象な会社を数社、絞った上でアクションを起こされます。

 

すなわち、資料請求や来場があった時点で、

既に書類選考はパスしているのです。

 

ところが、どのお客様も契約する会社は1社だけです。

 

お客様は最後の1社に絞る時のその心理状況は、

恋愛とそっくりだよなぁ、と個人的に思っています。

 

「イイ人」「良い友人」で終わるのか?

それとも「恋人」に選ばれるのか?

 

「恋人」に選ばれなければ、

営業マンとしてどれだけ頑張って取り組んだとしても、

評価はゼロな訳です。

 

ですから、お客様に最後の最後で選んでいただけるよう、

自分自身の魅力を磨き、

お客様に選ばれるような行動をするしかありません。

 

イイ人で終わる営業マンに共通するポイントは、

とにかくお客様の依頼や要望には誠実に答えますし、

約束も守りますし、本当に対応としては問題無いのですが、

お客様を感動させたり、お客様をキュンとさせることが苦手、

という部分に集約されるよな、と思うのです。

 

すなわち、お客様の視点で見ると、全てが想定内の言動なのです。

 

逆に最後の1人に選ばれる営業マンに共通するのは、

お客様の想定を超えるスピードや対応ができるということ。

 

またお客様にサプライズを仕掛けるのも上手なのです。

 

「想定を超える」とか、「サプライズ」ということは、

マニュアル化が難しいということです。

 

ではどうすれば、お客様の想定を超える行動が

営業マンとして取れるようになるのか?

 

これは自分自身が一流の人とお付き合いしたり、

自分自身が一流のサービスを受け、

何階かサプライズ体験してみる、ということが

最も近道なのではないか、と思います。

 

私自身、最初に一流に触れたのは、

前職の師匠に連れていっていただいた、

レストランでのサービスでした。

 

食事が美味しいか美味しくないか、

その評価軸しか持っていなかったのですが、

接客や料理を提供する際の情報の伝え方、

それからスタッフさんの関わり方で、

こんなにも食事の満足度って変わるのか、

ということを学ばせていただきました。

 

その後、おすすめのお店を師匠や、

自分が尊敬する方たちから教えていただき、

片っ端から体験し、サプライズのポイントなどを

感覚的に少しずつ分かるようになり、今に至ります。

 

最後に選ばれる営業マンになるために必要なのは、

一流のお店やビジネスパーソンの

サプライズやサービスを体感することだと

個人的に思っています。

 

皆さんは、そういう体験、出来ているでしょうか?

 

お金がない。

時間がない。

 

言い訳ばかりして、一流を経験することを先延ばししていませんか?

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【第4149回】 良質なコミュニティを構築するには・・・?

2022年05月10日 | 住宅コンサルタントとして

会社であれば、自社。

ビジネスパーソンであれば、自分。

 

その周辺に良質なコミュニティを構築することが、

これからの時代、非常に重要となる、ということを

昨日のブログで書きました。

 

では、どうすれば良質なコミュニティを構築できるのか?

 

これは結論から言うと、

法人・個人の人間力を高め続け、

いろんな方のお役に立つことを継続する、

ということでしか、良質なコミュニティはできないのです。

 

では、なぜ人間力を高めなくてはならないのか?

 

それは、人は能力的に自分と同じレベルか、

自分よりレベルが上の方としか、

つながれないからです。

 

より多くの方とつながりたい、

より多くの方に相手にしてもらおうと思うのであれば、

自分自身の人間力を高めるしかないのです。

 

そしてつながりを持てた方に対して、

とにかくお役に立つことをコツコツと積み重ねる。

 

そうした結果、自分を応援して下さるコミュニティが

いつしか自然と出来上がるようになるのです。

 

では、人間力を高めるにはどうすればよいか?

