鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4151回】 理由に価値がある

2022年05月12日 | 住宅コンサルタントとして

売れない営業マンは、商品を説明し、商品を売り込む。

 

売れる営業マンは、自分や会社の考えや思想を伝え、

更に理由をちゃんと伝えることができる。

 

これは私が個人的にずっと思っていることです。

 

なぜ、この仕事を自分はやっているのか?

なぜ、この会社で自分は働いているのか・

自分はこういうことをいつも心がけているが、

それはなぜか?

当社が大切にしている考え方はこういうことなのですが、

なぜそういうことを大切にするようになったかというと、

それはこういう理由です。

 

というように、自分のことや会社のことを話すのに、

全てに理由を持っていて、それを分かりやすく伝えることに

お客様は価値を感じて下さるのですね。

 

例えば、皆さんの会社が

立派なショールームを持っていたとしましょう。

 

なぜそんなショールームをつくったのか?ということを

ちゃんと説明できるスタッフさんは何名いるでしょう?

 

感度が高いスタッフさんは、

自ら質問をしてくれ、深く理解し、

お客様に伝えてくれるでしょうが、

大半のスタッフさんは、ショールームの説明はできるものの、

なぜこういうショールームをつくったのかを

お客様に説明することができなかったりします。

 

会社がやっていること、会社が開発した商品やサービスなど、

ありとあらゆるものの理由が語れるように、

社員教育を徹底した方が、絶対に良いと思います。

 

理由にこそ、価値があるのです。


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