氏郷まつりが行われた11月3日、コミュニティー文化センターで「蒲生氏郷公顕彰事業 松阪市民能」が開催されました。この催しは松阪能楽連盟(福田 勝会長 5団体 会員38人)や松阪市・松阪市教育委員会が主催して行われたものです。これまでは「薪能」として松阪公園野外ステージで行われていましたが、天候などに左右されるため、今回から会場を室内に移して行われることになりました。
今回は能・狂言の前に、「ワークショップ」として私たち観客に「謡(うたい)」の歌い方を教えてもらったり、能で用いる横笛・小鼓・大鼓・太鼓の説明を聞いたり、また実際に子どもたちが舞台に上がって、仕舞の体験をしました。
能の演奏は4つの楽器、4人1組で決まっており、舞(シテ)と歌(地歌)と音楽(囃子)で表現されるミュージカルとも言えるということです。4つの楽器のうち大鼓(おおつつみ)は皮を張って5~6曲使うと皮のピークが過ぎ、年に10回位張り替えを行うということです。また皮を張ってから使うまでに数年はかかるということです。
今日公演された狂言は「口真似」という題目で、主人の真似をする太郎冠者の様子がユーモアに演じられ、客席から笑いが起こっていました。また能では「阿漕」という題目で、津の阿漕が浦の阿漕平治の伝説にまつわる話しでした。
今回の市民能は有料でしたが、来場した約250人の市民は、世界無形文化遺産に登録された能楽を堪能しました。
今回は能・狂言の前に、「ワークショップ」として私たち観客に「謡(うたい)」の歌い方を教えてもらったり、能で用いる横笛・小鼓・大鼓・太鼓の説明を聞いたり、また実際に子どもたちが舞台に上がって、仕舞の体験をしました。
能の演奏は4つの楽器、4人1組で決まっており、舞(シテ)と歌(地歌)と音楽(囃子)で表現されるミュージカルとも言えるということです。4つの楽器のうち大鼓(おおつつみ)は皮を張って5~6曲使うと皮のピークが過ぎ、年に10回位張り替えを行うということです。また皮を張ってから使うまでに数年はかかるということです。
今日公演された狂言は「口真似」という題目で、主人の真似をする太郎冠者の様子がユーモアに演じられ、客席から笑いが起こっていました。また能では「阿漕」という題目で、津の阿漕が浦の阿漕平治の伝説にまつわる話しでした。
今回の市民能は有料でしたが、来場した約250人の市民は、世界無形文化遺産に登録された能楽を堪能しました。