 

それは、自分よりもレベルが高い方から、

人として考え方や生き方を学び続け、

善行を積み重ね、正直で誠実に生きていくことです。

 

すなわち、常に向上心を持ち、

勉強好きですなおで誠実な方が、

優良なコミュニティを持てるようになるのです。

 

そして類は友を呼びますから、

そういうレベルの人間力の方のコミュニティには、

同じようなレベルの方たちが集まっていて、

その輪がドンドン広がっていくのです。

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【第4148回】 リモートでの仕事スタート

2022年05月09日 | 住宅コンサルタントとして

隔離生活実質2日目です。

 

毎食、お弁当を出していただけるのですが、

冷たいのと、おかずのレパートリーが少ないので、

さすがに食べ続けるのが困難になってきました。

 

ということで、本日、

生まれて初めてウーバーイーツを利用しました。

 

さて、昨日より今週お伺いする予定のクライアント様に、

リモートでの対応をお願いしているのですが、

各クライアント様、皆様本当に

あたたかいお言葉をいただき、

快く了承していただきました。

 

心より感謝申し上げます。

 

もう本当に素晴らしいクライアント様に

恵まれていることを改めて痛感し、

ますます仕事に打ち込み、

お役に立てる提案をさせていただく所存です。

 

さて本日は、GW仕事明け初日なので、

ちょっと業界の今後をまとめてみたいと思います。

 

今年の3月より、

住宅業界全体における風向きが変わりました。

 

コロナ禍の中、ずっと業界内に吹いていた追い風は止まり、

昨年、一昨年と来場も契約も好調だった会社も

この3月、4月は苦戦している割合が非常に高い。

 

捌ききれないくらい来場が好調であった、

弊社のクライアント様ですら、やはり落ち込んでいます。

 

その最大の要因は、住宅の価格が上がり過ぎたこと。

 

ウッドショックの影響で、

もともと木材価格が上昇していましたが、

そこに加え、ロシアのウクライナ侵攻により、

原油価格や木材価格、更にはあらゆる材料の値段が、

この先もまだ上昇するでしょう。

 

家を建てようと思って、友人から情報を収集したり、

YouTubeやSNSを駆使して価格をリサーチすると、

どうも2年~3年前に家を建てた人と比較して、

あまりにも価格が上がり過ぎていて、

自分が損をした気になり、

住宅を建てたり購入するのを躊躇する方が

思ったよりも増えているのでは、と思います。

 

また、昨年・一昨年と

前倒しで家づくりに動かれた方も多いのだと思います。

 

ちょっと表現方法は悪くて大変申し訳ありませんが、

池(=商圏)の中の魚(=お客様)が激減しているのに、

釣り糸を垂らしている釣り人(=住宅会社)の数は減っていない。

 

むしろ、その釣り人は、池の中に

何本もの糸(SNSやYouTube、WEB広告)を垂らしているので、

もう魚はお腹がいっぱいで、食べたくない、という感じなのです。

(←この表現方法より上品で分かりやすい例えがあれば、

是非私にご教授下さいませ)

 

こういう時代に効果を発揮するのは、

更なる情報発信の強化ではありません。

 

それは、これまでお客様や取引業者様に対して、

どれだけ信用の貯金を積み重ねてきたか、ということ。

 

違う言い方をすると、

自分たちが市場の中で

どれだけ良質なコミュニティをつくってきたか、

ということが非常にポイントとなるのです。

 

どの会社もSNSやYouTubeを頑張り、

どの会社もWEB広告に力を入れまくっている中、

これらのコスパは下がり続けています。

 

良質なコミュニティとは、

皆さんの会社に好意や好感を持ち、

応援して下さる方たちが

ある一定数以上いる集団のことです。

 

最後は良質なコミュニティをつくった会社が勝つのです。

 

良質なコミュニティをつくるために、

皆さんの会社はどんなことに取り組んでいますか?

