鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4167回】 頭の回転が速そうで話が長く、少し鼻につくタイプの営業マンが売れない

2022年05月28日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界の営業の世界で、

もう本当にハッキリしているのが、

タイトルの通り(笑)です。

 

もうまさにこのタイプの営業マンが、

劇的に売れなくなっている。

 

今、お客様が求めているのは、

教えてくれる人ではなく、

 

「寄り添ってくれる営業マン」

「話を聴いてくれる営業マン」

 

なのです。

 

とにかくお客様が本音を話しやすいような空気をつくるのがうまい。

 

お客様の話をしっかりと聴きながら問題点を整理し、

その解決策を提案する、という当たり前のことが

しっかりと出来ているのです。

 

そしてお客様が本音を引き出しやすいように、

接客をする場所にお客様が本音を引き出しやすいように

さまざまなパネルの展示や映像をお見せするなど、

しくみの構築もしっかりとできています。

 

お客様は答えを求めている訳ではなく、

自分たちのことを分かってくれる営業マンを求めている。

 

ここを正しく理解し、

お客様の要望に対応できる体制をどうつくるのか?

 

ここが、今の時代の最大のポイントだと思います。

 

こういうことを理解できず、

ただただ価格の安さや性能の高さ、

それから土地の情報力でゴリゴリ押していく会社は、

まあ苦労していくことになるでしょう。

 

このポイントを理解できている営業マンには

多くのお客様が殺到し、

ここを理解できず、説明と商品力で売れると思っている、

感度の悪い営業マンの前には誰も集まらない。

 

今はそんな時代です。

 

時代やお客様のニーズを正しく把握し、

そこに合わせて自分たちを変えていくことが経営です。

 

しっかりと経営したいものです。

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