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【第4147回】 ホテルでの隔離生活

2022年05月08日 | コロナ

マドリードを出てから関西空港まで約20時間。

 

そして空港での検疫からホテルまで約7時間。

 

その間、服も着替えられませんでしたので、

ホテルに着いてすぐにシャワーを浴びました。

 

その後、お弁当が夜0時過ぎに配られ、

それを食べた後、体は疲れているのですが、

空港で5時間拘束されたことで

精神的に興奮状態で寝れませんでした。

 

ホテルはシングル10平米程度でかなり狭く、

息が詰まるような感覚も感じ、

しかもそれが1週間続くことを考えると、

かなりブルーになっていき、

珍しくネガティブな気持ちに支配されました。

 

体は疲れ、大して飛行機内でも寝ていないので、

身体も睡眠を欲しているのに、眠れない。

 

この部屋なんて、例えば刑務所の独房の環境からすれば、

もう天国に近い状況なのに、

そこで息が詰まりそうになる自分がいる。

 

私、絶対に刑務所では暮らせないな、と再認識。

法を順守し、正しく生きていきます。

 

また、我が家の長男は警察学校で今、

警察官になるためのトレーニングをしていますが、

警察学校の部屋(4人1部屋でカーテンで仕切られているだけ)

よりは、このホテルの方がまだ、環境は良いのに、

それでも精神的に落ち着きませんでした。

 

そこで眠らずに、動こうと思いました。

 

よくよく考えると、明日以降着る服が無いので、

洗濯をしたり、荷物を整理しようと考えました。

 

隔離先のホテルでは、

感染者から出されるものは、全て捨てる手続きなので、

クリーニングをお願いするなどは一切できず、

ホテルの浴室内で洗濯するしかありません。

 

幸い、洗剤は支給していただけるので、

夜中にコールセンターに電話をし、

洗剤を持ってきていただけました。

(フロントではなく、1階部分に医療関係者が

24時間待機されていて、必要なものを部屋の前に

全て置いて下さるのです)

 

で、夜中に洗濯をし、ハンガー4本とランドリーパイプに

洗ったモノを干していると、少しずつ落ち着いてきました。

 

ただ、まだ興奮状態は続き、眠ることは無理でしたので、

そこから紙とボールペンを取り出し、

自分のこれまでとこれからのことを書き出しました。

 

そういえば、最近自分自身を分析したりだとか、

自分の気持ちを紙に書き出す、なんてことをしていないな、

ということを改めて感じました。

 

そんなことをしている間に、

明け方近くなって、ようやく眠れそうな精神状態に。

 

2時間程度、眠ることができました。

 

さて、隔離施設での生活をまとめると

以下のようになります。

 

・食事は1日3回、定時に館内放送で呼び出され、

部屋の前にある台の上に置かれる。

1時間以内に食べなければならない。

 

・ゴミは都度、ドアの外に置いておくと捨てていただける。

 

・部屋から一歩も出れないが、

備品は全て電話をすれば、持ってきていただける。

高級ホテルのコンシェルジュサービスのよう。

 

・洗濯は洗面所で自分でやる必要あり。

 

・ウーバーイーツなども依頼できる

 

という感じです。

 

気分転換が上手な方だと、それほど苦じゃないかも、です。

 

私自身は、読み切れていなかったメルマガを読み切ったり、

なかなか整理できていない受信BOXを整理したり、

明日以降のテキストを制作したり、と

それなりにやることがあるので、時間が進むのが速いです。

 

せっかくの機会なので、この経験を楽しみたいと思います。

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【第4146回】 帰国時の検査にて陽性反応

2022年05月07日 | コロナ

無事、日本に帰国しました。

 

日本の空港に到着すると、

海外から帰国した方はまず、

MY SOSというアプリをチェックされます。

 

このアプリに滞在先の医療機関での

コロナの検査の結果証明書を添付し、

事前にチェックを受けるためです。

 

私、スペインのマドリードの医療機関に行って、

PCR検査をして、陰性との結果だったので、

それらをマドリードのホテルでMY SOSに登録しておきました。

 

帰国すると、今度はワクチン接種証明、MY SOSをチェックされ、

かつ唾液検査を再度、されます。

 

私の場合、17:30に空港に到着し、唾液検査。

 

家内は19:00には陰性の判定が出たのですが、

私は20:30になっても判定が出ません。

 

どうやら、再検査となる模様、

 

家内には関西空港から先に帰ってもらい、

私は空港に取り残されました。

 

待てども待てども、検査結果は出ず、

時間は3時間、4時間と経過していきました。

 

結果、22:30に、陽性の反応が出た、とのことで、

急遽、ホテルに隔離されることとなりました。

 

日本に帰国してから、

空港で5時間拘束されたことになります。

 

この5時間、拘束されたことは無かったので、

日頃は精神的にタフな私も堪えました。

 

今回、海外に行く目的として、

 

1.次男に会う

2.CLを観戦する

3.海外へ行く、もしくは帰国の際に必要な手続き等を

  私自身が体験し、クライアント様にお伝えする

 

ということがあったのですが、

まさかの陽性反応→ホテル隔離まで体験できるとは、

思いもよりませんでした。

 

ということで、クライアント様には大変申し訳ありませんが、

今週1週間はホテルから出ることができませんので、

5月9日~5月14日まで予定させていただいていた、

各地のクライアント様にはリモートにて

対応させていただくことをお許し下さいませ。

 

ただ、最悪こうなるかも、とシュミレーション済みで、

リモートに必要な道具はスペインにも持っていっておりました。

 

備えあれば、憂いなし。

 

ちなみに、体の方は至って普通(熱も咳もありません)です。

 

でも、コロナ感染に気づかずに、

クライアント様のところにお伺いしたとしたら、

それこそ大変なことになりますし、

多大なご迷惑をおかけすることにもなりました。

 

陰性反応が出れば、

来週には通常通りの業務が可能です。

 

それまで、定められたルールを順守します。

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【第4145回】 帰国前にお買い物&陰性証明書取得

2022年05月06日 | 住宅コンサルタントとして

サンティアゴ・ベルナベウでの興奮から

まだ冷めやらぬ中、

帰国前日ということもあり、

お買い物とCOVID19陰性証明書取得で

昨日1日はあっという間に終わりました。

 

今回の旅では、

私自身はベルト、

家内はピアスとネックレス、

そして次男はジーンズにトレーナー、Tシャツを

現地のお店で購入しました。

 

スペイン、少額でもタックスフリーが有効なので、

全てのお買い物で免税の手続きをしていただきました。

 

そしてスペインといえば、エルコルテでのお買い物、

特に食品の購入が楽しみで、

今回も大量に購入しました。

 

オリーブオイル、ワイン、アリオリ(ニンニクの風味のマヨネーズ)。

パスタ、塩、チョコレートなど、飲食店の仕入れ並みに購入。

 

そして一昨日、PCR検査をしてもらった医療機関に、

証明書の取得のために再訪問しました。

 

結果は私も家内も陰性。

 

無事、日本に帰国できます。

 

ただ、こんな面倒な手続きをしているのは、

日本と中国のみだと思います。

 

そもそも、日本に立ち寄る前の国で、

陰性証明書を取得させ、

更に日本に入国する際も再度チェックをする。

 

そこまでの検査体制を敷いているのに、

まだ外国人の入国制限をしている。

 

アホ過ぎます。

 

実際、今回スペインの方たち複数名からも、

 

「日本に行きたいけれど、行けるのか?」

 

と聞かれたり、

 

「ワンピースのルフィのタトゥーを入れてるんだ」

 

と言われたり、日本は人気です。

 

特にスペイン、かなり親日国だと感じます。

 

マドリードの賑わいはハンパなく、

世界は確実にコロナ前に戻っていると痛感した、

今回のGWの旅でした。

 

次男と5日間、一緒に過ごして、

私も家内も本当に楽しめましたし、

次男のスペイン語の上達っぷりに

目を細めっぱなしでした。

 

今日、午後の便で、

ドバイ経由で関西空港に帰国します。

 

マドリード空港までは、エミレーツ航空が手配してくれた、

ハイヤーがお迎えに来て下さる予定(無料)。

 

皆様はどのようなGWをお過ごしですか?

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【第4144回】 サンティアゴ・ベルナベウにてCLを観戦する

2022年05月05日 | 人として

昨日はまあいろいろとありましたが、

もう欧州サッカーの最高峰、

CL(チャンピオンズリーグ)の準決勝、

レアルマドリードVSマンチェスターシティの一戦を

サンティアゴ・ベルナベウにて観戦し、

とにかく興奮した、ということに尽きます。

 

まず現地に試合開始1時間30分前に着くように、

タクシーで移動したのですが、

スタジアム周辺ではもう歌や発煙筒で

大盛り上がり。

 

大半の人が、酒を飲み、たばこを吸っていました。

 

で、この人たち、試合を見るのかと思いきや、

試合時間が近づくにつれ、

スタジアムと別方向に進む人たちも・・・。

 

そうなんです、ただ単に騒ぎたい人が、

こんなにもいるのか、とちょっと驚きました。

 

日本だと、例えばハロウィンであったり、

サッカーのワールドカップの試合の際、

渋谷のスクランブル交差点や大阪道頓堀に

騒ぎたい人が集まりますが、

まあ大半が学生か若者ですよね?

 

それがこちらでは、大のオッサンも多々いました。

 

試合前にスタジアムに集まり、

試合中はパブリックビューイング等で観戦し、

試合後にまたスタジアムに集まって大騒ぎする。

 

暇か!(←ツッコミたい)

 

で、試合前に騒ぎたい人達のせいで、

スタジアムにたどり着くまでに人込みをかき分け、

とにかく疲れましたが、無事スタジアムに到着。

 

チケットはWEBチケットだったのですが、

スタジアム周辺、とにかく電波が弱く

(というか、6万人が皆、一斉にアクセスするので)

全くWEBチケットが表示されず、

念のためスクショしていたWEBチケットの画面を

提示するも、「それはダメ」と言われ、

さすがに焦りました。

 

ところが、次男がスペインの電波だったので、

次男の携帯でギャザリングをして

何とかWEBチケットを提示でき、

スタジアムに入るまで1時間程度かかりましたが、

何とかサンティアゴ・ベルナベウに入れました。

 

生まれて初めてのサッカー観戦が、

サンティアゴ・ベルナベウでCLの準決勝という、

何ともスペシャルな試合。

 

試合前から盛り上がり、

地響きが続く中、試合がスタートしました。

 

現地で見る限り、とにかく前半は失点を防ぐために、

レアル・マンC共に堅実な守備を引いて、

試合を進めていました。

 

後半に入り、まず仕掛けたのがレアル。

 

ここで一気に点を取りたかったのでしょうが、

フィニッシュの精度が悪く、後半もしばらく0対0の展開。

 

で、後半途中から、一気にマンCペースになり、

そんな中、マンCがゴールをゲット。

 

その後、モドリッチを下げたレアルは、

完全に試合を組み立てられず、

マンCが試合を支配し、後半40分を迎えました。

 

試合も完全にマンCペースで、レアル応援団も

テンションが下がっていたのです。

 

「これはもう、試合が決まったな」

 

とレアルファンの私もあきらめていたのですが、

後半45分にベンゼマの折り返しをロドリゴが決め、

何とか1点を返しました。

 

で、この1点で、スタジアム全体が雰囲気が変わりました。

 

ロスタイムは5分の提示。

 

この1点を獲得後のわずか1分後に、

今度はロドリゴがヘッドで決めるという奇跡。

 

もうスタジアムが、狂ったような状態に・・・。

 

そこからマンCは、歯車が狂い出し、

グリーリッシュ選手以外、パッとせず、

ペナルティエリア内で倒されたベンゼマがPKを決め、

何と3対1になりました。

 

この後半43分からのレアルマドリードに起こった奇跡。

 

現地で生で観戦していて、

本当にこんなことってあるのか、と

もう鳥肌が立ちまくっておりました。

 

これぞ、CLで最高の優勝回数を誇る、

レアルマドリードの勝者のメンタリティ。

 

勝つことが常習化しているチームだからこそ、

最後まで皆、集中して戦える。

 

チームの勝ちぐせをつけておくことって、

本当に大切なんだ、と改めて感じました。

 

いや~、もう本当に感動しまくりの120分でした。

(でも決勝では、リヴァプールを応援します!

ってどないやねん!)

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【第4143回】 海外からの入国前の手続きについて

2022年05月04日 | 人として

日本を出る時も大変ですが、

日本に入国する際はもっと大変です。

 

それが面倒で、海外に行かない日本人も多いと思いますし、

海外からの外国人の入国のハードルを高くしています。

 

これも情弱年寄の票集めのために

忖度しまくっている現政権の政策のせいですね。

(トランジットでドバイの空港で時間を潰す際は、

一切のチェックなしでしたし、

スペインに入国する際は、ワクチンの接種証明の提示のみ)

 

日本に入国する際に必要なのは、

2022年5月現在、

 

「滞在国出発前72時間前に、現地医療機関で

コロナに関する検査を受け、陰性証明書を取得する」

 

ということを満たすことです。

 

すなわち、現地の医療機関に行き、

そこで現地の言葉、もしくは英語を使って検査を受け、

指定の書式に記入していただくことをしなければ、

日本行の飛行機に搭乗すらできない、ということ。

 

ヨーロッパの先進国との差に唖然としてしまいますね。

 

私たちは次男に通訳をしてもらい、

次男と共に医療機関に行って、

私と家内の陰性証明書を取得しようとしていますが、

言葉を話せない方の場合、

現地の代理人に医療機関の予約などを依頼する必要があり、

その場合の手数料が某旅行代理店の場合、

3~4万円、必要となるのです。

 

ぼったくりすぎです。

(ちなみに、スペインで検査+接種証明書発行で、

日本円で6000円くらいです)

 

こんなアホ臭いことをしているから、

日本はドンドン取り残されていくのです。

 

正直、これまで日本に好感を持ってくれていた、

海外の方たちは、誰も日本に来てくれなくなるかも、です、

こんな面倒臭いことを義務化していると。

 

結局、経済がうまく回って、

国民に余裕が生まれなければ、

国民の生活の満足度は上がらない訳です。

 

コロナに関して、重症化する可能性が極めて低いことは、

既に世界の各国は理解しているので、

多少のリスクを背負いながら経済をガンガン回す、

という政策を選択している訳です。

 

日本の政策、個人的に変わって欲しいと思っています。

 

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【第4142回】 次男の成長

2022年05月03日 | 人として

次男がスペインに来て、早8か月。

 

レストランに行った際の

店員さんとのやり取りなんかを聞いていると、

完全にスペイン語を使いこなしているというか、

私たちの通訳をやってくれます。

 

ただ、東洋人を見ると、

現地の方はほぼ英語で話しかけてくるので、

 

「スペイン語でしゃべって!」

 

と毎回、次男が言っているのを聞いては、

夫婦でニヤニヤ笑っています。

 

さて今回のGWに来た最大の目的は、

次男に会うことなのですが、

それ以外にも

 

  • チャンピオンズリーグ準決勝をレアルの本拠地で観戦する
  • 次男に頼まれていた日本のお菓子や食品を届ける

 

という目的もあり、

家内はかなりの食品をスーツケースに入れてました。

 

その持ってきたお菓子や食品を次男に渡した後、

次男がてっきり自分で食べるのかと思いきや、

あちこちの国から留学に来ている友達に

日本のお菓子を食べてもらいたい、

ということだったらしく、

皆から好評だったと教えてもらいました。

 

「ホンマ、俺、人の運には恵まれてるわ~」

 

というのが口癖で、スペイン人やオランダ人、

更には台湾の方や日本人など、

もの凄くネットワークが広がっているようです。

 

個人的には、人様とのご縁に恵まれている、

と心から思って感謝している人は、

ますます良いご縁に恵まれていくと思っていますが、

次男はまさにこのタイプで、

本当にどこに行っても楽しく暮らせるタイプだと思います。

 

そして友達を大切にし、

友達が喜んだり、楽しくなることを企画するのが好きで、

例えば現地にサッカー留学で来ている友達が、

他のクラブチームに売り込むための

プレイを動画編集してあげたりだとか、

友人を家に招いて料理を振舞ったりして、

自然とネットワークが広がっていったそうです。

 

子どもが楽しく過ごしてくれているのを見て、

本当にスペインまで来た甲斐がありました。

(ってまた8月に来るんですけど・・・)

 

後、クライアント様にはお伝えしていました、

サッカー世界最高峰のチャンピオンズリーグ準決勝、

レアル・マドリードVSマンチェスター・シティーの一戦、

無事チケットが届きまして、なんとレアルの本拠地、

サンティアゴ・ベルナベウで観戦できることになりました。

 

チケットを手配したサイトが、

詐欺サイトかどうか、かなり怪しかったのですが、

前日に届くという奇跡がおきまして、

現地で観戦してきます。

 

もともと、東京オリンピックの

サッカーの準決勝のチケットを

ビジネスパートナーさんのおかげで

購入できていたのですが、

1年延期となり、無観客試合となり、

世界レベルの試合を観戦させてあげられる機会が

いつか来ないかな、と思っていたのですが、

まさかのCLのチケットをゲットでき、

しかも親子3人で観戦できるのは、夢のようです。

 

ということで、5月4日はマドリードに移動し、

CLを楽しんできます。

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【第4141回】 海外に来ると見えてくる現実

2022年05月02日 | 住宅コンサルタントとして

スペインに来るのは、

今回で7~8回目くらいだと思いますが、

今回来て率直に感じるのは、

 

「物価、結構高くなっているなぁ」

 

ということ。

 

モッツァレラチーズが2ユーロだったり、

2リットルのミネラルウォーターが0.4ユーロだったり、

ボトルワインが3ユーロ、ビール350ミリが1ユーロ、

という価格だけを見ると、食品は安いのですが、

ホテルの価格や飛行機、鉄道の価格は

間違いなく上昇していますし、

外食した際の金額も上がっていると感じます。

 

スペインでそう感じるので、

イタリアだともっとそう感じるでしょうし、

イギリスやドイツだともっと高く感じるでしょう。

 

何が言いたいかと言うと、

日本のデフレがハンパないということ。

 

というか、今の日本の物価だと、

海外から来た人たちは、

日本滞在中、世界最高のコスパは日本である、

ということを感じると思います。

 

良い見方をすると、

日本で作ったモノを海外に売りやすくなりますし、

観光客は日本に殺到する可能性が高いということ。

 

逆の見方をすると、

輸出や観光がうまくいかなければ、

日本経済は衰退するということです。

 

今回はスペインしか来てませんが、

次男の友達たちは、

 

「ちょっとイタリア、行ってくるわ」

 

みたいな感じで、既にあちこち移動しまくっていますし、

今日、食事に行ったレストランでは、

周囲の席からは英語しか聞こえてきませんでした。

 

世界は完全にコロナ前を取り戻しているのですが、

我が国とお隣の中国だけは、頑なに鎖国状態を続けています。

 

変化を嫌い、ネガティブな年寄りに忖度し、

年寄りウケする政策を取り続ける限り、

我が国の経済的成長は無いと言い切れます。

 

このメーデーの時期は、

ヨーロッパでは休暇を取る人もおそらく多く、

スペイン第三の都市、バレンシアにも

本当にいろんな国の方たちが来ています。

 

日本国内を行き来する方は、

このGW、それなりに増えているかと思いますが、

外国の方たちを受け入れ、

観光・ショッピング・宿泊・食事を楽しんでいただき、

日本経済を回し、以前のように人手不足になる。

 

その中で賃金上昇と、

人手不足を解消する新たなシステムの構築などが発生し、

次の成長の芽が出ると個人的に思っています。

 

なので、外国人観光客の無制限受け入れを

早く実現したら良いのに、とスペインに来て痛感します。

 

と、お堅いテーマになりましたが、

バレンシアでの滞在、満喫しています。

 

今回、とても勉強になったのは、

スペインの天気予報はメチャいい加減、ということ。

 

本日は100%雨、という予報だったのですが、

結局午後から天気は良くなって、

1日アクティブに行動できました。

 

そういう意味でも、日本はやはりすごい国なのです。

 

海外に来ると、日本の良い点にも改めて気づかされます。

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